糖質亭砂糖金平さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

糖質亭砂糖金平

糖質亭砂糖金平

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マルリナの明日/殺人者マルリナ(2017年製作の映画)

3.4

面白かったけど、なあ。もう正しさとか必要ないからもっと無茶苦茶でもよかった。

イノセンツ(2021年製作の映画)

2.2

期待はずれ。
不協和音で不穏にするしか能がない。映画の学校の卒業制作と言われれば評価は高いかもしれない。

天使の影(1976年製作の映画)

3.2

戯曲原作の映画って感じ。疲れる。
歌手が出てるとこは楽しかった。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.2

花卉農家、綺麗だった。心の痛みを身体と近づけるために自傷してうんちゃら。
骨折が癒えるように心の傷もなんちゃら。

そら悲しいやろ、としか。

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

4.3

オモロい。動きがゴムボールみたいに跳ねてる。
天丼は3回目以降からオモロい。

金曜日の夜(2002年製作の映画)

3.8

久々のドゥニ。
接写接写。最初つらかったけど慣れてくる。
地平線だとか人間の形だとか図形や構図で画面を構成するのは普通だが、そうではなく肌や物体の質感を追って動線を作っている、と自分の中で定義したら観
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.2

めっちゃ良いじゃん。なんならXより好き。

キッチンにて、ミルクをお供に金髪と話すシークエンス前作にも似たようなシーンあったような。
どうせなら死体とミュージカルとかして欲しかったが。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

オババ軍団のキャラデザイン、ほぼ山上たつひこ。宮崎駿は遺作にガキデカをアニメ化するべき。

筋の整合性なんて気にせず、描写を楽しもう。クオリティ最強。

アモーレ(1948年製作の映画)

3.8

一幕、ワンシチュエーションで一人芝居。カット割りが偉く計画的。が、やっぱ後半まで一人芝居は疲れる。ガキの声など、音がおもろい。
中盤、セリフとベースノイズの差が激しい。昔の録音技術とロケ。あれは無意識
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アシスタント(2019年製作の映画)

4.0

MeToo題材にした最近の映画の中で一番身近。
罪悪感も危機意識もあるけれど決定的なアクションを起こせず流されてしまう、もしくは大層な問題じゃないと見て見ぬ振りする加担する。

真っ当。しごく真っ当。
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妻よ薔薇のやうに(1935年製作の映画)

3.8

久々に観てない成瀬。
前半からカット割りが凄い。上手いとは思わないけどキレてる。なぜそこで引いて割ったのか、急なパン、猛々しいぜ。

看板や広告がない、シンプルな東京の街。まるで海外みたい。
母は負け
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.4

クリスタルスカルの原爆ドーンの始まりに比べるとなんだかなあ。
ボク、カーチェイス撮るの得意なんです、な途中も長くてなんとも興奮しなかった。
過去に残るわーと枯れたインディより、考古学者は図書館にいねー
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

4.0

主人公と同じ酒クズ側の人間であると思うので優しく観れた。
昨今は失敗をした人間に厳しく、悲しい。自分は失敗しないと思ってる奴が多い。
レスリーを笑う祭りの会場が社会の縮図のよう。

終盤、レスリー飲ま
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.4

ジャンル/マルチバース、って書いといてほしい。もう当分は見ないから。

重力を感じるスパイダーマンが好きだった。動力も意図も分からない月に向かう列車に心は湧きませんでした。
そういう意味で逆向きに会話
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千夜、一夜(2022年製作の映画)

3.2

抱き合う相手が尾野まちではなく安藤政信なのは悪手だし基本的に色々間違ってる。
オノマチのラストはあれじゃないと思う。主人公を追い詰めるコマにしかなってなくて人格がない。待ち人が帰ってきた&違う人生を選
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.4

良い音楽かかると誤魔化されるけど、海から顔を出す人魚たちはなかなか異様。
黒人とか白人とか赤毛とか関係なく、鱗がキモい。

お昼ご飯は魚のフライ定食。食べすぎてちょっと寝た。

あげまん(1990年製作の映画)

3.5

そこまでハマらなかったなあ。マルサ〜の楽しさを求めていたのに今ひとつ届かなかった感じ。なんかどんどん絵がドラマっぽくなっていってる。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.5

おそらく現代人ならば彼女たちの立場を応援するだろうし、一向に姿を現さない(やや頑なにも描かない)男たちには軽蔑の目を向けざるをえないだろう…。
面白さより、正しさを描くことに意味があるんだというならそ
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タンポポ(1985年製作の映画)

3.8

ごちゃ混ぜのコメディ。
目線の正当さなんか無視して役者の顔をカメラにまざまざ見せつけてる。ツッコむ方が野暮なんです的な雰囲気。

忍者狩り(1964年製作の映画)

3.5

忍者狩るためにめっちゃ殺すやん。容赦ないわー

怪物(2023年製作の映画)

3.8

柵で閉ざされた廃線?を越えて走る姿にはグッとくるモノがあった。
災害によって垣根が壊される、有耶無耶が溶けていく、というのは山田太一の岸辺のアルバムとか思い出したけどあそこまで上手くはいってないか。監
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砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

4.2

おっぱい映画。
脚とか手フェチには高尚なニュアンスが付く気がするけど、おっぱいはひたすら馬鹿な感じで良い。

最後のしめくくりがカッコ良すぎてほろりとする。が、その原因はなかなか呆気なく、馬鹿らしくて
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めまい(1958年製作の映画)

4.7

見返すと高所恐怖症を治すには同じような経験をって言ってるんだね。呆気ないラストだけど、恐怖症は治ってる。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

ふんぞり返った女性権力者が無実の罪で立場を追われて〜な話と見てたけど、思い返せばフランチェスカもやってるだろうしメール云々の流れもあるし、ほぼクロの因果応報系の話でさほど面白い話でも無かった。

ただ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.4

いまいちピンと来なかった。
なんや色々あるけど、ある意味真っ当過ぎない?

アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

4.5

良かった。
それぞれの劣等感。自信のなさ。とりあえず呼びかけられたら誰にでもヘラヘラ笑いかける主人公、あれなんかの自己防衛っぽい。
階段で聞いた両親の会話、あーいうの子供は聞こえてるよな。あと父が話す
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マルサの女2(1988年製作の映画)

4.0

宮本信子ええなあ。
しかしながら基本は脂っこいオジンの顔を御輿にワッショイお祭りする映画やった。お耳に嬉しいこれからのジャパン論語っても結局中華には負けたし、トカゲの尻尾切り。
ところで益岡徹の生命力
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ウィリーが凱旋するとき(1950年製作の映画)

4.2

善行章被せからの鬼の酒被せ。飛行機爆破。ウィリーの話を誰も信じてくれない感じ

マルサの女(1987年製作の映画)

4.2

おじさんのヤニと脂が臭ってくる。
あー、日本人の良い顔ってあるなあと思いながら。可愛いらしいスマートな男の子は出てこない。ジャニも色々あったし、ココくらいからまたやり直すのも良いかもしれない。

EO イーオー(2022年製作の映画)

3.4

ところどころの映像はカッコ良くてテンション上がる。
んだけどなんだか真っ直ぐすぎて段々辛くなってしまった。まあおもろかったけど。

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.4

チワワは見ていた、とか好きだったんだけどコレは好きじゃなかった。犬もそこまで出てこないし。
ドーナツの子は確かに可愛いと思うけどポルノ業界変わるほどか? と思いつつ、イマイチ乗り切れない。そもそもポル
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.6

傍聴者がさらっと真実に触れる。
トイレの血湧き上がりは上がる。全体にしっとり。

チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.8

なんだろうな、ジャックニコルソンはツボだな。なぜか鼻切られるとこ大笑いしてしまった。