糖質亭砂糖金平さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

糖質亭砂糖金平

糖質亭砂糖金平

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荒野の女たち(1965年製作の映画)

4.4

孤高の女医もカッケーけど、冒頭から若い女に惹かれていた女所長の錯乱が、なんか凄く好きな何かであった。

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.0

全く共有出来てない“幸せ”をさも共通言語だと言わんばかりにドヤ顔で語る。
あ、この監督嫌いだ、と思った。

ちょっかい出し合って川に落ちて火に当たってキスをする、とか正気かよ。センター分けのイキった自
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肉弾鬼中隊(1934年製作の映画)

3.8

ほぼワンシュチュエーションで徐々に人がいなくなるスリラーのあれ。60分程度で見やすい。

前半のオアシス見つけたあたりの多幸感がラストの悲しさを盛り上げている。

鍬と星(1936年製作の映画)

3.8

屋根を落ちる狙撃手と銃を転がし落としてるのがなんか好きだった。
窓は積極的に壊してほしい。

アンダーカヴァー(2007年製作の映画)

4.0

チンピラ弟が真面目兄と警官になるヤツ。

クスリ吸ったから体が羽根みたいや

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.5

神を否定するために肉を食らう。友達にごめんと言わせたくない。

トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.0

トリがロキタの居場所を突き止めるくだり最高。自転車早く返さなきゃとか些細なとこが気になったけど言及してくれて良かった。

牝犬(1931年製作の映画)

4.2

楽隊と死。おっさんの恋は悲劇。
なんだろう、ホームレスになって高価な自分の絵を見ることに希望というか、ものすごい平等を感じてしまった。

パペット・マスター(2018年製作の映画)

3.6

たいへんおバカでよろしい。撮り方もCGとかじゃなくアナログでちゃんとパペットしててよろしい。

日本春歌考(1967年製作の映画)

4.0

なんというか狂っててだいぶピュア。妄想で戦うってか

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.2

正直まったく面白いと思わなかったけど、好きな人がいるのは分かる。
タイトルを見て興味が沸く人と頭の良い人には受けると思う。私は試験という試験に落ち続けた落第生だから分からなかった。

ルールが自由すぎ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.0

クソとクソ。やっぱり目クソには鼻くそをぶつけないとね。テンション上がった。
ネズミさんかわいそう。撮り方のトリックが結構アナログスタイルでおもろかった。

戦争と女の顔(2019年製作の映画)

4.5

良かった。
赤髪の境遇が悲惨とはいえ、緑のっぽに無茶苦茶いうクソ女だなと思っていたけど緑ドレスの回転シーンで完全に赤髪派になった。あの回転シーンだけで、幸せな少女の姿と娼婦として戦争を生き抜かざるをえ
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放蕩娘(1981年製作の映画)

4.0

同じカメラマンが撮ってるのかと思うくらい前半と後半で撮り方が変わっている。
マイクの性能か位置か分からんけど、ずっと囁くような声。前半は緩いサイズが多いが、後半は照明とともにバキバキになる。おそらく撮
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君と行くアメリカ航路(1950年製作の映画)

3.2

美術と撮影良かった。
屋根裏に住む姉妹。現在のお屋敷の人たち出てきたっけ? チンピラもあくまでお笑い要因。平和すぎる。

あばずれ女(1979年製作の映画)

4.0

親への愛を詩でうたう授業ではクッソ不満げな少女。イカれたロリコン野郎との監禁恋物語かと思ったら、恋でもないオママゴトで小さな世界を作る息詰まる話だった。撮影の緑が綺麗。

女教師 汚れた噂(1979年製作の映画)

3.8

ずっと死にそうだな、この女。
こういう拠り所ない、無くなってしまう女の話を現代邦画でも観たい。

泣きしずむ女(1978年製作の映画)

3.8

男と女の情念とか善悪とかそんなもんには興味なくて、恋愛(そもそもそうなのか?)におけるパワーバランスや立ち位置にこそ映画を求めてる気がするドワイヨン。
ヤクザ映画とか政治映画のが近く感じてしまう。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.6

仕事中にも関わらず、船をエンジョイして遊べとロシアの金持ちに言い寄られる従業員好きだった。あの子生き残らなかったか。
最後の突き放し方、やりたいことは分かるんだけどそこを謎にする面白さがよく分からなか
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素敵な歌と舟はゆく(1999年製作の映画)

4.8

最強。動線、理想の理想でしかなかった。
人物のすべてが嘘、だのにすべてが本当で楽しすぎた。イオセリアーニというか、カメラで世界を動かすルプチャンスキー最高。
メイドかわいいのに不憫。
タイトルがつまら
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

自由で邪悪な母が良かった。俺も急に猿飼う人間になりたい。
ところで廊下でいじめっ子と言い合うとこ、外の照明すごい色してた。

蝶採り(1992年製作の映画)

4.0

ルプチャンスキーの画が好きだった。
誰も人のために動かず、自分勝手で金の亡者。道徳のどの字もない、財しか残らぬ。

バビロン(2021年製作の映画)

4.2

わたしは推す。
しかしチャゼルはやってる事ずっと一緒。音楽か女か映画かの違い。
トーキーになった時の映画人の苦労に意思が入ってる。なんやかんや映画が好きな奴を恨めないよ。

死の十字路(1956年製作の映画)

4.0

あらたま良い。三國のたまに優しくなる声色がキモくて面白い。二つの事件が繋がっていく様子がちとパズル的すぎた。なんにしても梅次は映画作りが上手い。ベビーカーのとことかちゃんと違和感残すしなあ。

#マンホール(2023年製作の映画)

1.2

ふざけないでいただきたい。頭空っぽで楽しめるエンタメにもなってない、、

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.2

おっさんたちの仲違いでここまで面白いのがすごい。コリンファレルの八の字眉に笑う。

美味しんぼ(1996年製作の映画)

3.8

煮豆を売りにいくとこでよー分からん感動がある。
売りなのだろうけど、親子の関係がメタすぎて個人的には邪魔だった。

執炎(1964年製作の映画)

3.8

撮影が良い。雪のなか出征していくところなんか素晴らしい。ただちとなげい。撮影間宮義雄。編集鈴木晄。助監督神代辰巳。