糖質亭砂糖金平さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

糖質亭砂糖金平

糖質亭砂糖金平

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未成年(1955年製作の映画)

4.0

最近アホな映像ばっか観すぎててシンプルにクオリティの高い映画で、見て救われた。
刑事がちょっと説教くせえなと思ったくらい。最後の取り残された戸塚デカのやるせなさ。チンピラなんかよりぜってー警察の権力の
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Dr.Tと女たち(2000年製作の映画)

4.0

アルトマン好きとか言っといて今まで観てなかったやつ。リチャードギアじゃテンション上がらんのだもの。観てみたら意外と面白かった。はちゃめちゃで。

愛されすぎて満たされすぎて逆に病んでしまう胡散臭い病気
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テス 4Kリマスター版(1979年製作の映画)

4.0

エンジェルのクズさよ。ヤツも最後にいくのかと思ってたけどそんなこともなかった。

一人野宿のトナカイとか、使用人が庭先の葉っぱ切ってるとかそういう状況のズラした表現が上手い。そういやゴーストライターに
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

例の碁のシーンあたりから面白くなってくる。コインとピアノの音がアクセントになってポイント作ってる。

カップだったり、本物と劇のナイフの違いが分からない甘ちゃんだっていうジジイの言葉が伏線になっていた
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毒薬/我慢ならない女(1951年製作の映画)

3.6

冒頭から監督がスタッフ褒め出して…違う映画かかってるのかと思った。法廷で死んだ奥さんの写真見せるとこ、意地が悪い。笑った。

シャンドライの恋(1998年製作の映画)

4.0

本当にベルトルッチが撮ったのかと思うほどかわいい映画だった。試したい事を試してる感じで楽しい。

階段と音楽。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

ノートに二つだけ描かれた絵、ミットと高架下。ボクシングと同じくらい印象的で、会長との思い出もある高架下に軽々と負けた相手ボクサーも登場させる。なんなら特別な人間じゃないと言及するように、シルエットにな>>続きを読む

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

筋はうっすらぼんやり理解出来たかなあくらい。
巨人の表現が良かった。キツネは声が渋い。あの声で巨人と呼応したら面白いのに。
せっかく無敵アイテムあるんだから装備させてよ! 装備解除でクリアってクソゲー
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母性(2022年製作の映画)

3.4

永野芽郁だけ揺れてて面白い。あとはそれぞれ自分の得意なことやってるだけだなーと思った。
母性という強い言葉に引っ張られすぎ。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

飯尾が抑えてて良かった。
どうしたって椎名桔平と檀れいの音楽家夫婦の苦悩より、若い娘を殺された夫婦の方が強い。
そら撮る方もそちらと担当刑事を力強く撮るし、福山なんて世にも奇妙な物語のタモリくらいの立
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.2

すごく嘘くさくて参った。
個人的に心動く事はなかった。こういう人間が俺を笑ってるんだなと思う。ほとほと参りました。

リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

4.0

面白かった。面白かったがなんだか後半うとうとしてしまったのでもっかい見たいな。

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

4.0

処女懐胎。ミリアムルーセルが登場すると一気に目を持っていかれる。個人的には前半の無茶苦茶ダンスと設定をバスケット選手にしたところが良かった。

ラブホテル(1985年製作の映画)

5.0

雨のアパート前で待つ女、て何かの原風景だなあ。

10年ぶりくらいに見返したけど傑作やった。レコードの百恵と切れた通話音、女の独白のバランスが抜群。通話音の始まりと終わりの出し方もタイミング美しかった
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.5

ドラマ「ユーフォリア」の撮影、マルツェル・レープの作品ということで気になり観る。
タングステンのオレンジとシアン系のライトの絵が綺麗だった。陽光をあびてオレンジにひかるレア・セドゥの金髪も良かった。
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

2.5

子供を可哀想と可愛いでしか撮っていないから、こちらあみ子といいつつあみ子がどこか薄い。可哀想と可愛いだけで撮る巨匠、虫唾の走る是枝映画を思い出した。

鳥の巣を壊す兄も裏、気になる子に殴られるシーンも
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俺は善人だ(1935年製作の映画)

4.2

おもろい。
最初の遅刻〜昇給〜想い人がクビまで全部面白い。個人的には眠りこけた悪人との銃を間にした会話シーンが好き。

タバコ・ロード(1941年製作の映画)

5.0

破壊的。映画に求める物のある一つがここにあった。
わざと車を壊しにかかっているようで笑った。スト2のボーナスステージ映画。

ローカル・ヒーロー/夢に生きた男(1983年製作の映画)

4.0

流星群とかオーロラとかはどれだけ本物じゃなくても映すのに、小屋の中の星ジジイたちの密談は映さないんだなあ。いるいらないの明確さ。

なぜかロシア人がウルセー嫁とボートで来たくらいから前のめりになった。

希望の街(1991年製作の映画)

4.0

流れるような動線とディフュージョン。アルトマン的なとぼけた群像劇ではなく、もうちょっとカッチリした街の話。かっけー。PTAは比較するならアルトマンではなく、ジョンセイルズなんちゃうかとも思う。

教授
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.4

目の前でジョーク言って、それを怒ったかのように襲いに来る恐竜ってパターン、やらないといけないのかしら。
何回も同じことの繰り返しで途中飽きてしまった。

最後の恐竜とのカットバックもなんだかな。感情を
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プリースト判事(1934年製作の映画)

3.4

ケンタッキーでレッドホットチキン食って缶ビール飲んだら寝てしまった。

ぶちまけたみたいなラストが楽しかった。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.4

まあーね。血糊多め。
お話どうこうよりグロと露悪趣味のが面白いよね、の映画だった。

X エックス(2022年製作の映画)

3.4

パルコの中は涼しくて快適だった。

シーンバックがいいのか悪いのか頭に残った。うっしーが殺されていて焼肉が食いたくなった。

老婆の添い寝やりたいのは分かるけど長すぎて笑った。一番怖かったのは、エンド
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

岸井ゆきのがべこべこ変わっていって良かった。ムロツヨシも良かったけど、この男の話にいまいち興味が湧かなかった。

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

4.0

ソックス可愛い。
自分と自分の失敗と向き合う話。最初の新人が絶対伏線な何かだと思っていたけど、全然出なかった。死んだのか?

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.9

なんだか物事が全て起きたあとにシーンが始まるようで、事体の把握に時間がかかる。
坂道トラックが良かった。とはいえ、この映画好き!とはならなかった。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

すごく観やすくて、自分の作品を出す気恥ずかしさとか重圧とかシンパシーを感じるエピソードが多かった。腰痛持ちなのでそれも。あの荒い運転は万死に値する。

ただ個人的には構成も含めて全てがまとまり過ぎて、
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.4

上の世代のジジイにも傑作だからと言われ、下の世代にはこの傑作が分からないんスカ〜と嘲笑れる。

ある時代へのノスタルジーの強さが気持ち悪い。よくそこまで浸れるなと羨ましさ感じつつ、児童アニメでオナニー
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