qqfowlさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

妹の恋人(1993年製作の映画)

3.0

自動車修理工場で働く兄ベニー、心を病んだ妹ジューン。2人の家に風変わりな青年サム(ジョニー・デップ)が転がり込んできて…


~ちょっとネタバレ~




ジューンはサムに一目惚れ。サムもジューンに惹
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.0

空飛ぶ密室の中で凶悪なバイオテロが起きてしまう!

韓流スターに疎い私でもなぜか知ってるイ・ビョンホンムービーだった。一人で見せ場をさらっていった。

犯人はテンパると英語で喚き散らすという謎のキャラ
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ひまわり(1970年製作の映画)

5.0

序盤の、アントニオとジョヴァンナの、衝動的というか、周りがあまり見えてない恋愛の場面では、いったい何を見せられてるの?って気もしたんだけど、ここがあったからこそ終盤の再会が切なく、ドラマになったと思っ>>続きを読む

東京原発(2002年製作の映画)

4.0

東京都知事が、都の財政立て直しのために原発を誘致しようとする。危険性を心配する学者や幹部の声に耳を貸さないかに見えたが、実は知事には別の思惑があった。一方その頃、日本に秘密裏に運び込まれたプルトニウム>>続きを読む

脱出(1972年製作の映画)

4.0

都会のリア充おじさん4人組が、もうすぐダムに沈む川で川下りを楽しんでいたら、地元民に因縁つけられてどえらいことになってしまう。

4人組のおじさんは年もそこそこいってるし、消えゆく自然を憂う感性を持っ
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エクソシスト(1973年製作の映画)

5.0

女優さんの娘リーガンが異常な行動をするようになって、病院に行っても全然良くならないので、万策尽きて悪魔払いを依頼する。

冒頭、イラクの遺跡発掘から始まる意外性がすごくよかった。

リーガンは、母親は
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.0

地味で善良な男2人が念願の別荘をゲットし、のんびり釣りなど楽しんでいたら、同じ森に来ていた大学生グループに殺人鬼と間違えられて…

「GIVER」と書いたキャップをかぶってるデイル、すごくいいやつ。自
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

4.0

1頭の牛が屠殺寸前で逃げ出し、それを村人総出で昼夜徹して追いかけるうち、人々の間にだんだん異常な熱気が…

単純な話なのに、説得力がすごかった。もともと殺すはずだったといっても本来牛は人間より強い。追
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.0

恋したい盛りの大学生の美男美女が、きれいな森と湖のほとりでゾンビーバーに襲われる!!

お色気シーンが無駄に多く、美女たちのスタイルの良さに見惚れた。これがホラー映画のお約束ってやつか~と思った。ビー
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メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

2.0

5人家族が引っ越したら、隣人が悪魔で、家族のメンバーに次々変身して邪悪なことをするので、父親が神父をやってる弟にどうにかしてもらおうとする。

タイトルが変身だからそういう映画なんだろうけど、悪魔が前
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ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

4.0

見習いエクソシストとベテランエクソシストのバディがティーンエイジャーの少女に取り憑いた悪霊を退治する話だと思ったらそれだけにとどまらなかった。

この間見た韓国映画「プリースト 悪魔を葬る者」とちょっ
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漁村の幽霊 パクさん、出張す(2012年製作の映画)

3.0

自称韓国一のシャーマン、その弟弟子、予知少年、霊感少女、工学博士、新聞記者が、呪われた漁村の悪霊退治に向かう。

コメディー色強めでちょっととっちらかってる感もあったが、そこそこ面白かった。


~~
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ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

4.0

有罪でも無罪にしてしまう有能な弁護士が、巨悪に見いだされてしまい… みたいな話だった。

巨悪やそれに魅入られた人々を悪魔として表現した、一風変わった映画かと思いきや、まさかのラスト。



~~ネタ
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呪いの館(1966年製作の映画)

3.0

1900年代、イタリアの村で女性が変死して検視官が呼ばれる。なんと少女の霊の仕業でした。その後も次々死んでいく村人たち。少女は何者か。誰が何を知っているのか。

絵的にはきれいだった。古い石造りの建物
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

天才退魔師(キアヌ・リーヴス)が、サタンの息子が人間界に侵入するのを阻止しようとする話。たぶん。

アメコミが原作というだけあってアクション多めだった。キアヌ・リーヴスは天才でアウトローで怖いもの知ら
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プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

4.0

キュートな見習い神父(カン・ドンウォン)とベテラン神父(キム・ユンソク)が、女子高生に取り憑いた大物悪魔退治をする。

これはめっちゃ好きだった。悪魔退治の準備段階から緊張感があって、実戦の儀式は、補
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クローゼット(2020年製作の映画)

3.0

美形の退魔師(キム・ナムギル)とシングルファーザー(ハ・ジョンウ)が、悪霊に連れ去られた小学生の娘を取り戻そうとする。

ホラーとしては全然怖くなかった。憑依体質の退魔師がひたすらカッコイイ目の保養映
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ゴーストダイアリーズ(2020年製作の映画)

2.0

主人公は霊が見える。ライター志望の友達に付き添って山奥の心霊スポットに行き、そこでかつてライター志望だった霊に出会って… みたいな話。

爽やかで軽くて笑えるところもあって、全然悪くはなかったが、ちょ
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ボーダータウン 報道されない殺人者(2006年製作の映画)

5.0

メキシコとアメリカの国境、フアレスで、1993~2002年に5000人もの女性が殺された(フェミサイド)事件に関する映画。背景にはNAFTAとグローバル化のためにメキシコの産業が疲弊しきったことがある>>続きを読む

御用金(1969年製作の映画)

3.0

1830年代だったかな。天保時代、福井県の漁村の沖合で、佐渡で取れた金を積んだ幕府の御用船が難破し、その後、村全員が神隠しにあってしまう。実は藩の財政に悩む地元の役人が金をネコババして、口封じに村人を>>続きを読む

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

5.0

この間「菩提樹」を見た流れで。「菩提樹」と比べると、トラップ大佐がずいぶん若くて色男というかなんというかSだった。男爵夫人(←別に浮気ではない、Baronessの謎訳らしい)、あんまりなフラれ方だった>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.0

幼くして両親をなくしヤングケアラーで陰キャかつ天才ハッカーの主人公ベンヤミンが、好きな女性のためにリアルな犯罪に手を染めることになり、それをきっかけにハッキング集団の一員になっていろいろやらかして、警>>続きを読む

菩提樹(1956年製作の映画)

5.0

最近ナチス時代のヨーロッパに関する映画をいろいろ見たので、ついでに。これ見たの3回目ぐらい。

本作は20年くらい前は日本で見られない幻の映画で、「サウンド・オブ・ミュージック」のマニアがヨーロッパか
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

5.0

1938年、ナチスドイツによるオーストリア併合で国を追われアメリカに亡命したユダヤ人女性が、2000年代になって、かつて家族が所有していたクリムトの絵画を取り戻す話。実話に基づいている。

主人公マリ
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ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

5.0

1937年ナチス政権下のドイツ。近代芸術が退廃芸術といわれて排斥される中、芸術に造詣の深い叔母にかわいがられて幼少期を過ごした主人公クルトだったが…

5歳くらいでこっそり裸婦の絵を描く天才画家の主人
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J=P・ベルモンドの エースの中のエース(1982年製作の映画)

4.0

1936年ナチス政権下のベルリンオリンピックを舞台にしたコメディー。ボクシングフランス代表のコーチが偶然出会ったユダヤ人少年を助けようと奔走する。

ナチスドイツorヒトラーを扱ったコメディーを初めて
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ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

4.0

原作は、絵本作家ジュディス・カーの自伝「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」。未読。1933年にヒトラーが政権を取ってすぐ、ドイツ国外へ亡命したユダヤ人一家の話。主人公アンナと兄、父は批評家、母は音楽>>続きを読む

エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

4.0

「ルドルフ」のオマージュと聞いて。みにくいアヒルの子を大人の人間(30歳)でやるとシュールだなぁ。でもなぜか、サンタメーターがゼロになったところで泣いてしまった。宗教心的なものが自分にあるのかどうか分>>続きを読む

ルドルフ 赤鼻のトナカイ(1964年製作の映画)

5.0

古い洋画を見てて、何となくこの作品を思い出した。懐かしすぎる。曲が全部好き。子供が言葉が分からなくて見ても、ふわっと内容が分かるところが良い。今更、ミスフィットって何?と検索したら、不適合者と出てきて>>続きを読む

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.0

1970年代に考えられた2022年のディストピア。人口増加による食糧難で、生鮮食品は貴重品になり、庶民の口には植物由来の合成食品しか入らない。その合成食品メーカーの社長が殺され、主人公の刑事が事件を追>>続きを読む

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.0

あの有名な猫の絵の作者。芸術家で、血縁に精神病患者がいて、金策に悩んでたって、芥川龍之介に似てると思った。ルイスウェインには愛妻と愛猫がいてよかった。電気=愛なんだろうか?それも一つなのかもしれない。>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

5.0

吹き替え声優陣目当てに見た。不慣れな分野でどうかなと思ったが、思いのほか楽しかった。RPG王道のストーリーで、キャラクターは全員親しみやすいし、5秒に1回笑いを挟んでくる企業努力も素晴らしかった。

ねこぢる草(2000年製作の映画)

2.5

原作未読。おとぎ話と夢を足して2で割ったような。面白かったけど、ちょっと難しかった。もう少し手を加えてもいいんじゃないかと思った。

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.0

太平洋戦争が終わっても独自に潜伏を続け、ようやく1974(昭和49)年にフィリピンのルバング島から帰国した小野田寛郎少尉の話。

小野田少尉は陸軍中野学校出身だったらしい。Wikipediaによれば、
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.0

アメリカ大統領(女性)の息子(メキシコ系)とイギリス王子のBL。
少女漫画テイストの可愛らしい恋愛にいろんなマイノリティ問題を絡めてくる、こういうのタイドラマでも見た気がする。最近の流行りなのかな。ロ
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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇(2018年製作の映画)

4.0

ロンドンから南アフリカに引っ越したばかりで、新しい環境になじめない10歳の少女ミア。そんな中、家にホワイトライオンの赤ちゃんがやってくる。3年後、ミアとライオンが仲良くなりすぎたのを心配した父親は、ラ>>続きを読む