あんのさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あんの

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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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豪華な時代考証と撮影とリズムのいい編集で楽しかった。でもラストの「その後ショー」は蛇足に見えていらなかった。あのショーの前でシレッと終わって欲しかった

オクス駅お化け(2022年製作の映画)

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ロケ撮影が雰囲気あってよかった。やはり駅はロケにかぎる。駅員の事務所とか身近な風景をロケで撮ってたのが、観客に身近な話だと感じさせるのにすごく効果的だったと思う。身近な話だと感じさせるのが大事なホラー>>続きを読む

ハント(2022年製作の映画)

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観客サービスのハデなアクションも多いけど80年代政治スリラーの印象のほうが強い。デモした学生の警察の扱いとか南営洞で拷問を公務でやってた公務員も出したり、その他、80年代の政治ネタを娯楽作品としてガン>>続きを読む

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

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編集が上手すぎる。特に人間パート。映画はカットをつないでナンボだよなと基礎を改めて見た気分。洞窟の場面までのムードとテンポを維持する編集が尋常じゃない。
どのテンポでどんな風にキャラを演出すれば観客が
>>続きを読む

コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

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女の子をフるのに「北と南を統一してくれたらつきあえる」というセリフをギャグで使える韓国映画界が強すぎて爆笑。主役の3人だけでなく中盤までの脇のチョイ役のクライマックスの使い方は見てて嬉しくなるくらい最>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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勝新太郎が座頭市で地球の映画界に与えた影響にビックリした。あと、音楽と後半が果てしなくダサいのにもビックリした

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

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新海誠にガチで殴り合いにいく日本の映像作家が岡田麿里だとは思わなかったぜ。その女の子信仰をぶち壊す!

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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絶対にマックイーンの『栄光のル・マン』とかジョン・フランケンハイマー監督の『グラン・プリ』を念頭に作ってるよな、わかる。わかるぞ!などと、初めてニール・ブロムカンプに共感を感じた

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

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街の描写と閉ざされた山荘になる家(ボロい)の描写が魅力的で。億万長者になったら私もベネチアで船着き場のある家で隠居したいと思った。でも近所にコンビニとスーパー欲しい

アリゲーター(1980年製作の映画)

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ジョン・セイルズの脚本がいいのか、観客がワニが誰か殺して欲しいタイミングで死ぬと分かるキャラを投入する順番とタイミングが絶妙。「死んだら楽しい人」と「死んで欲しくない人(でも殺すの理解)」の使い分けも>>続きを読む

ブギーマン(2023年製作の映画)

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後半の力強い面白さが『エイリアン』の1作目を始めて見た時を思い出させてくれた。繊細な前半からあの力強く太い面白さに展開するとは。監督、正攻法の方が上手い人では。

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

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面白い怪談映画。見てて楽しかった。怪異が身近に日常的で古いネタなので、本人が本人役で出演するアイドル映画の枠で作ったのは正解だったと思う。ジャパニーズホラーにありがちな「身近な同級生の話」で作っていた>>続きを読む

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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今の時代のほうが観客に刺さる映画になってるのでは、これ。しかし、今となってはレスリー・チャンという俳優の人生を意識せずに見るのも難しく、いろいろ「芸能」について考えてしまった

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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途中のアクションシーンが無駄に長すぎるけど、クライマックスのアクションシーンは長すぎるのが快感な映画だった

DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

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怪異を日常で会っても不思議じゃないぶん殴ってから荷物を奪うひったくりや電車の中ででいきなり暴れだす客みたいに撮ってるのが面白かった。

K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

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意外にこの10年の韓国のエンタメ映画に近いものを感じた。1が「皇帝の神話」で2が「ヤクザの叙事詩」に感じて、2作のテイストが違うの面白かった。なお、自分の好みは1のほうです。

K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

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今、1を見終わったところだけど、もう今から連続で『2』見るしかない。迷ったけど連続で見るように2もチケット買っといてよかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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前半の演出(絵コンテ)の密度が凄まじい。前半の静と動とか、キャラクターの動きの芝居のつけ方とか尋常じゃない。高畑勲みたいな芝居もさせるし。このまま最後まで行ったらどうなるのかーと思って見てたら、後半は>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

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ベテランの監督と脚本家がわざと議論してもらうことを第一優先にしたラストを作るの好きじゃない。結果として観客が作品に議論するのはいいと思うけど、これは観客に議論をさせることが目的どころか作風にまでなって>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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『LOGAN ローガン』もそうだったけど、老いて外見や動きが醜くなったキャラの撮り方がうまいよね、監督。変に飾らず観客が身近に見てる老いの外見や動き。大スターなのに、「仕事」なら老いて醜い老人になった>>続きを読む

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

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映画の『メタモルフォーゼの縁側』と似てると思った。画面の風景が見慣れないだけで、意外にも少女マンガとかツイッターに流れてくるマンガみたいな感覚の映画だった。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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夕方の屋上のパーティーやグウェンと父親のシーンとか日常のドラマパートのスパイダーマンいっぱいのアクションより印象に残った。あの技術で日常の演出が高畑勲みたいに上手いのもうずるいだろ

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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エズラ・ミラーのバリー・アレンはやっぱり最高だった。学生時代の同級生に社会人になって再会したら雰囲気が盛り上がってしまうアイリス(絶妙の同級生ムード)への配役とか作品世界を支える細かい描写のバランス感>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

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前半のジョナサン・メジャースの演技と脚本がすごくよかったので中盤の展開で物語の格が落ちたように感じたのが残念。クリードの奥さんとジョナサン・メジャースとの会話の場面とかすごくよかったのに。映画を重くな>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

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ロケ撮影の画面が豪華なのと田舎ヤクザの社長がすごくよかった。あの撮影と元闇医者ささんとかやたら男くさいヤクザ軍団とかチョイ役まで韓国映画の層の厚さが滲み出てるのがいい感じでした

TAR/ター(2022年製作の映画)

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クライマックスの演奏会が完全に観客の答え合わせ会場。ミステリー小説じゃないんだから。少し悪趣味だと笑ったけど娯楽映画として間違いなく面白い演出なのでOKです。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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ジョン・シナ目当てで見た。彼の出番が予想してたより多かったの嬉しかったし、彼のシーンは楽しめたけど、映画全体では過去の歴代シリーズでは下から数えたほうが早い面白さでした。

最後まで行く(2023年製作の映画)

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リメイクが発表された時に一番気になった「土葬どうすんの?」のアレンジ面白かった。綾野剛は、なぜ彼が配役されたのかすごく疑問だったけど、アレンジしてる場所が予想と全然違って納得。主人公もオリジナルよりや>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最高の犬映画だった。
そして映画として最高のタイミングでの「これはアナタの物語」

よくあるセリフかもしれないけど、あれは私が出会った物語ので中で最高の「これはアナタの物語」だった。
このセリフにこの
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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クライマックス前の主人公の「失敗」についての発言一つで観客の中で大逆転のドラマを展開させる脚本がよかった。昔の日本の時代劇の脚本みたいだと思った。キャラ構成がホントにうまくて、主人公以外のキャラは観客>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

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普通に邦画のアクション映画の傑作だった。「もう5月の『ワイルドスピード』新作は見なくていいかな」と思うくらい面白かった。アクション映画としてはシリーズでも1,2を争うくらい面白かった。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

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飛行機のシーンに、やっぱり監督さすが天才とか思っちゃうくらい飛行機のシーン好き。デイヴ・バウティスタ目当てで見たけど、やっぱりメガネかけると知的かわいいが加速して満足でした

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

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アクションを泥臭くしてるのが意外だったけど、泥臭いのは人間限定だとわかって納得。アクションの使い分けもそうだけど、人体破壊が多いけどグロくないし、殺人は多いけど拷問や相手をいたぶる暴力は少ないし(1名>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

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映画のクライマックスがジョーダンへのプレゼンじゃなくて、その後に真の「対決」があるのが西部劇や座頭市っぽくて面白かった。実際、あの対決(会話)が映画を見ていて一番テンション上がった。

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

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アクション映画の傑作で驚いた。ドラマとキャラとアクションが三位一体すぎるバランスが最高。アクション映画の教科書みたいな映画。あと脇の熊チームが良すぎる

トリとロキタ(2022年製作の映画)

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重い題材なのに、ドラッグ工場の描写が普通に『エイリアン』のノストロモ号みたいに普通に観客に面白くて魅力的。徹底的に「らしく」描くことで観客に最後まで映画を見ることを「楽しませる」構成なのはいい選択だっ>>続きを読む