あんのさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ニコラス・ツェーが演じるキャラが、映画が始まる時点よりずっと前に、もう絶対に後戻りできない場所を越えていたことを映画の最後の最後で明かすのはすごくよかったと思う。
この描写があるまでドニーさんが奥さん
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

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イ・ジョンジェ演じる殺し屋が楽しかった。後始末とか絶対にしそうにないキャラなのに「解体」する時は絶対に床にビニールを敷くところとか変なキャラなのに本当に面白い。最短距離をすぐ走る韓国の2人殺し屋が全力>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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世界中で大ヒットしたら『フリー・ガイ2』でネタにしてもらえそうと思いながら見てた。面白い映画と物語として正しい映画は別なのだと再認識。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

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ウディ・ハレルソンが最高によかった。彼のための映画になってる。1作目は結局どこかお上品でつまらなくはないけど、それだけの映画で終わったので今回はすごく面白かった。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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すごく組み合わせが美味しいイタリアンのコース料理を食べた気分。前半の70~80年代ホラー映画の雰囲気をたっぷり観客に出してからの新しい味の出し方が実力のある料理人という感じだった。

エターナルズ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『サイボーグ009』じゃないか、これ!
今の時代にハリウッド版『サイボーグ009』をクロエ監督が自分の自由に作ったらこうなるよね!…•としか思えないくらい、今まで『サイボーグ009』の原作やアニメで見
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ビースト(2018年製作の映画)

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イ・ソンミンもユ・ジェミョンも熱演だったけど、この映画に関しては犯罪者側の役者の皆さんのほうが光ってました。あの老人役の役者さん、誰なの?あの歳になって(実際は何歳か知らんけど)あんな役の演技できると>>続きを読む

12番目の容疑者(2019年製作の映画)

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韓国の歴史ネタのミステリーを見るつもりで見たら、『悪魔のいけにえ』もしくはキューブリック版『シャイニング』みたいなスリラー映画みたいなホラー映画だった。さすが韓国映画、歴史の流れを「暴力」や「呪い」と>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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子供の頃、リンチ版が面白くて原作を夢中で読んだ自分には面白かった。特にアラキスに行くまでが最高。でも『最後の決闘裁判』の見事なカット割りと編集を見た後では、後半、メカとか人物描写とか特に面白くない部分>>続きを読む

キャンディマン(2021年製作の映画)

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黒沢清の『回路』リメイクしてくれ。監督はキャプテン•マーベルの続編より先に『回路』リメイクしてください。このバランス感覚を持つ監督の描く『回路』が見たい。
主人公が呪いに囲まれて生きる街の描写がすごく
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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マット・デイモンがノリノリで尻尾を全力で振ってるオーラを出しながら「心からマッチョな男」を演じてるのが可愛すぎて、かわいい犬の動画を見てる気分で最後まで見てしまった。面白かった。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

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面白かったけど、それだけに設定が魅力的なのに演出と編集で敵のキャラが薄味になってるのが残念。とくにスコット・イーストウッドの役はもうちょっと癖とコクが欲しかった。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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ラミ・マレックが演じた役はシナリオ段階では絶対に真田広之だったと思う。あのセリフ回し、謎のオリエンタル要素、絶対にもっと年長のキャラだとしか思えない設定、絶対に真田広之だったと思う……思いながら帰宅し>>続きを読む

スイング・ステート(2020年製作の映画)

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レベルの高い脚本で細かい部分まで丁寧に演出されたアメリカ映画を映画館で見るのはやっぱり最高だぜ。撮影がホントにとにかく丁寧でサントラがとにかく欲しいです。

バナナ・パラダイス(1989年製作の映画)

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そして歴史映画じゃなくて青春映画だった。若い頃の想いや過去やしがらみを引きずったまま老人まで続く長い長い青春映画。予想外の展開と演出のクライマックスには油断してたのでビックリした。
89年製作の映画だ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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主演がマッツ・ミケルセンじゃなかったらかなり辛い映画では、これ?……と思いながら見てました。『クリシャ』(アルコール依存症は、自分も周囲も破壊するを描いた映画)とセットでおススメしたい映画……とか、実>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

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面白かった!子供を含めて敵も味方も頭のいい人間しか出てこないハードボイルド映画大好き!心情描写を意識してるけどソリッドな画面も大好きだぜ!
殺し屋2人のキャラがよかったし、残ったらやっかいなほうにだけ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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香港映画すぎる。『カンフー・ハッスル』以来のクンフー大作映画なのでビックリ。まさかの過去の香港映画が生み出した結晶の一つがここに。ショウブラザーズ、キン・フー、ユエン・ウーピン、チヤウ・シンチー、ドニ>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

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原作が好きな人にもおススメ。上白石萌歌の表情がすごくよかった。原作の空気感を実写で再現するために脚本でかなり大胆な変更をしていて、上白石萌歌が演じる主役もかなりキャラが変わってるのだけど、彼女の演技で>>続きを読む

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

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北と南の国境にある白頭山が半島全滅必至の大噴火は映画として大勝利のアイデアなのにどうしてこうなったの?
かなり編集でカットしたみたいだけどそれでもテンポ悪い。
日本沈没をミッション:インポッシブルのノ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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噂以上に鈴木亮平映画。1作目以上に昭和東映映画テイストなのは意外。
でもヤクザの幹部が「いつもの悪い幹部メンバー」で、もう食べ飽きたラーメン見たいな過去のいろいろな東映映画のくり返しだったのは自分には
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スポンティニアス(2020年製作の映画)

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なんという今の時代の青春映画。かなり細かくシナリオが作られてて爆発シーンに無駄がまったくない。正面から高校生を描く青春映画もSNSで話題になってくれなきゃ誰も見ないし、配信に売れるビジネスも考えたらこ>>続きを読む

モータルコンバット(2021年製作の映画)

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この20年以上見たかった念願の真田広之がやっと見れた気分。かっけー。クライマックスは興奮した。好きな人はこれは癖になるわ。
『バトルシップ』に続いて本作にまで美味しい出演した浅野忠信はもレジェンド俳優
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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90年代の映画みたいなロマンチックとユーモアに溢れていたのが意外。マイケル・J・フォックスが出演してそうなムードなんだもんなー。

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

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映画の中の空気感がガチの田舎ですごくよかった。観客には普通に見えないことも村人には普通の日常だから観客に説明しない描写も好き。村人と殺し屋のキャラ描写だけで観客を退屈させようとしないにしてるのも、この>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

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途中、どう見てもジョン・ウーな香港アクションやってくれて楽しかった。
もうハリウッドは、タイカ・ワイティティに『AKIRA』を製作させるよりジェームズ・ガン監督に石川賢の『ゲッターロボ』(ゲッターなら
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

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ビックリするくらい傑作青春映画。ジョン・ヒューズの青春映画とか最近の台湾青春映画が好きな人は絶対に見たほうがいい。
俳句とレコードとSNSを時代に関係なく自己表現や自分の想いや好きを託すメディアとして
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

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シリーズ初期に原点回帰したような兄弟ドラマのシナリオと市民への迷惑がとんでもないアクションの落差が激しすぎる(これが誉め言葉なのか貶したい評価なのか自分でもよくわからない…)

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

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最初の30分が面白くなくてどうしようかと思った。とにかく前半のヒロインの見せ方が面白くない。
中盤で弟が姉との関係を語る部分で観客のヒロインである姉を見る目が逆転するのだけど、ちょっと遅かった気がする
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

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まったく無駄のない脚本のレベルが高すぎる。ミステリー映画としての見せ方も上手い。このスタッフでクリスティーの『ポアロのクリスマス』と『死との約束』と『オリエント急行の殺人』をアニメ化して欲しいレベルだ>>続きを読む

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

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過去にたくさんの人が死んだ廃墟に立った時と同じ気分になる映画。
登場人物の動機や行動の選択理由が全員、個人的な感情や日常の「仕事」で「愛国心」を理由にしている人間が1人もいないと当たり前のように描いて
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Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-(2021年製作の映画)

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今までゲームやってなくてもFATEのアニメ楽しかったから今回も大丈夫だろーと思ったら、『男はつらいよ』シリーズを1作も見たことないのに『おかえり寅さん』を見た気分。
隣の人達は「キター」とか「出るよ出
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劇場版 Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産(2021年製作の映画)

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劇場版ⅠとⅡにくらべて全然キャラの見せ方がよくなかった。よかったのはノレドとアイーダぐらい。特にベルリ君にIやⅡに比べて急に魅力なくなったのは辛かった。でもここまで文化が違うと現代の地球人(日本人)と>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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細田守は頭の中のバランスがやっぱりおかしいと思いました(今回は誉め言葉です)

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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演出とリズムが完全に映画館で見る作品で嬉しくなった。やっぱりMCUは映画館で見るのが嬉しい。
シナリオと演出が今の時代版『ウインター・ソルジャー』だったのもよかった。スティーブ・ロジャースではあの『ウ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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「あの」母親の娘は母親以上にやべーヤツだと思う。コングの描写とバトルシーンはまた映画館で見たいと思うくらいには最高。ゴジラはトカゲを飼育してる人には大満足な描写だったと思う。