すずやさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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一野球ファンとして見ると、撮影場所がイマジナリー甲子園な神宮球場なことが気になったり、今時プロ野球に内野自由席なんてないだろ!とか、あとは誰か彼らに犠牲バントだけじゃなく犠牲フライのルールを教えてやっ>>続きを読む

ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

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話は面白かったけど、ドラマと若干画角が違う気がするのと、若干画面が暗い?気がするのが凄く気になった…
ドラマシリーズであれだけ孤独に苛まれ続けたトーマスが報われたのにはとてもほっとしたけど、デイジーは
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

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失うものなど何もなかった一人のメイドが、人生で初めての”喪失”を味わう物語だった。
”失うものが何もないこと”は強みかもしれないけれど、でも、人生の中に彩を与え、何かへとたきつけられる気持ちは、何か大
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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トップガン:マーヴェリック、最高だったわ…

正直ちょっと酔ったけど、でもそれでも4DX行かなきゃ!!ってなってる

冒頭のイントロを聞いただけでガツンとぶちあがる感じ、そうこれを映画館で見たかったん
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トップガン(1986年製作の映画)

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トム・クルーズを通らない映画ファン生活をしてきたものだから、この無鉄砲さが格好いいって映画の中で思ったことがなくてこれ見てめちゃくちゃ惚れた…確かに超格好いいわ…
だけど、確かにグースの息子からしたら
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ナショナル・シアター・ライブ 2022 「ブック・オブ・ダスト ~美しき野生~」(2022年製作の映画)

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いやほんとHis dark materials見ておいてよかった…!本作は前日譚にあたるだけに、世界設定や登場人物、その展開を知ってるとだいぶ話について行きやすかった。
舞台上でファンタジーってどうや
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

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評判の良さでなんとなく見に来てみたら、これがなんとド派手にストライクゾーンの映画だった。最初から最後まで随所で泣いてたし泣きすぎて頭が痛い。
常日頃、ヘテロの恋愛には泣かされないぞと思って生きてるとい
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

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良かったとも微妙とも言いきれないなんともいえなさ…設定的にはかの映画を思い出すけど、それでも上司に負けず成長したぞ!!感があんまりない…というかサリンジャーそんないい人だったっけ……
ダグラスブースが
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

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人の行動を気づかないうちに変えてしまう強い力を持った花粉は、果たして存在するのか?自分の強迫観念と見間違えているだけ?そんな落ち着かない状態を常にフラフラと歩き回るような怖さのある映画だった。
花粉の
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

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やっぱりこれビジュアル事故じゃないの…?WW2のドイツ占領下で生まれた読書会が抱えた秘密を解き明かしていく、悲しみの中に希望がある話だったのだけど、ビジュアルからしてずっとコメディだと思ってたのよね…>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

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人はいつから自分が「大人になった」と分かるんだろう?そんな問いかけの1本。
子供の正直さを失った時か?はたまた、自分が親になったり、保護者になったりして、「自分から素直さは失われてしまった」と気づいた
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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本質的な意味でこの映画のことを理解はできなかったけど、でも、理解できないという状態がなんか面白くてたまらなかった。
愛されたい衝動、愛したい渇望、いろんなものがないまぜになって出来上がった危険で奇妙な
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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テセウスお前…可愛くなったな…って思ってたら時間が過ぎていった……

全体像をつかむのが本当に難しい。あと使われた意図があまりよく分からないハリポタのモチーフが音楽に混じってるのもやや気になったかな…

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

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なるほどなぁハンプトンの暗殺事件にかかわったFBIのネズミの話なのか。信念を知りながら裏切り続けるその姿はまさしく”ユダとイエス”の物語に重なるんだろうし、その気持ちは如何なるものだったか、それをしん>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

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これ、今年1よくできたトンチキ設定映画だと思う。面白かった。
そもそも「武器より素手のクロエグレースモレッツ」「良い人なテイラージョンスミス」「ボンクラのニックロビンソン」を全部まとめて放り投げてくる
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フレッシュ(2022年製作の映画)

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カニバリストのセブちゃんに捕まってしまった女の子のお話。こんなセバスチャン・スタンが観たい…!な詰め合わせの感じに欲を感じてめちゃくちゃ面白かったです。
こうなるかな?と思った展開とちょっと違った。も
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モービウス(2022年製作の映画)

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マーベルの映画ではあまり見なかったようなお化け屋敷系の脅かしにスプラッターもかなりあって結構痛そうだった。まぁ元がヴィランのオリジンストーリーってとこもあり、「それ、某作の悪役もやってたな…」みたいな>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

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そういえば私デルトロ先生の映像あんまり合わないんだったな…と見ながら思い出してた。それでも結構面白かった。
愛されたい男が、愛で満たされるはずだった心の隙間を埋めるべく、愛を語り、嘘で塗り固め成り上が
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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いや~~~~~ほんとにめちゃくちゃ良かった。映画館でボロボロ泣きながら観たのいつぶりだろう。
「子供は子供らしく、物事を理解しようとしている」ってセリフの通り、バディから見たベルファストでの日々のお話
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ヴォイジャー(2021年製作の映画)

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惑星間航行には時間がかかるのでその間に繁殖してもらって…という、設定の段階から地球の倫理観が心配になるお話だった。人間性の抑圧を含んでるし計画の段階からこうなるのはわかりきってたのでは…と思わずにはい>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

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なんか、もう、マイケル・ベイの「ぼくの考えた最強のカーアクション」展覧会状態で笑うしか無かった。多分物語の8割はカーチェイスしてた。
にしても、思ってた以上に「すべてを犠牲にしても弟を守りたい兄」物語
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

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映画館で観た1作目の記憶がほぼない状態で見てきた。叩き上げでやってきたムーンがさらに成長していく2作目。夢を叶えるべく頼った大物プロデューサーがとにかくクソ野郎で…っていうお話。
諦めなければ運は自ず
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

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出てくる男出てくる男フェミニストを名乗るもんだから馬鹿言え〜と思ったらそんな男を成敗するいい映画でした。「男の後始末を女がやる」「やらかしてしっぽを切られるの女」って設定も示唆的で。
こんなレナヘディ
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僕らをつなぐもの(2022年製作の映画)

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ほんとに面白かった!!!
ゲイの父親二人と息子の家族のドタバタ離婚コメディだと感じたな~~~いちいち修羅場の場面の画が面白すぎるwwwあの病院の場面とか「マンマ・ミーア」じゃんかwww
遺伝情報だけが
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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Fan's voiceさまの試写にて。うあ~~やっぱり映画館で観たかったな…

優しくなかったママや、気弱だったパパに認められたかっただけ。憧れの男の子のようになりたかっただけ。それでも”Nitram
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

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本当に良い映画だった、今年の一番かもしれない…少なくともベストには入れると思う。
「シャン・チー」や「ブックスマート」ぽさもあり、かつ、ピクサーが丹念に描いてきてる「子供にとっての最適解が家族じゃない
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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今までとはまた違った、「闇に生きるバットマン」を構築しててとても良かった。プレイボーイの裏側の顔としてでなく、両親を殺される悲劇を生き延びてしまった孤児として、そして一族の悲劇を背負う存在として構築さ>>続きを読む

セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

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かなり重かった...
政治的信条ゆえに追い詰められた一人の女優の物語。当時は公民権運動の時代、政府から危険人物とみなされるだろうことも分かる。(キャリアにも多少なりとも影響したんだろうか)
追い詰めら
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

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レイフ・ファインズみたさに、なんとなく午前十時の映画祭に観に行ってみた作品。
すごく顔が綺麗だったな...
話はこんな重く悲しい話だったんだ...って驚いた感じ。

コリン・ファースがいたりウィレム・
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シラノ(2021年製作の映画)

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めちゃくちゃ好きだったけど、大傑作!というにはもう一押し足りない感じが…
ピーター・ディンクレイジのシラノ、本当に本当に魅力的で…特にOvercomeのシーンは墓場まで持って行きたいくらい大好きで、歌
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

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人の孤独を埋めてくれるテレビの視聴権と、それを果たすべく実行されるゴヤの盗難事件。それに加えて、「人は皆優しくなれる」というテーマに基づいた一捻りがあったのは(全く予期してなかったのもあって)かなりび>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

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そんなに期待値高かったわけじゃなかったんだけど結構面白かった。
「トム・ホランドだから許されるアクション」をすごくよくわかってる感じがしたし、全面に活用してて楽しかった。
前半すごくインディ・ジョーン
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

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なかなか愉快で楽しかったな〜スパイものとしても友情ものとしても。
死体に偽造文書を握らせて偽情報を流すまでの物語だけど、死体を流して終わりじゃなく、文書がちゃんと届くまでのすったもんだが見ててめちゃく
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