imaponさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

imapon

imapon

映画(971)
ドラマ(1)
アニメ(0)

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.6

ウッドストックと同年にこんなフェスがあるなんてちっとも知らなかったけど出演メンバーも良さそうなので音楽フェスのドキュメントとして気楽に楽しもうと思ったらちょっと感動してしまった😢

半世紀を経て今観る
>>続きを読む

Mil sexos tiene la noche(原題)(1984年製作の映画)

3.0

この手の物は観たい観たいと思ってるうちが華で実際観ちゃうとなーんだってなるの明らかなんだが。字幕付きで鑑賞するにはそれなりの積極性も必要。
ネットで字幕無しなら只で観られたりする。
ルールは早回し巻き
>>続きを読む

Sexual Drive(2021年製作の映画)

4.6

直接的表現がないからR12にしてあるが、それは人の妄想力を大層甘く見た所行。いや、これは中坊ならちょっとエッチな面白コメディで終わってしまうかもしれない。その意味ではR25とかR30、なんならR50,>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.5

劇場鑑賞スルー予定だったけど「グッド・ヴァイブレーションズ」を観たら見たくなったので滑り込んだ。
この監督の作品は見たこと無いが国は違えど同歳。
宗教紛争という過酷な環境下を子供目線で日常を描いていて
>>続きを読む

グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.6

激熱!
実はこの頃のパンク・ムーブメントは世代的にストライクなんだけど当時は良さが解らなくてオッサンになってからな後追いなんよね。
だからかレコード屋のオッサン、テリー・フリーがポリ公追い出したバンド
>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

城定秀夫と今泉力哉のコラボ+岩合でしょうか?
そういえば「愛なのに」にもニャンコ出てたわな。猫ちゃんの名前が西村で泣いた(関係ない)

山本奈衣瑠の表情、演技が◎
浮気告白する毎熊克哉に「何で言う?」
>>続きを読む

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.6

城定監督がこんな共感的ド変態タイトルの作品撮ったら観に来ちゃうよ。思ったのとチト違ったが、まあ面白かった。
モテない男目線で冴える城定監督がイケメン目線で撮ると僻み度が増すってのがあるな。

エロ城定
>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.6

美少女ホラーでかなり胸糞悪い。そんなに怖くはないけど適度にドキドキできた。いかにも虚栄心バリバリな不倫母。その抑圧というありがちな設定。少女期の不安定さと闇の側面。
ベットの血を見て妙に納得する男親。
>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.6

中島歩。最初気づかなかったけれど、この声、このゆったり口調・・・「偶然と想像」に出てた人だと気づく。
中島歩氏の名誉のために言うと、あくまで役の中でのことですから。実際はどうだか知らんけど。
同じよう
>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

4.6

「スパークス・ブラザース」よりも先にこちらを観るつもりが逆転してしまい、しかもサウンド・トラックも先に聴いてしまったけれど「アネット」やっと観た。ロングラン上映感謝。
スパークスがストーリー仕立てのコ
>>続きを読む

クレマチスの窓辺(2020年製作の映画)

3.7

松江の亡き祖母の家で過ごすバカンス7days.
初対面でいい人たちと出会うけれど、知ると実はそうでもなかったり。
脇役出演、お花屋さんの出戻り役、女優しじみが私なりに受けたテーマらしき事を言い切る台詞
>>続きを読む

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.5

スバークスは70年代しか聴いてなかったけど最近はサブスクなんてもんのおかげでまだやってる事を知った。25枚もアルバムあるんだ。どうしても馴染みのない90年代以降の曲はピンと来なかったんだけど本作を見て>>続きを読む

好色日本性豪夜話(1971年製作の映画)

3.2

アニメパートの一寸法師。ちょっとエノケンに似てた。

不審者(1951年製作の映画)

3.6

不審者通報で駆け付けた先の奥さんの美しさにまいって手段選ばずモノにしようという警官ヴァン・へフリンのズーズーしさと奸計。最初はキッパリ平手打ちで追い返すも見え透いた再訪を受け入れちゃう人妻イヴリン・キ>>続きを読む

女の秘密(1949年製作の映画)

3.5

冒頭美女二人の罵り合いから2階の銃声。サスペンス要素に期待脹らむが…
サスペンスでありメロドラマなんだけど、そんなことよりも劇中で歌われる歌とかギャグ要素がたまらなく好き。
残念ながらグロリア・グレア
>>続きを読む

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.5

Netflix入ってないのでYOUTUBE英語字幕版で。
ラジオたまむすびでの町山智浩の紹介解説聞いたからなんとかなるだろうて。それにピアノ「革命」シーンには字幕不要だろうて。

インタビューの内容、
>>続きを読む

肉体の門(1988年製作の映画)

3.1

この題材は鈴木清順のがあるからなぁ。そのためロマポ版も敬遠しているのについに五社版を見た。
かなり違う話にしてるから比べるもんじゃないけど。演劇的演出のあった清順作の方がギラギラギトギトが本物ぽかった
>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

公開時の正月、友人に誘われたのを丁重にお断りして以来ずっと観ていなかった本作、今さらながら。アフターライフも観る予定は無いけど。
何も考えず楽しく見れるので自宅鑑賞でもいけるやつ。
どうしょうもないセ
>>続きを読む

私の男(2013年製作の映画)

3.3

ちょっと思ってたのと違った。こういうのは自宅配信向きではない。

血の繋りが無いというだけでない近親相姦と一言で片付けられない相互依存の関係。殺人事件に絡ませる、特に浅野忠信のはキレやすいとは言うもの
>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

「ゾンビ映画のファン」「ジム・ジャームッシュ映画のファン」といったら後者の自分にとってコレはアリだな。
パトロールカーでこれから惨劇の舞台となるセンタービルの店々の前を通過して行くだけでワクワク(この
>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

4.2

子供の頃、単に怪奇怪物ものが読みたくメアリー・ジェリーの「フランケンシュタイン」を読もうとして挫折した。
怪奇映画として何本かチラ見した事はある。
「100分de名著」の「フランケンシュタイン」を見て
>>続きを読む

迷い猫/新宿♀日記 迷い猫(1998年製作の映画)

4.2

週刊誌記者の平泉成が街娼してる団地妻に喫茶店でインタビューしながら回想シーンを挟むという単純構成なのに何故こうも傑作になるのか。
まず長曽我部蓉子の顔ってこんなに魅力的でしたっけ?青い街灯に照らされる
>>続きを読む

いやらしい人妻 濡れる(1994年製作の映画)

3.3

「四天王の映画をかけるのはちょっと・・・」という劇場側の声。ならばという事で佐藤寿保と夢野史郎が変名使って撮るも、まんま佐藤寿保作品で変名の意図が不明。

新宿雑踏ゲリラ撮影とサングラスの映り込みはカ
>>続きを読む

ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.2

チープスプラッタホラーのスピード感。古代遺跡冒険ファンタジー
物体X的クリーチャー出来良好。
生首少女が歌ってんの好きだったけど途中から歌わなくなっちゃったな。
キンチョールって(;゜0゜)
工藤夕貴
>>続きを読む

誰かの花(2021年製作の映画)

3.9

被害者加害者それぞれの悲しみ苦しみ。
ヘルパーの子が助けた虫、次の日は死んでた。

大石吾朗の「交通殺人」子役の子の「殺人者が」の言葉に悲しくなる。

次男坊が両親を被害者の会に呼ばなかった理由。母親
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

4.1

「岬の兄妹」同様重いテーマをエンタメに昇華する片山慎三監督。その構成・脚本の妙。面白え。
まだ記憶に新しいあの事件とあの事件を複合させている。

本作では佐藤二朗にALSゲーリック病の妻公子・成島瞳子
>>続きを読む

13号待避線より その護送車を狙え(1960年製作の映画)

3.6

浜十組組長入院中に好き勝手やる安部徹大活躍。少し娘の渡辺美佐子に惚れてる感じが良い。
いつもの印象としては二枚目でも無くオジサン臭い水島道太郎だが、本作ではまずまず良かった。

秋葉の旦那とはいったい
>>続きを読む

果しなき欲望(1958年製作の映画)

4.0

今村昌平重喜劇、12年ぶり鑑賞。
やはり面白い。
紅一点の渡辺美佐子を堪能できる事から始まり終戦前どさくさに軍医が埋めた時価6千モルヒネを掘り出そうと10年後に集結した各キャラがとても立ってて良い。
>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.4

宮沢りえNICE CASTING!
川島有美は所謂クルーズ船でシャンパン空けながら選挙する(小川純也・談)側の二世議院。
最近の政治への風刺も入れてて本来好みだけれど。リアルが酷くてフィクションで溜飲
>>続きを読む

真田風雲録(1963年製作の映画)

3.5

13年ぶり。渡辺美佐子トーク付き(聞き手・井上淳一監督)
真田十勇士だから必然変な時代物になる。当時60年安保の挫折感を現す新劇の戯曲が元になっている。美佐子さん曰く、「陰気で暗い新劇の中にあって、初
>>続きを読む

女子寮祭(1957年製作の映画)

3.0

女子寮に厳しい寮長先生轟夕起子が赴任。反抗的な問題児渡辺美佐子に気を揉むが轟夕起子がまさかのカミングアウト。

対象としての苦学生カップル(安井昌ニ・高田敏江)が良い。
その高田敏江がバイトして田舎の
>>続きを読む

絞首台の下(1959年製作の映画)

3.6

渡辺美佐子特集に相応しい一本。リケジョでバイリンガルの渡辺美佐子は週刊誌記者・長門裕之の恋人であり、コンビで事件を追う。
高飛び込みやスキューバダイビングとスポーツ女子でもある。上野駅でウエストくびれ
>>続きを読む

ひみつの花園(1997年製作の映画)

3.9

お金を集め数える事が趣味の緩女子鈴木咲子(西田尚美)が目標を持った途端に大覚醒。内藤武敏に地質学を、伊集院光に運転を、木村多江に水泳を、田中要次にロッククライミングを習う西田尚美。
5億円の目標を持っ
>>続きを読む

アリバイ(1963年製作の映画)

3.5

警視庁全面協力って。

殺人現場、夫を失った妻が泣き崩れ、幼い娘が「おかあちゃん、どうしたの?」と駆け寄る。父親の死体を見せまいと抱き上げる刑事。捜査陣が一瞬感傷的になっていると「捜査開始!」の檄が飛
>>続きを読む

東京アンタッチャブル(1962年製作の映画)

3.6

丹波哲郎、雷雨の梯子脱獄(そんな上手く行くんかい)のオープニング。
水着とパジャマが可愛い三田佳子が若き高倉健と赤プリ・プールや後楽園遊園地デート。犯人丹波を取り逃がしたショックから恋人三田佳子を連れ
>>続きを読む

タンデム/痴漢電車人妻篇 奥様は痴女(1994年製作の映画)

3.8

清水大敬のキャラが圧倒的な一夜タンデム。深夜喫茶でライダーに出会うシーンが最高。「どっかでやって来ましたね、そういう目だ」俺も、と一方的に意気投合。
深夜ブロロロとエンジン音にどこかで聴いた事のあるよ
>>続きを読む