ケプの助けさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.1

初回から人が軽快に殺されていく。
その様はスリラーというよりアクション要素が強い。
色んな評価や風評を受けねじ曲がって広告されてしまっているが、それ抜きで鑑賞しても充分に楽しめる。
娯楽と言うには不謹
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INTERCEPTOR/インターセプター(2022年製作の映画)

3.7

久々の当たりの娯楽作品。
主人公の悪あがき✖️ありえへん感が抜群!
主人公JJ演じるエルサ・パタキーを制作総指揮を務め、夫でもあるクリス・ヘムズワースがこっそりサポートしているのも面白い。
テロ組織リ
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ケース39(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

レネーゼルウィガーが福祉系の仕事をしている人っぽい顔で丁度良い。
引き取った少女も最後まで悪魔なのか、幻覚なのかわからない感じが丁度良い。
余韻の残るホラー感が懐かしい。
何も考えずに観られるホラー映
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.8

バイオハザードフルCGシリーズ中、もっとも良く出来た作品だと思う。
何故か必ず救いたくなる人レベッカチェンバーも登場する。
フルCGである事から、ありえへんとリアリティのバランスが非常によく出来ていて
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.9

GANTZはこの作り方が1番合ってるかも。
最高にGANTZを満喫できた。
この作品の肝は隠れた立役者達だ。
脚本にはリアルとアンリアルのバランスが上手い黒岩勉、関西チームの声優でレーザーラモンRとG
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GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

2.6

アクションシーンはさらに磨きがかかり、観ていてグイグイ引っ張ってくれる感じが心地よい。
ただ、やはりと言うべきか別れのシーンの鈍重さにも磨きがかかっており、もはや眠くなるレベル。
後半になるにつれ、そ
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GANTZ(2010年製作の映画)

3.8

数回目の鑑賞。
初回鑑賞時は原作のファンでこの作品に不満があったのを覚えているが、改めて観てみると意外にも面白い。
物語を上手く凝縮出来ているし、異星人の造形や武器などのガジェットも悪くない。
ただ、
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SP 野望篇(2010年製作の映画)

3.7

※野望篇/革命篇合わせて感想書いています。
金城一紀の脚本は物事の本質を問いかける物語にしてくれているのがすき。
そこに特殊能力を持つ井上と確固たる信念を持つ尾形、否が応でもカッコよく見える。
結局、
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SP 革命篇(2011年製作の映画)

3.8

※野望篇/革命篇合わせて感想書いています。
金城一紀の脚本は物事の本質を問いかける物語にしてくれているのがすき。
そこに特殊能力を持つ井上と確固たる信念を持つ尾形、否が応でもカッコよく見える。
結局、
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

コンサートを見ているかのような映画。
僕はよくコンサートで寝てしまうのだが、同じ現象が起こった。
一緒に見た妻はコンサートに出る方なのだが、リアリティがあると太鼓判だ。
編集の技と監督の采配、役者陣の
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作から日本版にうまく改変できていると思う。
原作関係なく、この映画として観るのがオススメ。
人口冬眠の設定がポイントで、他の古〜新に行くタイムリープとは違い登場人物の主人公に対するリアクションや信憑
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スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

2.5

よくあるマッドサイエンティストもの。
クリス・ヘムズワースの怪演が光るがもう少し突き抜けた演技でも良かったかも。
どれもうん、そうだよねって感じ。
素直な気持ちで楽しめればGOOD。
特に感情移入せず
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

4.0

前情報まで推理もの→ゾンビもの?→なんじゃそりゃ??
と期待しないで鑑賞。
結果、めっちゃ面白かった。
続編観たいっ!!
木村ひさし監督に蒔田光治:脚本と所謂、堤組の作品だが、今回は特徴的な演出を抑え
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.1

ちゃんと青春、ちゃんとSF、ちゃんとオチあり。
三拍子揃って、安定の作品。
でも、京都に住んでいる者としては現状の京都と比べると…(汗)。ちょっと切なくなる。
ヒロインの声優に驚きの浜辺美波。
ちょっ
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

3.8

物語全体は東野圭吾の原作らしく、あえてキャラ作りをしないというか、平坦に見せる事で浮き出てくるモノを魅せる感じが出ている。
それを三池監督率いる、三池組が撮影や脚本、音楽で肉付け、色付けしているので調
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

人間ドラマや家族愛は置いといてディザスタームービーとしては楽しめた。
隕石落下後のラスト状況・景色を見せてくれたのが良かった。
あと誘拐のシーン、モリーナ・バッカリン(妻)と子役の演技が上手くて純粋に
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.5

純粋にアクション映画を楽しめた。
木村文乃演じるヨウコのアクションには驚きとキレに拍手、耳の聞こえない子が風船を!のシーンはちゃんとハラハラできた。
そしてなにより岡田君演じるファブルの拘りのアクショ
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スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

2.7

メッセージ良し、志し良し、キャラクター達良し…だけど、アイディアと工夫が残念。
後半の勝負はバスケットボールにする必要が感じられなかった。
あれなら違うスポーツや競技でバスケの能力が活かせる展開の方が
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

過去に劇場版で鑑賞した事があるが、久々にNetflixにて鑑賞。
こんなにも危機迫る雰囲気もある作品とは…。当時、ジムキャリーのファンでコメディだと思い劇場に足を運んだが以外な内容で複雑な気持ちになっ
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.7

ダークで悪趣味なレディープレヤーワンといった趣き。
暴力性たっぷりなテレビゲームを彷彿とさせる内容は見方によってはチープ、違う角度からだと分かりやすくて爽快。
ダニエルラドクリフやサマラ・ウィーヴィン
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

4.0

評価をつけると3.5になりがちな作品だが、観るとしっかり楽しめるアクション映画。
アラもあるし、ストーリーも特別な物はないがアンジェリーナ・ジョリーを始め子役のフィンや悪役のニコラスやエイダンがしっか
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

最高にして最悪な悪趣味エンターテイメント。
兎に角、グロテスクで悪趣味。ここでこのドログチャ出すんかい!とツッコミを入れつつも一周回って笑ってしまう。
最高に尖ったダークヒーロー。
ハーレークイーンの
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ブラック・クラブ(2022年製作の映画)

3.7

ただのミッションものと思うこと勿れ、氷上スケートがミソなユニークな作品。
この作品においては戦争シーンより、人より、何より海の上の氷が怖い。
人に起きた悲劇をそのまま形に残してしまう氷。
いつ割れるや
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人数の町(2020年製作の映画)

3.6

鑑賞後とても苦しくなる作品。
何がって自由じゃなくなるから。
ラストも自由の代償って、あれじゃあ結局は枠組みの中に入ったまま。
むしろ以前よりどっぷり浸かってしまっている。
本来は自由にとるべき責任の
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透明人間(2019年製作の映画)

4.1

温故知新のスリラー。
古き良きを知り、原作の旨味をしっかりと取り入れながら現代版にリメイクもされている秀作。
今までの『透明人間』はいかに透明である事を見せる為の表現だったが、今回は見せない事で、透明
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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

2.2

『愛の不時着』の2人と言う事で取り上げられたのかな?
内容は人気のテレビドラマを映画化みたいな出来だった。
主演の2人も曲も悪くないけど、深掘り具合が足りない。
観終わって物足りない感が大きい。
ラス
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.5

アカデミー賞:主演男優賞にアンドリュー・ガーフィールドがノミネート。
編集賞にノミネート。
ガーフィールド演技上手いっ!こんなに芸達者な役者さんだったとは、おみそれしました!!
凄いものを持っていて尚
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

相変わらず、アクション映画としては優秀な出来映え。
冷静に観ると、している事は変わらないのだが、少しづつ主人公が追い詰められていく様子を飽きさせずに観れた。
そして、やはりと言うべきか続編への展開。
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.7

いわゆるジュブナイルものにジャンル分けされる作品だった。
子供が大人になり、自分の幼少期と対峙する事で成長したり何かが変われたり、そんなこんなを感じられた。
親子3人での貝輪ややりとりはスパイダーマン
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Part1は未鑑賞。
邦題のタイトルになるほどと納得。だから、破られた沈黙なわけだ。
物語はPart1より遡り奴等が来たところから始まる。
このシーンのおかげでPart2からでも物語に入り易い。
島の
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

黒人と警官のあれやこれやを分かりやすく記号化して、物語にはめているので、分かりやすいがアクション映画としてもっと振り切っても良かった気がする。
ラップの導入部分はノリも良く映像とマッチしていた。
最初
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モータル・コンバット(1995年製作の映画)

3.9

ゲームは未プレイ。
どことなく90年代のアクション映画な雰囲気が漂っていて懐かしい気持ちになった。
それを現代版にブラッシュアップした感じがする。と思ったら95年にも『モータルコンバット』にも映画化が
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鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

2.0

原作は全て読んでます。
監督とのマッチングが良くなかったせいか、リアリティのりあるCGにファっとファンタジーな音楽がミスマッチングな惜しい作品。
良かったのはアルの声を演じた水石 亜飛夢、マスタングを
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傲慢な花(2022年製作の映画)

2.9

なんだかテレビのスペシャルドラマを観ているような感覚になった。
主人公はわかりやすい設定の小説家。
バディというかパートナーに刑事をもってくるあたりもわかりやすい。
わかりやすい設定のわりに2人の恋愛
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.2

ゾンビ映画らしく悪趣味あり、ティーンのあれこれあり、お色気ありと王道の展開。
ボーイスカウトの強みを活かすシーンが特徴的でラストバトルにむけてのシーンは良かったが肝心のバトルシーンは暗い所にチカチカラ
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

4.1

もう楽しかった。こうゆうジャンルの映画を観たい時の映画。
所謂デスゲームものだが、登場人物よし、曲よし、テンポよし、で上映時間も丁度良く要所要所の展開も違和感なく観られた。
各ルームが参加者の過去と繋
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