ケプの助けさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

罪の声(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

親の『我』は子供に影響を与える。
今回はそれが犯罪だから、タチが悪い。
実際に起きた事件が元の小説が原作なので映画にはある種のリアリティがあるが、
フィクションのクライムサスペンス作品として観た方が合
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

3.8

ラッパーのジェイ・Zプロデュースの作品という事でHIPHOP満載のBGMにのせ、西部劇が繰り広げられる。
悪役はいるが、あくまでも役なので本当の悪はいない?
復讐を軸に物語が展開していく。
音楽が兎に
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リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

ファンタジー要素の強いゾンビ映画。子供も大人も成長できる、笑えそうで笑えない作品。
主人公のデヴィッドはダメダメ男が突然プチっと覚醒する。だが、ゾンビ映画によくいる物理的に強くて、ガンガン突進するタイ
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SECURITY/セキュリティ(2016年製作の映画)

3.0

最近のこの手の
元軍人が〜、子供等の弱い立場の人を救った事でギャング等の悪者に襲われて〜
の映画は主人公が一見弱そうに見えて実は最強!なものが多いので先入観強めで観始めた。
しかし、観ていたらだいぶん
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死霊のえじき -ブラッドライン-(2018年製作の映画)

1.5

こらこらゾイ。研究者の狂気に走った挙句、犠牲が多過ぎる。
ラストのあのセリフもまったく生きてこない。
マックスもゾンビというよりかジェイソンみたいな、ストーカーモンスターでジャンルの違う映画を観ている
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

4.5

ついにビルボ・バギンズの旅が終わった。
彼の旅路をしっかりと見届けて気持ちが落ち着けた。
そして、ロード・オブ・ザ・リングでドワーフやエルフの行く末を確認したくなってきた。
『指輪の仲間』の誕生やホビ
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何十年かぶりに何度目かの鑑賞。
オープンニングのタイトルから、「おっ来たぞ」と前のめりになる。
中盤の虫シーン辺りからドキドキワクワクと童心にかえり、危ないっ、おぉ、助かったねと息子と一緒に言葉を交わ
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天地明察(2012年製作の映画)

3.6

岡田准一の役柄でもある安井算哲の状況が岡田准一自身と被って見えた。
安井は天文・数学の才を期待されて暦の変更に挑んでいくわけだが、一緒に挑む仲間も師もいる。幕府のサポートもある。
一方で時代物映画とい
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.0

ついつい鑑賞。不思議と観られる、整う作品。
今回はガンダルフの魔法がそこそこ炸裂。
独特な世界観はJ・R・R・トールキンの作り込んだ世界をピーター・ジャクソンがマニアックに忠実に愛情込めて制作している
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

チャドウィック・ボーズマンの凛とした品格が凄い。
8回も審問会にかけられても刑事として生き残れてるのも説明無しで説得させてしまう姿だ。
強盗の2人もバックボーンも含めてしっかりと物語に活かされる強さと
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ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

このシリーズだけは、何故かツッコミ無し、考え無しに純粋に楽しめる。
未だに何故かはわからないし、良作は他にも山程あるが、このシリーズだけは眠くならず、退屈もせず、いつ観ても最後まで集中してみられる。不
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

4.0

『成功とは失敗から失敗へ情熱を失わず進むこと。』チャーチル
最後の最後に胸の底から熱い想いが上がってくる。
自分にも出来るという自信が静かに湧き上がる作品。
物語は主人公モリー・ブルームの語りで淡々と
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.2

声だけでのやり取りが多いので、想像が膨らむ。
それが、悲劇的な想像をより増幅させる。
事件の内容が凄惨な事もあるが、情報が少ないなか断片的な事実と感情のみが伝わってくる。
それを受けて観ている側が想像
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キングダム(2019年製作の映画)

2.6

Part1なら納得な作品。
原作の物語が壮大なので、まだまだ観足りない感がどうしたって出てしまう。
セリフや動作にわざとらしさが目立つのが玉に瑕。
キャストが良く、セットや舞台も豪華なので勿体ない。
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

2人の絆が歳と時代に翻弄されているのが印象的だった。
それを示すかのように2人の口論のシーンはガチャガチャせず、言葉に重みを持たせていた。
各登場人物の距離感が良い。AMMOとのチームワークも急接近で
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.0

骨太なスリラー映画。
潜水艦での潜入、陸からの潜入に無駄な動き・展開が無いスピーディーな前半は人物説明や潜水艦内部をじっくり見せる事がない為、魅力に欠けている。
ロシアの大統領を救出する事になる後半か
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

2.5

ロゴス号の艦チェイスのシーンは盛り上がったが、ラストに近づくにつれ、盛り下がってきてしまった。
ラストが調和を基軸にした平和なので、当然と言えば当然なのだが。
公開当時よりも楽しめなかった。
元エージ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.3

ホラー映画の法則がわかる。
スクリームの要素があったり、バックトゥーザフィーチャーの要素があったり、ファイナルディスティネーションっぽかったりと映画が好きな人が作ったのかなぁ、と嬉しくなる作品。
登場
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

思ってたのと違う、でも良い意味で。
思ってたより、ホラーだった特に前半が。
思ってたより、下品じゃ無かった。
思ってたより、気軽なループじゃなかった。
主人公ツリーの自堕落な生活と性格の描き方、演技が
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

引き続きマトリックスレザレクジョンズの為の復習で鑑賞。
モーフィアスの妄信的な表情、感情が怖い(ラスト直近まで素の表情が無い)。
トリニティーのネオに対する妄信的な愛が怖い。愛することが目的になってい
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

やっぱカッコいいわ!楽しいわ!!
マトリックス4の為、かなり早いが復習がてら鑑賞。
今改めて観てもグイッとマトリックスの世界に引きずり込まれてしまう。
凄い吸引力。
あれこんな感じだったけ?と思い出補
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デッドリー・ハンティング(2021年製作の映画)

3.7

やっぱり大好き、ドイツ映画!
マリア・エーリッヒの言葉無き殺人鬼の役がB級になりそうな作品の質を上げていた。
獲物を追い詰め、その獲物(人)が話しかけてきているのを聞くときの表情と目つきは尋常じゃない
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

イーライ・ロス監督作品という事でオドオドしながら鑑賞したが、原作の『狼よさらば』を鑑みてもスッキリ終わる作品になっていて安心した。
ゴワシーンは多めだが、そこまで引きずる事もなく、アクションシーンに切
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侵入する男(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

昔懐かしいスリラーをポップにして現代版に。
かなりライトに観られるスリラー映画。
デニス・クエイドの笑顔が怪し過ぎる。
良心的な言葉、態度は妻であるアニーにのみ、夫のスコットにはどこか冷たく距離がある
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スパイク・リー監督作を久々に観たので、油断もあってガンとやられた。
KKKと黒人集会のあたりから、心にシコリの様な不安を抱えたまま物語がラストスパートを走る。
事件は解決し、身内のクズにも仕返しをして
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SAS:反逆のブラックスワン(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

無敵のソルジャーが成長するジャンル映画。
サイコパスと言われる主人公の成長?(心の変化?)が丁寧で人間味ある。
結婚を告白し、ある理由で涙する表情は意外性もあり納得もできるシーンだった。
ラストはパー
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ワンダーウーマンはほぼ、ガルガドットで出来ている。
豊かな表情、華麗な身のこなし、彼女だけで作品を持ち上げている。
まさしく、ワンダーウーマンだっ!
内容は80年代の雰囲気たっぷりで展開もファッション
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ハロウィン(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ローリ役のジェイミーリーカーティスのたたずまいに驚いた。
ネット記者のインタビューに答えるシーンでは実際に事件に遭った被害者の演技をし、家族とのシーンでは孫と娘との距離感が抜群のセンスで演じている。
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

土曜プレミアムにて鑑賞。
壮大!海の綺麗で畏怖する感じが美しくて描かれいた。
原作ではコメディ担当の様なアクアマンがしっかりカッコよく撮られていたのは好感がもてた。
母親役のニコールキッドマンはアクシ
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パージ(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

色々と想像をさせてくれる映画だった。
ラスト、敵を見逃すシーン、ターゲットになった男に声を掛けるシーンの雰囲気は生々しかった。
実際にパージがあったらこんな感じになりそう。
襲撃者2人が、おんぶして家
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BLEACH(2018年製作の映画)

2.0

原作コミックは全巻読んでいる身としては、黒崎一護、朽木ルキア、浦原喜助のキャストは良かったが、それ以外のキャストはもっと本来のキャラに寄せた俳優を当ててほしかった。
虚(ホロウ)をホラーテイストで描い
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.3

半沢シリーズの出演陣で構成された池井戸潤、原作作品。
演出は多少抑えめだが、やはり半沢シリーズを彷彿とさせる内容になっている。
堂々たる御前様の登場シーンは大宇宙の帝王の様な演出で広間の様な会議室が違
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妖怪大戦争(2005年製作の映画)

1.5

思ってたのと違う。
神木隆之介以外の子役演技が浮きすぎているのが気になってしまった。
でも昔のジュブナイルものは、こうゆう感じだったなと観続けていると、スネコスリが…可愛くも無いし、不気味でもない何と
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

なんとパワフルな作品なのだろう。
この手の映画は苦手なので、ジャンルとしては20年ぐらいぶりの鑑賞になる。
孤狼の血Level2で、どうして松坂桃李演じる日岡が、あんなにも凶暴な感じになったのか予告を
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あの頃。(2021年製作の映画)

2.3

前知識一切無しで、予告のイメージのみで鑑賞。
松浦亜弥のオタクが楽しく仲間で〜みたいな物語かとおもいきや、原作ありで作者の劔さんは有名人、話は実話。
思いもよらぬ展開で、何とも言えない気持ちになった。
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ゲームを踏襲していて、懐かしく楽しめた。
エッグマン誕生の瞬間を見られて嬉しくなった。あのエッグマンにどうゆう経緯でなるのか楽しみが増えた。
ジムキャリーの奇人演技も久々に堪能できて、ジムキャリー好き
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