前作『RAW』よりもさらに不気味で変な映画。交通事故によって頭にチタンを埋め込まれた女が、成人して車とセックスをするという奇想天外な物語は痛々しくもあるが、目を離すことが出来ない。
映画冒頭の車の上で>>続きを読む
完全にウルトラマンを知っている人向けの作品。怪獣やウルトラマンが開始早々に登場し、戦ってくれるのはテンポが良くていいが、後半にかけて少しずつ勢いが落ちて、人間ドラマにシフトしていく。このシフトが作品の>>続きを読む
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MCU史上最も変な映画であり、まさしくホラー映画テイストがサム・ライミらしさ全開で素晴らしい。それでいて世界観は壊れておらず、ドラマ版との繋がりも随所に感じられてファンを喜ばせる。
ワンダの扱いについ>>続きを読む
移民系の住民が多数住むパリの一画。我々がイメージする花の都パリとは一線を画する、雑多な街中で繰り広げられる恋模様。美しいロマンスでは無いかもしれないが、オデォアールの演出と映像がそれを美しい物語に昇華>>続きを読む
悪くはないが、これまでのニュージェネ映画に比べると若干盛り上がりに欠ける印象。ゼットの登場は、ゼットの映画版が無かっただけに嬉しい。
トリガーらしい映画であったことは認めるが、イーヴィルトリガーの登場>>続きを読む
分裂が進む魔法世界は現実世界の写し鏡。ハリー・ポッターシリーズでも垣間見えたダンブルドアの過去を除くことが出来る。若い時は割りとヤンチャだったようで。
大きなテーマとしては愛の物語。友愛に兄弟愛に、愛>>続きを読む
高木刑事と佐藤刑事という、モブキャラから大出世を果たした二人の物語は、昔から観ているファンほど感涙もの。この二人の恋路を楽しみにしてきたファンにとっては嬉しい作品なのでは。
安室さんは何だかんだで美味>>続きを読む
東宝や大映がいかにゴジラやガメラに心血を注いで、本気で作っていたかを改めて実感させてくれる素晴らしい映画。
東映と松竹は自分たちが泥を被ることで、ゴジラやガメラの素晴らしさを伝えてくれたのだ。
ありが>>続きを読む
ゲームの1と2を強引に詰め込んだような映画。詰め込み方が雑で無理な設定が多く、かなり微妙な作品になってしまっている。ポール版に比べるとだいぶホラー要素が強くて、そこに関しては楽しめる作品にはなっている>>続きを読む
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MCU作品としてではなく、これまで積み重ねられてきた『スパイダーマン』としての歴史が集約された映画。大いなる力には大いなる責任が伴う。この言葉の意味を改めて知る。
過去作のファンがニヤリとする場面の数>>続きを読む
100分以内という圧倒的な観やすさがこの映画の何よりも良いところ。凸凹過ぎるバディであるエディとヴェノムは、面白くもあるが基本的には前作と同じことをしている。カーネイジとの戦いも意外とあっさりしている>>続きを読む
資本主義の暗部を巧みに突く法定後見人の物語。私に負けはないと豪語する女は、恐ろしくもあり、逞しくもある。喰うか喰われるかのアメリカ社会。そこに性別は関係ない。
強い男は昔から当たり前のようにいたのに、>>続きを読む
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地球守ります、人類守ります→やっぱり止めます→どうやら地球や人類を滅ぼす物を守るために自分たちは作られたらしい!しかも全てが終わると記憶を消される!→それは嫌なので地球と人類守ります。
地球に来てから>>続きを読む
何のためにリメイクしたんだ?そこに愛はあったのか?映画館というCUBEに入った瞬間、苦痛の108分に耐えなければいけない。まさに一度入ったら、最後。何という皮肉。
ヴィルヌーヴ版を観る前に観なければと思い鑑賞。これは面白い。結果的に製作されることの無かった映画の裏話がこれだけ面白いとは想定外。それと同時にアレハンドロ・ホドロフスキーという稀代の芸術家を描くドキュ>>続きを読む
ストーリーは特に大きな捻りはなく、至って王道。そこにMCUらしい笑いを加えていく辺りで、らしさを出している。ストーリーの平凡さを補って余るアクションシークエンスのカット良さが見物で、武侠でありながら、>>続きを読む
コロナ禍になって変わらざるを得なくなった世界の中で、エッセンシャルワーカーは何を感じ、どう生きるのか。何をもって不要不急なのか。この現実を伝える映画は、俳優たちは不要不急なのか。
有村架純、志尊淳とい>>続きを読む
誰が悪いのか?誰もが悪くなく、誰もが悪い。日本社会の暗部がぎゅっと凝縮されていて、観ているのも辛くなるが、見届けずにはいられない不思議な感覚。
娘が車に轢かれるシーンはあまりにも生々しすぎて思わず目を>>続きを読む
歴史の真実を淡々と映し出す。未来を生きるため、希望を繋ぐために、必死に伝える彼らの声も、外には響かない。一度「異端」の烙印を押された者の声は誰にも届かず、ただ消されてしまう。
それでも声をあげずにはい>>続きを読む
ヒトラーを単独で暗殺しようとしたゲオルク・エルザ-を描いた作品。英雄になれたかもしれない男は、13分の誤算で暗殺者となってしまう。
ユダヤ人の友を持ち、平穏に暮らしていた彼に迫るナチスの足音。政権が変>>続きを読む
毎回迫力満点だけど、意味不明なガジェットを盛り込んでくるシリーズには脱帽させられる。唐突に宇宙に向かったのはさすがに笑ったが、まぁこのシリーズだから許せるかな。
ドミニクの弟はどう考えても唐突感がある>>続きを読む
思いっきり振り切った作りが大正解。痛快でありながら全力で悪趣味の、愛すべき馬鹿映画。我々が求めていたものはこれだ!と叫びたくなるような映画に脱帽。
キャラクターの紹介映画的だった旧作と異なり、とことん>>続きを読む
妊娠中絶のためにペンシルバニアからニューヨークにやってきた少女の数日間。出会うもの全てが新鮮で、眩しいはずなのに、そこを見る余裕は一切無い。限られたお金、選択肢の中でそれでも自分自身の未来のために意思>>続きを読む
現役の総理大臣を描いた日本映画初の作品。欧米諸国の映画では当たり前のように歴史の暗部を描く作品が作られてきたが、日本でもようやくこういった作品が作られたことはプラス。
この男に未来を託しても良いのか?>>続きを読む
前作以上にアクションに力を入れたためか、アクションの迫力は前作よりも上。まぁストーリーはそんなに気にせずに観れるものではあるが、それにしては若干ヘビーな感じ。
意外と過激な描写も多く、そこはプラス。平>>続きを読む
笑えることが前提で作られているけど、意外と血はしっかり見せているのは良い。岡田准一はイケメンな裸体を時々晒してくるのは癇に触るが、コミカルな演技は面白いかと。
アクションは見応えたっぷりで、これは非常>>続きを読む
徐々に明かされるカサンドラの悲しすぎる過去。なぜ彼女は男たちに復讐をするのか、その理由は悲しくもあり、同時に恐怖でもある。
そんな彼女が掴んだ束の間の幸せ。幸せそうに笑う彼女は最高に美人なのだが、彼女>>続きを読む
眩いばかりの胸キュン映画。見ていると胸焼けしそうなくらいの青春映画は、僕にとってはまさに未体験ゾーンの映画。
ここで注目したいのは濱田龍臣。ウルトラマン作品で皆に背中を押されていた男は、この映画では恋>>続きを読む
久々のMCU映画作品。過去を振り返りつつも、次の世代にバトンを渡す見事な作品。アベンジャーズしか家族と呼べる存在がいなかったナターシャの、もう一つの家族の物語。
アクション映画としての見所はたっぷりで>>続きを読む
細かいことは良いんだよ!!これが観たかったんだろ!?と言わんばかりの大スペクタクル映像の連続。
間のストーリーなんて何も思い出せないぐらい軽いものだが、それで良いのだ。
小栗旬は確かに登場するが、何と>>続きを読む
元祖ソリッドシチュエーション・スリラー。正方形の空間に閉じ込められた人間たちの心理合戦が面白く、徐々に明かされる本性も中々に恐ろしい。
罠のギミックを楽しむ映画ではないかもしれないが、それでも罠は中々>>続きを読む
映画が始まってすぐに登場する怪獣、その後の怒涛の展開は見事の一言。監督の思想が込められた怪獣には怒りと哀愁がある。この怪獣を産み出したのは人間に他ならず、その意味ではゴジラにも通するルーツを持っている>>続きを読む
これはもはやホラーと言うレベルで恐ろしい。誰が娘なのか、誰がヘルパーなのか、主人公のアンソニーの認知症を共に経験しているかのような感覚になる。何が現実なのか分からなくなるあの感覚は恐ろしすぎる。
アン>>続きを読む
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面白いんだけど、あと40分ぐらい短くして貰えるとありがたいかな。ザック・スナイダーのデビュー作は『ドーン・オブ・ザ・デッド』ということで、久々にスナイダーがゾンビ映画を作るというのは楽しみではあったが>>続きを読む
超特大ボリュームで描かれる本当の『ジャスティス・リーグ』。個々のヒーローがより深く掘り下げられて、キャラクターに深みと魅力が多いに感じられる。特にサイボーグとフラッシュのキャラの掘り下げは見所満点。>>続きを読む
何かいるのに、その何かが中々出てこず、焦らされてるけど怖いという演出は、ベタだけどやっぱり良い。しかし、ただベタに見せるのではなく、その見せ方に妙があり。
『MAMA』とは本作の鍵を握る幽霊であり、ア>>続きを読む