卒論用
レイアウトは勿論、キャメラの位置も徹底してるなあ、となる。
久しぶりに。
細田守は良くも悪くも「レイヤード」の監督になってしまったように感じた。物語としても映像としても多層性のある作品、それがこの『竜とそばかすの姫』及びこれからの細田守なのだと。
今回の作品>>続きを読む
ずっと見たかったものの見る機会がなく、ようやくU-NEXTで配信開始とのことで初視聴。
ここ数年見た映画の中で一番心を揺さぶられたというか、とにかく良かった。
細かいことを書こうとすると恐らくいくらで>>続きを読む
暗に人間対コンピュータの構図を作り出し、それを最終的に人間側の主張が勝利するという筋書きに落とし込みテン年代の映画として提示したという意義は非常に大きいように思う。
話の本筋とは一切関係ないけれど、映画における「窓」って、時間の経過だったり状況や雰囲気の補強だったりを表現できる出来る万能装置だな、と思わされた。
物語冒頭で希美の後ろについて音楽室に入っていったみぞれが、物語終盤で一人で音楽室に入っていった。こういった些細な演出でみぞれの成長を可視化させているのは流石京アニといったところか。
BGMもSEも排し、さらには「陪審室」一室のみで繰り広げられる物語。この形式から舞台で言うところの「一場物」を想起させられた。『狼たちの午後』もこの監督の作品だが、これもまた「銀行」を舞台にしたある種>>続きを読む
再視聴。
ライヴエイドの時のステージ上のアイテムの配置が、フレディの飲んでいたドリンクのコップに至るまで再現されているのはやはり細かい、というか細かすぎる。
他にも、機材も当時のもの(もしくは同年代の>>続きを読む
ロシアフォルマリズムやロシアアヴァンギャルドの要素を多分に見出すことが出来るが、そんなこの作品が「ドキュメンタリー映画」であるという面白さ。
大学在学中に2度もこの映画を観ることになるとは思わなかった。
この作品がドキュメンタリー映画の祖とされているが、半ばやらせ的な原始生活を撮ったこの作品を素直に「ドキュメンタリー映画」と呼んで良いのか、>>続きを読む