ゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゆき

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山桜(2008年製作の映画)

4.0

所作も口ぶりも急ぐことなくシミジミと心に残り、そこに桜の花弁が降ってくるような……。

愛するカタチは様々で、じんわりと涙する。それは、お互いが共に良いのなら幸せなこと。そこが難しい。それが愛なのかも
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風立ちぬ(1976年製作の映画)

3.2

「風立ちぬ、いざ生きめやも」

風が吹いてる時も、そうでない時も、生きていこうじゃないか!

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.8

いやー、ホントに“イケ好かない”奴だわ〜!

終始そう思い続けさせたデ・ニーロがすごいんだろなぁ。

でも、ヤな奴だわ〜。
(笑)

絶唱(1975年製作の映画)

3.0

家柄の違いや身分差が色濃い時代。
ありがちなストーリーだけど、やっぱり泣ける。
三浦さんの、縁側で村の人たちに挨拶をしながらお辞儀をした姿勢がとても美しかった。

白夜(1957年製作の映画)

3.3

「ナターリア!、おー、ナターリア!………」
もうねー、少し黙らっしゃい!
てなもんで。

そもそもがあの、立板に水?、重なっちゃって重なっちゃってーなのは日本人駄目なのかも、あのダンスホールの「目で殺
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マルタイの女(1997年製作の映画)

4.5

「……の女」シリーズで一番好き。
どれも、監督と宮本さんが阿吽の呼吸だなと思うけど、このね、ビワコさんはすごく可愛いの!

そうだなぁ…いつも両手広げて叫んでる感じ←オープンカーのとこみたいに。

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裸の島(1960年製作の映画)

3.0

圧倒され疲弊感が半端ない。
なんであんな無人島に住んでんだろ?
せめて、ポンポン船買ってからにしようよ…なんて言ってちゃ駄目なんだろうなぁ。
子は親の背中を見て育つって言うけどなぁ。
父さんの拘りなら
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ボーダー(1981年製作の映画)

4.3

メキシコからアメリカへの人達はいまだニュースにもなる。
日本には国境は無く(民族差別などは別として)、目の前の僅かな川の向こうに夢を見て超える…越えようとする人達に心が痛む。
エンディングソングのとお
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探偵物語(1983年製作の映画)

3.5

薬師丸さんが、様々な作品で相手役の男性に「バカねぇ、アンタ…」的に繰り出す言葉のパンチが好き。

絶妙なところで、持ってる雰囲気や声の柔らかさが無ければ本当に唯の「ヤな女の子」になっちゃう。
真似はで
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.5

あのガウンしゅぽっと被ったらアザラシなんて……。
画の世界観と柔らかい音楽で終始ほわーんとしてた。
ベンにだって、違ったかたちでちゃんと力はあるよ。それが徐々に発揮されてくのも「頑張れ頑張れ!」ってな
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ぼくが処刑される未来(2012年製作の映画)

3.5

ストーリーは好きなジャンル。
今回のは、本人とご対面良いのね〜(ほら、よくその時代の自分に会ってはいけないって言うでしょ)

主人公の心の変化とともに周りの人たちも変わってく流れも、ラストの2つの回収
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八つ墓村(1996年製作の映画)

3.0

これ、弟と劇場に観に行ったんだった…(暫く「しまったぁぁぁぁ!」が彼のブームだった(笑))

久しぶりに観たけど、全体的にやっぱ「なーんか違う🤔」
悪くないけど、なーんか違うんだ。

ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)

3.7

古典物は、何度も人が変わり上映される。
基本は同じ訳で、あとはちょっとしたストーリーの変化と何よりも主役のふたり。
いくつか観てるけど、このお二人が一番好きかも。
オリビアハッセーさんのチャーミングさ
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.0

運命は自分の手で切り拓く……なんても言うけど、やっぱり運命はある…ただ最後の一手は自分の手で拓くものなのかもしれない。

ドキドキして、シミジミとして。
胸の中が痒くなる。
何十年も何も無いのは、やっ
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.5

まずは、映画・舞台ともに観たこと無いのに、劇中歌の殆ど耳にした事があった事にこの作品の知名度を改めて思った。

時代のせいなのか、仮面が剥がされた時「へ?、大した事無いじゃーん」と……思いません?
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.0

魔法が消えかけた…でも魔法がまだまだ普通な世界はそれだけでワクワクする。

父さんの思い出が3つある兄ちゃんとひとつもない自分。
自分に自信がなくて、羨ましがるばっかりだったイアン。

明るくて強くみ
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

4.7

いつも思うの。
ハルさんのあの執拗さは、一般的な大きい人の象徴なのかしら?
嫌になってくる(笑)

今回は今までで一番、小さい世界の隅々に目線が行って、その感動が大きかった。

コロボックルもそうだけ
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アパッチの怒り(1954年製作の映画)

3.3

「インディアン、嘘つかない!」みたいな。
其々が、自分たちの仲間にだけ誠実なんだけど、ターザはもう一つその枠を広げた人。

ごめんよー🙏
ターザなんだか、弟なんだか、ジェロニモなんだか、最後まで顔がち
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.5

あぁ〜、良い!
始まりのパリの説明に流れる音楽で一気に映像に入り込む。
だってだって、12時の鐘とともに時代が過去になる…なんて素敵過ぎる!
夜な夜な憧れの時代での、憧れの人達との時間。

それでも、
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カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

3.3

ジャッキーチェンもやっぱり踊っちゃうのか( ̄O ̄;)
重くないストーリーで楽しいけど、考古学とカンフーとヨガと中国とインド(・・?)
ま、いっか〜って感じ(笑)

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

5.0

2016/8/19
この頃に劇場で2日続けて観た。
ここはずっと点数だけにしていた。

それから多分併せて8回。
やっぱりとても好きな1本。
寝て起きて食べること…旗を揚げること、思いやって生活するこ
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.3

夏の終わりの匂いと、子供だった大人と子供との時間の流れが、何だか心にずーっとしとしとする。

ベイブ(1995年製作の映画)

4.3

もうさ、ベイブが豚ちゃんだから可愛いのか…周りの動物さんたちがキャラ素敵すぎて可愛いのか…ベイブが短い足でテッテッテッってしてるから可愛いのか❤️

可愛いんだよー、ぜーんぶ。
暑い夏にほかほかし過ぎ
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遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

4.0

シャノンとジョセフ…何もかもが違うけど、未来を切り拓いて行くこと…この共通点がふたりを強くし、優しくしたんだなぁ。
ファイター時期のハラハラもあったし、やっぱり駄目かーともなったけど。

良いの良いの
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.6

外見と中身は必ずしも同じじゃない。
だから面白い!
ってのを、主役の2人だけじゃなくて、周りの人達も充分堪能させてくれて、楽しい時間だった〜。

ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀(1986年製作の映画)

3.5

アヒルってさ、普段あまり気にしてなくて。
可愛い路線じゃなくて、結構強面(笑)

リー・トンプソンはじめ、みんなの服装やらヘアスタイルが懐かしめで、お話もそこそこ面白かった。

♪はわーどざ〜だっく
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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

4.5

あぁもう〜。
全ての…連邦軍にもジオン軍にも……散りばめられた小さなドラマがあり、それが集まってジワジワと心の襞が波打つ。その迫力たるや!
「哀戦士編」もそうだけど、ララァの死からラストシューティング
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.5

アドベンチャーって言葉は、楽しい…ワクワクとしたものって私の中での括り。
なので、観終わってますますタイトルに違和感があった。

急な時間で死を覚悟する中、生きることに執着し、励まし続けた仲間(結果的
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母と暮せば(2015年製作の映画)

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生き残ったものと、亡くなったものの時間の止まり方は違う。
亡くなったものが、生きていかなくてはいけないものの中で消化されていく事が…結局はそれしか無いのだと。
戦争に限らず、そんな事を考えた。

実話
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.0

んーんーん?
まぁ〜こんなもんかなぁ。
……ごめんよー、すごく人気あったんだよね?
でも、そんな感じ。

さびしんぼう(1985年製作の映画)

3.8

フィルムがカタカタと回るような…そんな大林監督の尾道作品が好き。

何十年ぶりかに出会ったさびしんぼうは、ずっと今の方が辛辣に感じる。

寄り添ってみたり突き放してみたり。
こういうのを観ると、ずっと
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.5

凝ったオープニングだけでご馳走様(笑)
今回のは、”対黒人”色が強かったように思う。
ま、いつもの流れで不死身的に強運なボンド(決して強くない)と何故かいつもベタ惚れになってしまう女性たちと、手を変え
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仮面の男(1998年製作の映画)

5.0

何本もの映画を観る中で、終わって何とも言えない溜息が出るような出会いをする事があり、だから映画が好きなんだと思う。
そんな一本にまた会えた喜び。
「三銃士」と言うお話が子供の頃とても好きだったのを思い
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.8

こういうのを観る時、いつも思う……も少しちゃんとイギリスの歴史がわかってると良いんだろうなぁ……。

サッチャー首相は知っている…知っているだけだったのだと今日、思った。イギリスも右に同じく。

そも
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ボクの女に手を出すな(1986年製作の映画)

3.5

ラストの一声。
周りの色気ある大人たちでなく、あの子が言うことに意味が…あるってより、この作品そのものであり、まあまあ、そっかーって感じかな〜。
なんせ、小泉さん好きなので、それが全てな気もするし。

稲村ジェーン(1990年製作の映画)

5.0

映画館で観た時、なんて豪華なMVだろーって思った。
ストーリーなんてちょっと大目にみちゃうよね(笑)

なつかしーって思って観たら、哀愁なのか郷愁の類いか…とにかくとにかく、全てが薄目で観るような愛し
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