masashiaterさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

昔観た時はただ何かカッコエエって印象だったけど、背景を踏まえて観るとまた見え方が全然変わる。最後の捉え方もまた次観る時は変わるんだろな。

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.8

2時間半だけど、広大な自然との向き合いや良い出会いが入り混じり長くは感じない。正にトルストイの人生論の如く、矛盾に苦しみ答えと救いを見出した最後に悲しさよりも羨望すら覚えた。

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.9

これが事実とか胸糞すぎるけど母の強さに感心。自分なら心が折れてるなあ。最後の言葉が強さの答えで納得。イーストウッドらしく長さを感じさせない良作。

アドリフト 41日間の漂流(2018年製作の映画)

3.8

副題あるから結果はかわりつつも、時間軸の交差やギミック、臨場感のある映像で飽き無し。主役の子の演技も素晴らしく結構号泣。エベレストも良かったし、この監督は実話遭難系専門でもいいんじゃないか。

処刑人(1999年製作の映画)

3.6

懐かしくて再鑑賞。UKノリでスタイリッシュ。ノーマンが若くてイケメン。んでやっぱりウィレムデフォーが抜群に良い。女装も割と綺麗に見えてくるのが困惑。

アンチグラビティ(2019年製作の映画)

2.8

映像とアイデアはいいけどちと浅いというか荒いというか。てか主人公と脇役達との能力差激しすぎてわろた。あと鑑賞中何度か自分自身が夢の中に入った。

ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

3.2

映画としてのクオリティは学生自主制作レベルだけど、言語とか様式とかファッションとかケニアのカルチャーが知れて良かった。あと純でホッコリする。そして全体的にファッショナブルなのにバイクがダサすぎてワロタ>>続きを読む

マッド・ハウス(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

いや流石にあの情報操作での縁切りは無理あるしょ(むしろ周りは心配して警察沙汰にしかならん)的に笑ってもーたけどまあこういう雰囲気結構好きなのでアリ。ラストも含め何か既視感あると思ったらインビテーション>>続きを読む

ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

3.2

んー設定はもっと面白く出来そうな感じなんだけど淡々でそこまで盛り上がらず。ただラストシークエンスは良かった。そして相変わらずアナデアルマスがめちゃ可愛い。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

割と展開早いので、もう少し3人の絆の裏付け描写が欲しかったかも。後半の法廷でのポールの熱弁には打たれた。あと実話ベースと言いつつほぼ全部フィクションて事を知ってちと拍子抜けたけど、メッセージ性は感じた>>続きを読む

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.5

この設定にした発想が面白い。ゾンビ×人権問題提起なんだけどほぼ人間ドラマ。それぞれの立場で色々考えさせられるし、割とゾンビ映画としてのクオリティも保ってる。しかし実際今ゾンビ扱いされるくらいの社会にな>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

ヘレディタリー同様、不穏でカルトな空気の中での緊張感ある意味深な撮り方はバツグンなのだけど、やっぱり今回も後半で尻すぼみ。人形感丸出しが残念だったのと、ちと長い。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.2

20年くらいぶりに鑑賞したけど今観ても全然良いなあ。いや今だからこそか。無理ある部分もあるけど伏線回収もカタルシスもバッチリ。正直いま希望無いけどもう少しだけ希望にすがってみるのもいいかと思った。

クラッシュ(2004年製作の映画)

3.8

バラバラだった点と点が繋がりだして線になり、複雑に絡んでだ線の紐が徐々に解けてくような映画。短い出来事なんだけど人生を表すような構図と脚本が凄い。そしてあの女の子が可愛い過ぎてホントに天使。

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.5

なるほどカフェ好き女子が絶賛しそう。変な煽りや毒素の無いオーガニックテイストなので退屈っちゃ退屈だし上手くいきすぎ感はあるけど、ミルク多めの美味いコーヒーを飲んだような癒しは感じれた。

バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男(2010年製作の映画)

3.1

んー実話ベースでネタはいいのに面白くはない。邦題はクスリと旅行をかけてるんだろうけど、内容とのギャップがありすぎて微妙。どうせならクラブのシーンとかガンガンにしてエクスタシーの高揚感とか出しまくってほ>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.6

スピーディでテンポがよく、かつコンパクトで良い。実際の映像や人物紹介も交えてリアリティを出しつつ、架空のキャラの使い方とかも上手かった。そしてこのネタを映画にしちゃうこの国ってやぱ凄いな。

真実の行方(1996年製作の映画)

4.1

今となってはよくあるネタだけど全然古臭くなくて長さも感じず。ノートンが最初初々しいなとか思ってたらデビュー作とは思えない化物っぷり。苦味の最後も最高でリチャードギアの表情が秀逸。

マイ・フーリッシュ・ハート(2018年製作の映画)

3.2

渋い。実話ネタのフィクションなので捉え方が難しいけど、何となくのメッセージはわかる気もする。あのマイルスデイビスも嫉妬したというチェットがより知りたくなる作品ではある。

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

2.8

んーこの手のストーリーにありがちな何故今??感と、何故それをしとる??な部分が多い。サイコグロ度が中途半端で、その背景があるならもっとエグみがあっても良かった気がする。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.3

めちゃ面白かった。伏線回収はもちろん、前半で容疑者を匂わしつつすぐネタバレからのスピーディな展開で、とにかく脚本が上手い。珠玉のミステリーでありつつ、コミカルな設定や演出によって非現実的な粗が中和され>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.6

足音とか動物のSEやクオリティの高いBGMも相まって1カット風での没入感は確かに良かったけど自分的には緊迫感はちと薄味だった。友への想いで行動が変化する演技が素晴らしかった。

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.6

下手に生い立ちとかにも触れず、生活の中の犯行部分を切り取る事で生々しさが強調されて観る者を強制的に犯人の世界に引きずり込む感じ。鑑賞中も観賞後も常に嗅覚に嫌な感じが離れない。あと主役が22歳と知って脱>>続きを読む

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.4

スピーディでコンパクトにまとまってて良かったけど、その分進行が早いし着いていいけない感もあって途中軽く睡魔とも戦った。しかし改めてブッシュ政権て恐ろしいな。

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.8

グリーンブックとかBKクランズマンのような作品とは別の横ノリでコンパクトな感じが良かった。随所で緊迫感もあるし、何よりあの激昂フローだけでも観る価値あり。

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

まあ王道な展開だけどスピーディかつ色々コンテンツ盛り込んでて楽しめた。しかしCJが急にキャラ変してて何で??感が気になったのでそこのエピソード盛り込んで欲しかったなあ。

バニシング(2017年製作の映画)

2.7

事実の謎の事件を仮説と解釈を盛り込み映画化したのに謎だらけ。何故そこに??とか意味不明な事多すぎるし、演出が悪いのか緊迫感も盛り上がりもなかった。

ジョン・デロリアン(2018年製作の映画)

3.8

あのデロリアンにこんな実話があるとは知らなかった。実話とは思えない展開も面白いし素直で憎めないジムのキャラに結構ハマった。最後のオチも好き。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

もっとコメディ色あるかと思いきや割とシリアス要素の方が強くて、実物の出演とかリアル映像を含めてこの生々しさはスパイクリー感。とはいえ笑えるシーンも多くて全体的にスタイリッシュ。

チャーリー・セズ / マンソンの女たち(2018年製作の映画)

3.2

本当はもっと狂気的だったはずだけど割とソフトタッチで描かれるので何か足りない感。もっと事件前後の狂気さとか、なぜあんなにのめり込む事になる背景とかを掘り下げて欲しかった。

美しすぎる裸婦(2018年製作の映画)

3.0

んーちと中途半端。「私が生きる肌」くらいぶっ飛んで欲しかった。退屈感はあるけどモデル役の子がめちゃくそ可愛いので観てられる。

ビューティフル・カップル 復讐の心理(2018年製作の映画)

3.5

ほとんど夫婦の心理描写がメインで単調感はあるけどリアリティもあって結末気になる感じで割と見入る。もっと犯人の彼女も絡めて欲しかった感はあるけど、カタルシスとも言い切れない何とも言えないラストは結構好き>>続きを読む

野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.5

王道の展開とダイナミックな映像で普通に楽しめるけど、CG要素が強すぎというか表情とか動きの脚色がトゥーマッチでちと胸焼けも。むしろソリのターンが良かったから銀牙的な感じで犬たちと冒険して欲しかった感。

アンストッパブル(2019年製作の映画)

3.7

執着する主人公にイラつきつつも、どんなエグい事になるのか期待してたらそう来るかの結末。スッキリはしないけど色んな立場の状況を考えると複雑で何とも言えない感じがむしろ嫌いではない。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

なるほど確かに面白い。コミカルとシリアスの融合具合と、コメディ要素からのサスペンス調への転調の切り替えが抜群。そんなに共感や感動はないけど設定と脚本とテンポが上手く噛み合った作品。

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.4

とにかくジェニロペが男前。んでリリがめちゃクソかわいい。実話ベースでトントン進むので普通に楽しめる。アッシャーが本人役で出てくるのワロタ。