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ベニチオ・デル・トロの少し憂鬱で物憂げな雰囲気がかっこよかったので、あっさり死んで悲しかった。
最期、足が普通に戻っていったところは思わず笑ってしまった。
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重苦しい田舎の閉塞感と、逃げ出す場所のない現実への歯がゆさ、俳優陣(特に祖母役)による表現。
ハッピーエンドで終わったのが嬉しい。
愛憎渦巻く女のドロドロ劇に、美しい衣装や宝飾品の数々。音楽がすごく良かった。
キャサリン・オブ・アラゴン役アナ・トレントの裁判シーンの演技が特に印象に残った。
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設定がとても面白く、主人公が虚構に気づいていく過程はドキドキハラハラさせられた。
が別に前評判ほど印象に残る作品ではなかった。
アンジェラ・バセットの演技は圧巻。
近年の他のMCU映画と比べればマシなものの、取り立てて言うこともない無難な映画だったな、という感じ。
手放しに絶賛できる映画ではないし、決して脚本の出来も高くない。
それでも素晴らしかった、と言いたくなるのはクリステン演じるダイアナがあまりにリアルで、この映画を肯定することが、悲惨な最期を迎えた''>>続きを読む
何度観ても素晴らしい映画。
24/02/11 LALALAND in concert 2024で再視聴。生オーケストラの演奏が圧巻。特にトランペットの迫力が凄かった。
認知症の人の視点でどこまでも物語が進むので困惑するが、これが認知症なのかと思うと恐怖を感じた。
ホラーよりホラーだった。
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離婚というより、結婚の物語だった。
主演2人の演技力の凄まじさ。
ストレスを感じるシーンが多く、簡単に見返せる作品ではなかったが完成度の高い素晴らしい作品だった。
「矛盾してるけど、ずっと愛するだ>>続きを読む
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評価云々の映画ではないような気がする。
傑作!というような映画でもない。
怒りとも不快とも悲しみとも違う、ただやり場のない気持ちになる映画だった。
2つの手紙。救えなかったバスの母子。1+1=1。>>続きを読む
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70年代イギリスの雰囲気を存分に堪能できる。
女性の解放がくどくなく描かれており感動した。
母親のキャラ造形が非常に良かった。
ただ何ともパッとしないのが否めない。
「1964年よ。最後に紅茶の>>続きを読む
気持ちの悪い映画。
監督の病的な性癖を美化、肯定するための映画としか思えない。
検事にイライラするだけの退屈な映画。
''衝撃のラスト''やらもうん、まあ、そうだよね、で終わる。
シリアスとギャグのバランスが最悪。
それが面白いならまだしも、ギャグはどれも寒々しい。
シリアスにもギャグにも振り切れていないので目も当てられない有様。
真実の愛の中に嘘があるのであれば、嘘の愛の中にも真実が隠されているのではないだろうか。
さすが脚本賞ということもあり、展開には驚かされた。
ラストはスカッとして良かった。
男性こそ観るべき映画ではないだろうか。
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編集と映像がとても素晴らしかった。
スティーヴィーが憧れていたファックシットらが、いざ蓋を開けてみると彼らもまた未来に希望を持てない子供たちでしかなかった、というところはすごく良かった。
ついでに>>続きを読む
きっと観るたびに違う感想を抱く映画。
これといった見せ場もなく淡々と進んでいく物語だったが、こんなにも人の心に寄り添った映画はなかなかないと思う。
ワンダのキャラ解釈違い、キャラの無駄遣い、設定の薄っぺらさ、あまりに低レベルなCG
「中身がない」という批判も事実だと思うが、マリオの映画で現代社会を批判されたところで、といった感じなので、この感じのまま続編もつくってほしい。
展開が雑な部分もあったけれど、結構リアリティもあって、完成度の高いパニック映画で面白かった。
舞台が日本ということもあり、自分がこの立場になったらどうしよう、と考えながら観られるのが楽しかった。
本当の「悪人」は誰なのか、考えさせられる映画。
イケメン妻夫木でなく、もっと芋臭いどうしようもない感じのが主役だったら、すごいリアリティだったと思う。
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「いつまでもこのままではいられない」というテーマは良かった。
ただ些細なところにリアリティがあるのがクレしんの良さだと個人的に思っているのだが、今作にはそれがなかったのが残念だった。
初マケドニア映画。
ストーリーは可もなく不可もなくといった感じ。
終始漂う暗くやるせない雰囲気に、主役2人の雰囲気がマッチしていた。
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70年代というまだまだ差別があった時代に黒人と白人という異人種が仲良くなっていく過程の描写が浅いな、と思った。
が、同じ人間が仲良くなるのに深い理由や出来事は必要ないと示しているようで、良いのかもし>>続きを読む
MVのような演出がところどころあり、しかも一回一回が長いので辟易。
松たか子の演技力がすごい。