moeさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

タンジェリン(2015年製作の映画)

4.2

ショーン・ベイカー監督は、社会の片隅で生きる人たちに焦点を当てた映画をいつも撮っているけど、今回の主役はトランスジェンダーの娼婦。

ロサンゼルスといえばきらきらした街のイメージだけど、彼女達みたいに
>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

5.0

これを観ないと12月が始まらない。もう何回も観てるのに何回観ても泣く。

because it's christmas(クリスマスだから)、って理由で、自分を気持ちを伝えるのが本当に素敵。日本もクリス
>>続きを読む

ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

4.3

軽い気持ちで観たらめちゃくちゃ面白かった。クリスマス映画ならではのほっこりなストーリー、温かい気持ちになりたい人は観てほしい。

親子入れ替わり系、演じる俳優は楽しいだろうなあといつも思う、特に中身が
>>続きを読む

25年目のキス(1999年製作の映画)

4.0

前半のドリューバリモア演じるジョジーのドジさというか野暮ったさというかがかなり引っかかってたんだけど、全て後半に繋がるために必要なものだった。高校生の頃は学校が世界の全てだったけど、実際はそんなことな>>続きを読む

メラニーは行く!(2002年製作の映画)

3.8

結末も読めるし超ベタな展開だけどそれが良い。手錠で繋がった2人、ダイナマイトを背負わされた猫のその後、細かいところまできゅんとして笑わせてくれるラブコメ。こういう映画は安心できる。
皆ちゃんと幸せにな
>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

5.0

胡座をかいてポリジュース薬を作るハーマイオニーを見るためだけに何回でも観たい秘密の部屋。

「自分が何者かは能力では決まらない。何を選択するか」

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.4

最高の純愛映画だけど苦しすぎて2回目は観れない気がする、ここ最近で一番くらった。

ブロークバックマウンテン、名前の通り山の名前として映画の中では登場するけど、原作者によるとbrokebackは粉骨砕
>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

隙がない、無駄もない。冒頭から引き込まれた。「ファイトクラブ」と同じように語りが多いけど、その台詞が全て自分を安心/納得させるための言葉のように感じた、完璧を目指す不完全な男の話。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

5.0

Switchでホグワーツレガシー始めたので、映画が観たくなってn回目のシリーズ観直し期。昔は吹き替えで観てたけど、英語音声で観ると結構台詞が尖ってて面白い。

ダンブルドアの言葉が響くし、最後のネビル
>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.3

はあ〜お見事としか言えん、撮り方もストーリーも。のめり込むように観た。一秒も目離せない。

前作も好きだったけど、ティーンの女の子がばきばきにネット駆使するのが面白かったから今作の方が楽しかったかも。
>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.8

ディズニーはいつだって安定安心のクオリティ、わくわくしてちゃんとほっこりできる。死んでも楽しく過ごせたらいいなあ。

自分で気づいてなかったけど、私オーウェンウィルソンめちゃくちゃ好きかもしれん、彼が
>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

5.0

ピクサーに激弱人間、ほんと泣くポイント突いてくる。

水と火の相性は最悪、一緒にしたらダメ、って誰もが知ってることだけど、その両方のエレメントをキャラクターにして、喋らせて、心を持たせて、そのお互いの
>>続きを読む

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.9

オードリーヘプバーンはこんな粗野な喋り方もできるのか、だんだんレディになっていく過程が見ていて楽しかった。現代じゃ絶対作れない映画、時代って変わっていってるんだねほんとに。

オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.5

超有名作なのに観たことなかった「オズの魔法使」。子供が観てももちろん楽しめるけど、メッセージが深くて大人の私にはだいぶ刺さりました。大切なものはちゃんと近くにあったり、そもそもがもう既に持ってたりする>>続きを読む

ミザリー(1990年製作の映画)

4.5

推し、ガチ恋、いろんな言葉があるけど、今作のアニーは”ナンバーワンのファン”。誰よりも大好きだから、分かってもらえないことが許せない。アニーの行動は完全に度が過ぎてるけど、今って有名人とも距離近いし、>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.3

おしゃれー!最初から最後までおしゃれ。骨折して動けない主人公が、裏窓から隣のアパートに住む住人たちを覗き見して日々を過ごすの、他人のSNSを見て生活の一部を覗き見してる現代と同じだなあと思った。今も昔>>続きを読む

バックドラフト(1991年製作の映画)

4.0

画面越しにも熱さが伝わってくる映像だった。命懸けの仕事。こうやって人々を危険から守ってくれてる人がいることを忘れずにいたい。ユニバでもう一回くらい行きたかったな。

セブン(1995年製作の映画)

4.7

重たいけどかっこいい、まさに映画!!な作品で全部かっこよかった。ラスト30分しか出さないケヴィンスペイシーの使い方もかっこいい。ミルズとサマセットの関係も好きだった。エンドロールが下から上に流れていく>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

やっぱり名作として残り続ける映画は理由があるなと思う。演技はもちろん最高だし脚本も良いしタイトルの意味も深い。特に脱獄シーンと暗視スコープ越しの映像がおしゃれで好き。

ジョディフォスターのお上品ミデ
>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.4

原題はunhinged=不安定な、という意味らしいのでそれを踏まえて観た。社会への不満とかで恐ろしいことやらかしたり不安定な人は今の世界に多い、ここまで執着する人はいない(と信じたい)けど。

あんな
>>続きを読む

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

4.3

ホラーxコメディx 家族愛 x SF x 80年代、で最高だった。映画「スクリーム」、「ハロウィン」、「バックトゥザフューチャー」、そして「ストレンジャーシングス」を掛け合わせたような映画。こんなの好>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

4.2

やっと観た。これで私もハロウィン当日に「ブギーマンが来るぞ」って言える。ホラー映画のキャラの中でも特に好きかもしれん。登場する時わかりやすく音楽流れるのも良かった。この年代の女の子の髪型とかファッショ>>続きを読む

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.8

ジェイソン見たらフレディ見るしかないかなと思って選んだ、まだまだ観てない名作多いなあ〜〜ジョニーデップ出てるのも知らなかった。夢で見た恐怖が現実と地続きになってる設定面白い。この映画観た人全員、寝る前>>続きを読む

13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.6

ちゃんと13日の金曜日に観ました。未鑑賞だったし今日しかないだろうと。

キャンプ地、男女のグループ、とくればもう1人1人順番に死んでいく展開になるに決まってる。ホラー映画のお決まりのルールってこうい
>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.7

あーいい話だった!!めちゃくちゃ泣いた。
もういいや、と思えば人生って簡単に捨てられるし、イライラして機嫌悪く過ごすのを選ぶこともできるけど、ちょっと見方を変えたり周りを見たりしてみると意外と素敵なも
>>続きを読む

ベスト・キッド(1984年製作の映画)

4.2

ダニエルさんとミスターミヤギの2人が可愛い。空手において大切な”バランス”が人生のあらゆることに繋がる、という教えがよかった。年の差の友情ものに弱いかもしれん私。

てか全然知らなかったけどドラマ「コ
>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.2

森を抜けたら幼い頃の母に出会う。不思議な映画だった。

母を、「自分の母」として見ずに1人の人として見れば普段見えないことが見える。娘、母、祖母と親子三代の繋がり、観て一晩明けてじわじわ心の中に優しさ
>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.9

iPhoneでエイリアン/宇宙人って打ったら可愛い絵文字が予測変換で出るし、世間一般の宇宙人のイメージってあの絵文字通りだろうけど、とんでもないな。意味分からん造形、全体像がいまいち見えないのも気持ち>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

3.7

第三の男はお前かー!となってからが面白い。モノクロ映画だからこそ影の使い方が際立つし、シリアスな場面に軽快な音楽が流れるのもミスマッチでおしゃれだった(エビスビールのCMの曲ってこれだったんだ)。19>>続きを読む

(1963年製作の映画)

4.2

「サイコ」に続きヒッチコック作品を。鳥が大量発生して人間を襲う、っていうシンプルなストーリーなのにめちゃくちゃ怖い。ハリポタは暖炉から封筒がなだれ込むけど、この映画では暖炉からものすごい数の鳥が家の中>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

4.8

スリラー映画の頂点なんじゃないかと思う。無駄がないしちゃんと怖い、そしてやっぱりおしゃれ。現代は色んな技術を駆使できるけど、だからこそここまでシンプルなものはもう作れないような気がする。永遠に残ってほ>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

4.0

初エクソシスト〜〜やっぱり長く残る作品には理由がある。お馴染みの音楽がかっこいいのはもちろん、象徴的な外階段のカットがおしゃれだし、何より悪魔の仕上がり具合。当時衝撃やったやろうけど、今観ても怖い。>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.3

大好きな「フロリダプロジェクト」のショーンベイカー監督作品。冒頭、’NSYNCのbye bye byeから始まるという天才的センスで一気に引き込まれた。

ショーンベイカー監督は、社会の片隅で生きる人
>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.2

観るの3回目くらいなんだけど一番怖く感じた、何で?内容変わった?(?)

持論、いいホラーは「お洒落」と「気持ち悪い」を兼ね備えててこれはまさにそれ。どこ切り取っても不気味だけど、一生アイコニックな映
>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.5

多分昔観たんだろうけど覚えてないので改めてちゃんと観ました。泣ける!と推されすぎてるものは興醒めしちゃうことあるけど、これは耐えられんかった、心からちゃんと(?)泣いた。

素人が宇宙に行くなんてあり
>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.4

恥ずかしながら今まで観てなかったので。グリーンマイルってそういう意味だったのか。しんどい映画だけど、トムハンクスが出てる映画は、いつも独特な温かい空気を纏ってる気がする。ミスタージングルスってネーミン>>続きを読む