桃龍さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

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他の漫画原作映画でもそうだけど、あえて全巻は読まずにラストは映画で見るようにしている。
が、この作品は漫画とラストが違うというので12巻すべて読んだ。
原作漫画のラストが欲求不満だったので、これに期待
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

浅野いにお実写化三部作『ソラニン』『うみべの女の子』『零落』の原作漫画は、すべて大判のやつを持ってる。
映画も、特に中学生のセフレを描く『うみべの女の子』は良かった。
それに続く作品ということで期待を
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宇宙空母ギャラクティカ/サイロン・アタック(1979年製作の映画)

3.0

前作はあらかじめ劇場公開も前提として製作されていたらしいが、本作はTVシリーズの2エピソードを劇場用に再編集しただけ。
アメリカでも日本でも製作や放映の都合により場当たり的な変更が加えられたため、鑑賞
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宇宙空母ギャラクティカ(1978年製作の映画)

3.5

映画『スター・ウォーズ』の成功により、アメリカのABCネットワークが制作を決断した大作SFテレビドラマ。
とWikipediaに書いてある。見ていた当時は知らなかったなぁ。

敵は機械生命体なので休眠
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フィニアスとファーブ/スター・ウォーズ大作戦(2015年製作の映画)

3.0

164分あるけれど、スター・ウォーズ大作戦は45分ほど。
ブルーレイを借りたので、無駄に高画質。
ファニアスとファーブは見たことなかったので、変な鳥みたいな奴のシーンは、何が面白いのかよく分からない。
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シターイ・ウォーズ -SITAI WARS-/新たなる恥棒(2013年製作の映画)

2.5

ニコニコ動画にあったので見てみた。
なんだ、ほとんどエッチなとこないじゃんと思ったら、そこを全てカットした版だった…。尺が半分弱になってるから、だらけってことだな。
その範囲で言うと、無駄によくできて
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恋におちたジョージ・ルーカス(1999年製作の映画)

3.5

どうしても見たくて、中古DVD買ってしまった。商品488円に送料400円。
ヒロインはジャケットよりかわいいし、ラスト笑える。
短編ながら、スピルバーグが認めただけのことはある作品で満足。
ルーカス作
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HARDWARE WARS ハードウェア・ウォーズ(1978年製作の映画)

3.0

本家『スター・ウォーズ』の翌年に始まったドラマ『宇宙空母ギャラクティカ』で、敵の機械生命体をトースターと呼んでいたのは、これの影響かな?
まぁでも、わざわざDVD借りてまで見ることなかったかなという素
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シネマ歌舞伎 刀剣乱舞 月刀剣縁桐(2024年製作の映画)

4.0

ゲキ×シネ「天號星」と同日に鑑賞した。
約3時間×2は少しキツかったが、どちらも休憩あったし大満足。
劇団☆新感線は”いのうえ歌舞伎”とも呼ばれる歌舞伎の進化形で、女性の役者もいる(過去には元宝塚の天
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ゲキ×シネ「天號星」(2024年製作の映画)

4.0

早乙女太一の最高傑作。
独特の舞うような殺陣のキレに加え、二枚目と三枚目の切り替えもうまい。
古田新太と中身が入れ替わる役回りと同じように、劇団☆新感線の看板も入れ替わったように感じた。
舞台挨拶中継
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マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

3.5

2018-12-08記。
バレリーナ片乳ポロリからの蒸気機関車クラッシュで、つかみはOK。
豪華絢爛な衣装や宮廷美術に水責めの拷問と、観客を楽しませる絵を心得ている。
後半ちょっとストーリーがグダグダ
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RED SHOES/レッド・シューズ(2023年製作の映画)

3.0

あと5kg落とすべき。
バレエは見た目が重要だし、ライバルの子が細いので目立つ。
あと脚本のレベルが低い。
ライバルがケガしたり治ったりするタイミングに説得力がない。貧乏な友達がウザいので、それを削っ
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劇場完全版 熊川哲也 カルミナ・ブラーナ 2021(2021年製作の映画)

3.5

2021-05-28記。
熊川哲也がカッコつけ過ぎなのでスコア0.5マイナス。
演目が短いからかインタビューやメイキングが足されていて、なんかオレオレ感が鼻につく。
バレエにオーケストラ、合唱までも組
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熊川哲也 Kバレエ カンパニー コッペリア in Cinema(2018年製作の映画)

3.5

2018-11-17記。
バレエのロボットダンスは素晴らしかった。
プリマバレリーナがクラシックの基礎と細い手足を活かせば、こんなことができるんだと見惚れた。ブレイクダンスの連中がやるロボットダンスと
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.0

2018-12-01記。
CGの洪水には飽きたなぁ。
たぶん実写の黒人バレリーナが新鮮に見えた。
よく練られたストーリーだと思うが、本物のバレエには負けてる気がする。

くるみ割り人形(2014年製作の映画)

1.0

2014-12-14記。
客観的に見て、スコアは組織票しか考えられない。
きゃりーぱみゅぱみゅとか有村架純とかで本編の出来の悪さを誤魔化そうとしてるのも許せない。
サンリオがディズニーの真似をしようと
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英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2016/17 ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」(2017年製作の映画)

3.5

2017-12-25記。
欧米ではクリスマスはくるみ割り人形と聞いたのでWOWOWで鑑賞。
日本の映画館での上映も毎年やってるし、ド定番のステージのよう。
バレエは詳しくないが、たぶん何百回とやってる
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熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「くるみ割り人形」 in Cinema(2019年製作の映画)

4.0

2019-11-29記。
中村祥子、驚異の38歳。
第2幕から登場すると、舞台がパッと華やぐ。私と同郷の佐賀県が産んだ奇跡にスコア0.5プラス。
Kバレエのin Cinemaを見つづけて8作目。バレエ
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.0

2017-06-27記。
ロミオとジュリエットだったのか!と、今さら知って驚く俺。
そう言われて見ればそうだな。
もういちど大スクリーンで見たい。

ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

4.0

2021-02-24記。
50年って、あっという間だよ。今なら分かる。
そして、やり直せる。タイムマシンは不要。
イタリアの美しい風景が、美しい物語を引き立てる。

星の燃ゆるを疑おうとも、太陽の動く
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.5

2021-06-26記。
『ウエスト・サイド物語』は1961年に作られ、舞台はニューヨークだった。
この作品はその35年後に作られ、舞台は(知らなかったけど)オリジナルと同じイタリアのヴェローナ。
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ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)

4.0

2017-04-23記。
35年後『マザー・テレサ』で変わらぬ美しい横顔を披露したオリビア・ハッセーにスコア0.5プラス。
日本のアンチエイジング技術が貢献してるのなら嬉しい。

ロミオとジュリエット(2019年製作の映画)

3.0

2020-03-14記。
舞台の撮影ではなく、映画だった。
屋外セット(あるいはロケ?)で、太陽光のもとでバレエが演じられる。
映画だけどバレエだからセリフがないのでストーリーが分からない。アフレコで
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熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「ロミオとジュリエット」 in Cinema(2019年製作の映画)

3.0

2019-01-27記。
バルコニーを降りて2人で踊っていいのかな?
バレエはセリフないから表現むずかしいと思うけど。
同じく終盤の展開も分かりづらい。
ロミオとジュリエットって、バレエに向いてないの
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熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「クレオパトラ」 in Cinema(2018年製作の映画)

3.5

2018-01-06記。
新作バレエというのは、落語の古典に対する新作のように、クラシックバレエに対するものかな。
そうならば、日本発の演目として世界で上演される日が来るかも。
円熟の中村祥子は、クレ
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熊川哲也 Kバレエ カンパニー ラ・バヤデール in Cinema(2017年製作の映画)

4.5

2017-04-15記。
コルセットなしのヘソ出し衣装にスコア0.5プラス。
舞台がインドだからか、女性はみんな上半身ビキニスタイル。
のっけから中村祥子の芸術的なウェストに見惚れてしまう。
美のアス
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

4.5

2019-10-22記。
3画面の4DXが池袋にあるので、そこに遠征して見るべきだった。
ポスターなどのイメージはホラーっぽいが、まさかこんなスペクタクルとは。飛翔するアンジーは『大怪獣空中戦 ガメラ
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.5

2015-07-26記。
アンジーこれでいいのか?
大女優を口説いて(あるいは経済力で?)アニメそっくりに仕立てた技術は、さすがハリウッド。
オーロラ姫の幼児期を演じたのは実の娘だそうで、トラウマにな
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眠れる森の美女(1959年製作の映画)

4.0

2015-07-26記。
WOWOWえらい!
『マレフィセント』放送する前には、ちゃんとこれを放送してくれる。
実際これ見ないと『マレフィセント』よく分からないよ。

熊川哲也 Kバレエ カンパニー 眠れる森の美女 in Cinema(2016年製作の映画)

4.0

2016-11-26記。
中村祥子が超絶技巧を「なんでもないようにやります」と冒頭で宣言する。
そして有言実行。
映画館だけど「ブラボー!」と叫んで拍手したくなる。
なぜこれをIMAXでやらないのか。
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.5

2020-02-02記。
祝☆完成!
ラストのドン・キホーテとサンチョ・パンサに満足。
劇中のDVDは頓挫した前作かと思ったら違った。著作権は保険会社にあるから使えなかったのかな。
田丸麻紀似のオルガ
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ロスト・イン・ラ・マンチャ(2001年製作の映画)

3.5

2020-02-02記。
こうやって映画製作は中止されるのかと、とても興味ぶかく見た。
保険会社はもちろん、完成保証人なるものも登場。
私の好きなタイムスリップ仕立てだったそうで、見たかったなぁ。

熊川哲也 Kバレエ カンパニー ドン・キホーテ in Cinema(2016年製作の映画)

3.0

2016-06-04記。
「ぴあ映画生活」には「キトリ役の中村祥子」と書いてあったが、中村祥子は出なかった。
たしか実際の公演では白石あゆ美とダブルキャストだったので、映画ではどちらか一方に決まってる
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熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「海賊」 in Cinema(2021年製作の映画)

3.5

2021-01-24記。
中村祥子のを見たかったが、いつのまにかプリンシパルが変わっていて残念。
でも女性の衣装など(特にハーレム)が美しくて満足。
ただし、新しいプリンシパルの成田紗弥は身長164c
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白鳥の湖 in Cinema(2021年製作の映画)

3.5

2021-11-03記。
白鳥サイボーグ・日高世菜って感じ。
身長167cm。体脂肪を削ぎ落とした細い手足で、本物の白鳥になりきったような動きは素晴らしい。
しかし、どうしても先代プリンシパル中村祥子
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熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「白鳥の湖」 in Cinema(2016年製作の映画)

4.0

2016-01-18記。
実際の舞台はスコア5.0以上!
中村祥子の長い手足を活かした舞は、まさに"鶴"。もともと原作は、西洋にいない鶴をイメージしているという。
ラストシーンの演出も素晴らしい。
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