原作(って言っていいのかな)に忠実な感じで、淡々と進むキリスト伝。
動く宗教画のような美しい画とマタイ受難曲の合間にかかるブルースなどの世界の音楽が不思議とマッチしててセンスの塊やな。
サロメも出てく>>続きを読む
うっかりすると眠くなるほどにダルダルなのに脳裏にしっかりと焼きつくシーン、画面。男、仕草。
後半部分に名言多数。
"Show time〜"って言ってバックで逃げるチンピラ!最高。
我らが勝新って絶>>続きを読む
?!って展開だったけど、タイトルで納得。
やたらと豪華すぎる製作陣と出演者なのになんか消化不良。弱いでゲス。
228分!じっとり、でもカラッとした視点は神なの?不条理と癒し、人生が詰まってた。
なんとなくイメージするフィリピンとは少し違うのも興味深い。
バロットはかなりの衝撃だわ(でも一度は食べてみたいかも)
即興で描かれたその勢いが文字通り生き生きとしていて当時の時代背景、街の賑やかさまでしっかり刻まれたフィルムは流石、すでにカサヴェテスらしい空気感!素敵。
私は私というレリアちゃんの面倒くささ溢れる若い>>続きを読む
マシュー・グッド×ベン・ウィショーもとても麗しいけど、ジェレミー・アイアンズの方から入ったのでなんとなーく違和感あり。
そして文学的な何かがごっそり抜け落ちたものになっていてちと残念。
はぁー、面白い!
ケーリー・グラントのリアクションっぷりが目が離せない。すっとぼけ老嬢たちと突撃〜〜なテディ、みんな狂っててドタバタなのが最高やで。
知れば知るほど遠のくようなわび・さびの世界。
あまりにも有名な朝顔のエピソードからはじまり、千利休の美学と生き様はなかなか真似出来るものではないですね。
三國さんも山崎務もドンピシャな感じで。勅使河原>>続きを読む
期待してみたけど、うーん。
流石に涙しなかったです...
この監督さんに期待していた何かが足りなかった。
始まりから不穏な雰囲気プンプン!陰影が綺麗な絵づくりで流石です。これはリマスターとか見たいな。
音楽から人間関係まで不協和音奏でるなかのメフィスト。ゲーテやらニーチェやらシェイクスピアと拗らせまくった>>続きを読む
庵野声の二郎さんにキュンと悶える。
時代の残酷さと、夢を追う男のエゴと愛の狭間にある光。空気を含んだ衣類の表現とかさすがや!と大人の駿を存分に楽しめる。魔の山。
向かいの窓、カーテン、かかっている絵、色の全てが綺麗〜〜!
それだけでご飯3杯はいける。
この短い尺に纏ったポルトガルの空気と気配、演劇みたいな不思議な間が独特ですね。
ドビュッシーの調べと朗読の夜と>>続きを読む
影と霧に包まれた一夜の出来事が、マジックのように。
やたらと豪華な皆様と、ミア・フォローにジョン・キューザックって今となってはmetooがチラついてしまう...
良くも悪くも片岡義男がやっぱりチラつく。
ペプシコーラやFUJIFILM、原宿、カリフォルニア。憧れと閉塞感と若さの一瞬の煌めきと絶望具合はぐっときちゃうし、当時の台北の風景も最高。
みんなボロボロ。中も外も傷だらけ。
わんこや鹿や猫や兔など動物沢山出できてほっこり。
ラース・アイディンガーさんの神経質な弱男さがたまらなくツボ♡
欲望と善と悪に揺れるボガード。
ラストのじい様のハッハッハーっが最ッッッ高!
私もメキシコのパラダイスに行きたいよ〜。ユーモア大切。
順番は逆だけど、「神さまなんかくそくらえ」的な底辺お洒落風映画。99年のパリ、モンマルトル 。ほぼ同じ頃はなアメリがほっこりしているかと思うと何も言えねー。
アルメニアの未知なる世界を覗く。
とてもシンプルな人生譚のようで、美しくも毒々しい色の世界にうっとりさせられた。いや、むしろ癒し的心地よさ。最高!
神秘的、宗教的世界感たまらんし、女達の紡ぐ絨毯とか大>>続きを読む
キャサリン・ヘップバーンのエレベーターでのご登場から最高すぎる。モンゴメリー・クリフトにエリザベス・テイラーと目にも麗しい。
職業は生きること、など名言多数で最高に良いです。
テネシー・ウィリアムズは>>続きを読む
オトナ〜なモンマルトル 。
賭博師かつ金庫破りまでしてしまうヤクザな奴らだけどかなり抜けがあったり女に弱いのはフランスクオリティってことでいいのかな。
偉大なる独裁者とその息子の演じ分けがすご!悪夢のような映像の連続。
最後の老婆の言葉が全てなのかな。
第九の合唱や、月光からマニュエル・ゲッチングみたいなのまで音楽の使い方も印象的。
前の2作も観たか>>続きを読む
これは3Dで観たかったなー。
果てしなく遠い昔に思える旧石器時代の人の残した壁画、描いた人の息を感じそうな映像。
人間てなんなん?って問いと、鰐!
存在することと、残すということ。心の中からの疑問に突>>続きを読む
ほっこり、良き中国のイメージ。
ひたすら歩く郵便配達人の3日。
湿り気のある緑深い景色が染みる〜
ああいうお父さんも今はなかなか居ない気もするし、山奥素朴なの中国人も独身の日に百度してるのかなー?
なんかもう、最高に楽しい!
パン3つ並んで怖い〜〜〜
ってとことか、爆笑。
アラビアのロマンスかよ!ヘルツォークどこ?と思いきや、動物さん達の活躍や風景の撮り方はまごうことなきヘルツォーク節。
気がつけば入り込んでしまった。
ニコール・キッドマンにジェームズ・フランコ、ロレン>>続きを読む
ようやく、ようやく!念願の。
その前に予習でストルガツキー兄弟の原作も読んでいざ。ロシアでは有名な話らしいですが、日本人には馴染みなさすぎて。
いんや〜よくもまぁここまでのイメージが出来るなぁ。とたま>>続きを読む
割と平和な島国生まれ、育ちだとなかなかピンとこない「国境」
たったひとつの線だけで分断され、翻弄される人々と、凧のようにふわり渡り歩く人。
あまりにも美しすぎる映像とカットの連続、ラストシーンの美しさ>>続きを読む
オープニングから、ワクワクさせられてしまう。
気の利いた台詞や構図、映画の格好良さが詰まってた。
ラストのジュークボックスのシーンが最高すぎたし、モンローのイェイ!にキュンときちゃう。
約70年前だな>>続きを読む
いいよね、いいよねぇー♡
古き良きピガール、はたまたモンマルトルの屋根裏部屋のレオーきゅん!ほとばしる若き男の子の自意識たまらなくキュンとする。
アパルトマンの住民たちがまるでめぞん一刻みたいで愛おし>>続きを読む
逆、引き寄せの法則というのかしら...初っ端から痛いの連続。
クソ男達も、幸薄女も、きっと誰も悪気はないのよね。
これが運命よのぅ。
古いパリの下町の汚さとか、人々とか、ルーブルとか見応えあり。>>続きを読む
クズな漢たちと、闘う妻たち!
くぅーっ!格好良し。
かたせ梨乃のミリオタっぽいのも、岩下志麻さまのラストの黒づくめドレスも、石田ゆり子の清楚派ジーンズもどれも真似したーい♡
変な構図のエロシーンとか、>>続きを読む
236分!名前がなかなか覚えられなかったりしたけど、60年代台北の雰囲気たまらなくいい。けど時代は...
前半の片岡義男的チンピラ青春感からのトルストイ的な残されたものたちの葛藤とかやっぱり青春とか、>>続きを読む
チェコ・ヌーヴェルヴァーグのSF、かつ原作がレムってだけで期待度高かったですが、期待を裏切られず良き映画!
時代背景を考えればあのセットもすごい気合いだよね。胸熱。おしゃん!音楽も良い♡ダンスシーンも>>続きを読む
「荒野の無頼漢」もそうだったけど小道具、武器使いが細かくて可笑しい。オルガンは絶対そうなるとわかっちゃいても笑ってしまった。
助演賞はアルフィー!
ラストシーンまでキッチリ楽しい。
自分以外みんな他人!
だから、わかり合えないのは当たり前なうえで、言葉にすると上滑りして、そうでないときに感じる愛だとかなんだとか。
恋人同士でいつの間にか出来ているルールや空気と、別の恋人たちとの微>>続きを読む
しみじみと噛み締める、人生よ。
車内からの風景と、山の上から見る街の明かり。そして昇る太陽と。イランの霞んだ夕焼け空。
我が家では空前のペルシャ料理ブームなので、タイムリーなキアロスタミDVD化は嬉>>続きを読む