monaminamiさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

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極道の妻たち 三代目姐(1989年製作の映画)

4.4

何故だか突然始まった年末の極妻祭り。
前作で、あぁ極妻って苦手かも...と思ってしまったのに一転。
成田のミッキーとショーケン出てきただけで華やぐ画面!
楽し〜〜〜。
三田佳子のローズタトーーで死んだ
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召使(1963年製作の映画)

4.5

雇った側が気付けば...と、ダーク・ボガードの怪しさ満点でオラオラな召使!勝手にBL展開期待してしまったわ。
スリリングで意図的な構図が多くて楽しかったし、最後の退廃感がたまりません。

第七の封印(1956年製作の映画)

5.0

美しい映像に人生の全てが乗っかっている。
神の不在や死について悩み、苦しむ。旅芸人夫婦の見る幻覚と生の輝きよ!
文句なしの素晴らしさ。
何度でも観たくなる。

バレエ・カンパニー(2003年製作の映画)

4.3

生まれ変わったらバレリーナになりたいと夢見るババァなので、舞台や練習風景だけでもうっとり。
ロープのと、ジュリー・クルーズとか最高にドリーミィ♡かと思えば最後のアレはちょっとやりすぎ...
若きジェー
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恐るべき子供たち(1950年製作の映画)

4.7

コクトーご本人も参加してるから悪くは言えない...し、この物語の圧倒的ッッッ!な完成度にひれ伏す。どっかで別の映画化みたっけな?って思ったのはドリーマーズと萩尾望都さんの漫画が脳内で映像化していたみた>>続きを読む

浪人街 RONINGAI(1990年製作の映画)

4.5

豪華スタアが続々登場💫
なんとも賑やか。そんな中でもやっぱり原田芳雄の色気ったらないわ。キュンとしちゃう。
うろん!

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.0

なんとも、まぁ。激しい。
「軍旗はためく下に」とほとんど同じ?なのはこういったことが山ほどあったのでしょうか。
この人のいう"神"って何なんだろう。
戦争が生んだモンスターよ

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.3

綺麗すぎて、鼻に付く気もしなくもないけど、レフンに近づいてるような感あるけども、ちゃんと独自の世界観あって良いです。
劇場で観たかった...
にしても、ホアキン・フェニックス最高に素敵だわ♡

バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍(2015年製作の映画)

4.1

全然期待していなかったのに、よがった!泣
トップをねらえ!ばりに熱い前半と実話というのを思い知らされる暗い後半。グダグタの男どもを尻目に前線で戦う女たちよ。ウラー!

愛のめぐりあい(1995年製作の映画)

4.2

アントニオーニとヴェンダースが〜出会った〜〜ら、なんやら不思議な作品。愛なんて見えないもんは得てしてそんなもんなのかしらね。旅するヨーロッパ感!アムール!アモーレ!嫌いじゃないよ。

追想(1975年製作の映画)

4.5

途中から、ランボー観てたんだっけ?と思うほどに荒ぶるフィリップ・ノワレ!
あの、楽しかった日々を忘れない。とばかりに差し込まれる回想と陽気な音楽がつら...

ルームメイト(1992年製作の映画)

3.9

最近ジェニファー・ジェイソン・リーづいてるついでに。
2人とも可愛い〜〜
そしてこわリー!
シルバーの服とかエニグマとか何から何まで90's懐かしさ。

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

5.0

最高高高高に好き。キレッキレの演出。
ファウストにドリアングレイにオペラ座の怪人にと楽しさ全部のせ!マモーのようなポール・ウィリアムズすごいな。そして、ビーフが丸焦げとは...不覚にも爆笑せずにはいら
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復活(2001年製作の映画)

3.9

マカロニウエスタンならぬ、マカロニボルシチ?妙な雰囲気。
トルストイの原作は未読だけど、この大河ドラマ感。坊やだからさっ!と言ったら終わりだけど。

禁断のエチュード マルグリットとジュリアン(2015年製作の映画)

3.8

トリュフォーに書かれた本って言われたら観ぬわけにもいかず..
あざとさが際立つ演出が気になっちゃうトリュフォーだったらどんなに撮っていたんだろう。
おにぃさまぁぁーー、なのや幼女たちの図は嫌いじゃない
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悪夢の惨劇(1987年製作の映画)

3.4

深夜にテレビでやっていそうなB級。
シドヴィシャスみたいな?マイウェイとか、選曲も死ぬほどダサい80年代感も白目むく。

雨のしのび逢い(1960年製作の映画)

4.9

死の匂いに惹きつけられる男と女の7日間。なんて事ないのに一々最高なアンニュイ!つまり大好きなかんじ。
ジャンヌ・モローの鬼気迫る演技と叫び、J.P.ベルモンドも甘い雰囲気出しすぎ❤️
ディアベリ練習曲
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影の軍隊(1969年製作の映画)

4.5

暗くて、長い。
暗黒な画面で淡々と続く様がレジスタンス感増し増しで、なかなかに疲弊した。

カンザス・シティ(1996年製作の映画)

4.8

終始流れるジャズとカンザスシティの当時の雰囲気。アルトマン印のドライな群像劇が最後まで洒落てるぅ〜〜〜!音楽の扱いに愛感じる。
そして、ジェニファー・ジェイソン・リーのコケティッシュな可愛さがたまらん
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.6

ようやっと。
怒りの葡萄の朗読テープで号泣する母娘から始まり、赤毛で"レディ・バード"と呼んで!というのはまるで赤毛のアンだし、流石のグレタ・ガーウィグ!
次の若草物語も楽しみ。

悲惨物語(1973年製作の映画)

4.1

サド原作って、あれー?こんな話だったっけ。なんか違うよね。
骨抜きにされたサドのような。
エロス成分とお洒落成分だけ強くてなんか物足りない。けど独特のニュアンスや雑さがくせになりそう。
ブリュッセルで
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ダーティ・セブン(1972年製作の映画)

3.7

トニーノ・ヴァレリみたさに。

時々おかしなシーンが癖になる。
ダヴィデのあの部分でマッチするのとか最&高!

黒いジャガー/シャフト旋風(1972年製作の映画)

2.9

続きが一応気になって。
黒人のお洒落な風俗だけが見もので、あとは...うーん、長すぎるアクションシーンで眠くなった。
逆にビースティーボーイズ思い出す。

ブラックボード(1986年製作の映画)

4.2

新藤兼人版スクールウォーズ?
時代を感じる配役。この時代に青春していたら生きていられなそう。サザンが流れまくる...
掃除婦の乙羽信子とバードウォッチャーの殿山泰司!

愛人 ラマン/恋人・ラマン(1992年製作の映画)

5.0

原作読んだので何度目かのイマージュ。

ジェーン・マーチの熟れた弾ける身体とあの姿。あの時代のベトナムの熱気、湿気。もう全てが儚くて虚しくて退廃アンニュイ1000%
ベトナムの匂いを思い出す。
ピュア
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注目すべき人々との出会い(1979年製作の映画)

4.6

ピーター・ブルック×グルジェフってことで興味深々の鑑賞。
どこまでが真実かはわからないしそんな野暮な突っ込みは置いといて、ドローーーンな音楽や舞踏は大好き。何度もみたくなりそう。

黒いジャガー(1971年製作の映画)

3.8

内容どうこうってより、あの時代の黒人の洒落乙さったらもう。
そしてアイザック・ヘイズのワカチュク感にヤラれるッッッ!

落葉樹(1986年製作の映画)

4.7

マザコーン!
乙羽の信子ちゃんの母の愛っぷりがすごい。お弁当のくだりとか泣けるのは自分がババアになったからかなぁ。
失われていく全てのものの哀愁をシンプルに描く新藤兼人の職人技に痺れます。

欲望という名の電車(1951年製作の映画)

5.0

2022年5月4日
何度観ても壮絶なリー子さんの演技に胃痛必須。

2018年11月8日(DVD)
テネシー・ウィリアムズものをみたくて。
妙齢のヴィヴィアン・リーの演技の迫力ったらない。
壊れゆくさ
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黒い警察(1972年製作の映画)

3.9

タイトル「黒い警察」なのにジャケには"追跡"ってなっててそのあたりからも、変な魅力プンプン!
田宮二郎にみえてくる主演の警部。

クライング・ゲーム(1992年製作の映画)

5.0

見返したくなって。
最近フォレスト・ウィテカーとスティーヴン・レイの出てる映画観たからかな。
うーん、大好きだー!
私は私でしか生きられないの。な、ディル役のジェイ・デヴィッドソンの妖艶な美しさと、あ
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愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

4.3

久々に。
史実を元に...っていう作品だけど、ベイコンの描く絵画のイメージを壊すことなく映画化されていてかなり好きな世界観。
一体全体ベイコンの目から覗いた世界はどんなものなのか。それは本人にしかわか
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巴里の空の下セーヌは流れる(1951年製作の映画)

5.0

パリ、巴里、Paris〜〜〜!
古き良き下町なパリがあちこちに。それぞれの人生が交差する。お見事!
ムフタール通りの八百屋の上のおばあちゃんと猫と少女のエピソードがたまらん。
石井好子さんがタイトルを
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