monaminamiさんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

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荒馬と女(1961年製作の映画)

4.1

マリリン・モンローが可愛すぎるけど、感受性強すぎてめんどくさくて引っ掻き回すオタサーの姫みたい。
彼女とクラーク・ゲーブルの遺作というも物哀しい。

プレタポルテ(1994年製作の映画)

4.0

公開当時映画館で観たのを思い出したけど24年前とは...
当時のファッション懐かしくて死ぬ。豪華な出演陣の中でもソフィア・ローレンと怪しすぎすマルチェロ・マストロヤンニは群を抜いてゴージャス!
そして
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勝利への脱出(1980年製作の映画)

4.3

ジョン・ヒューズ×スタローン×ビル・コンティ×脱出×サッカーって面白い要素てんこ盛り。このジャケも最高♡にイカしてる。ロッキーかランボーにしか見えない時もあるけど、結果オーライ!
フランスのスタジアム
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グロリア(1980年製作の映画)

5.0

ジーナ・ローランズが格好良すぎて痺れる。あの表情は彼女にしか出来ない!当時のブルックリンから始まりNYじゅうをかけめぐる景色はハラハラしつつも目に楽しい。ウンガロの衣装も素敵。(真似したらただのオバさ>>続きを読む

盲目ガンマン(1971年製作の映画)

3.8

座頭市×マカロニウエスタンだけど、なんか弱いガンマン...
金髪美女軍団が砂漠を駆け抜ける図が圧巻。ソドムの市思い出した。
てんこ盛り全部のせなコテコテ感!リンゴ・スターも熱演!

NOVO/ノボ(2002年製作の映画)

3.2

時代を超えて、ダサさも含めて受け止められるものと、そうでないものがあるとしたらこちらは後者。
音楽の使い方もなんか恥ずかしい。女の子可愛いけど。

ファウスト(1994年製作の映画)

5.0

荒俣版ゲーテのファウストを読んだついでに、久々にヤン爺。
イマジネーションの嵐に圧倒されっぱなし。チェコのグロ可愛い♡ってだけじゃ済まされない。
ごろんごろん転がってくる悪魔と天使や、コマ送りや粘土の
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錆びた黄金(1981年製作の映画)

4.5

魂の死と肉体の死。
ジーン・ハックマンの壮絶な死のシーンへ向かう熱量がたまらん。
変な構成やズームしすぎなのとか、変なんだけど癖になる。すごい映画や〜!

ジム・オルークの元ネタとは知りませんでした.
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.9

偽善と軽薄さに溢れた世の中の図をとどーんっと白人ハイプな世界で描いてしまう嫌味さを長尺でこれでもかっ!って位に攻めてる。
現代アート(笑)みたいな嘲笑いが聞こえてくる。
人の不幸を食い物にする現代アー
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小さな泥棒(1988年製作の映画)

4.8

久々に、シャルロット祭り♡
ロリータなシャルロットの透明感と不貞腐れ具合と、絶妙なバランス加減で存在しているだけで、最高に好き。走り方も大好きだー!
少女から女への曖昧な時期がぎゅーっと詰まっていて堪
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

4.9

久々に。最近霊やら神やら神秘やらの本ばかり読んでいたので個人的にはビンビンきた。
監督ご本人の鬱が画面から漏れ出てなかなかしんどいけど、それも引っ括めてヤバい作品ですね。
タルコフスキーも震えてそう.
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タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)

5.0

あまりに観たすぎて字幕なし輸入DVDでみたけど私の英語力じゃぁ細部まで到底理解できなかったので、ようやく字幕付きで観られて嬉しい!
NYのお洒落すぎる実家で親アーティストでって地盤整いすぎるセレブだけ
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

4.5

何が起こったか...
ベティ・デイヴィスの怪演とメイクは夢に出てきそう。すごいなぁ。少女と老婆を行ったり来たり。大なり小なりこういう人いるよね。
ラストの浜辺のあのシーンもしばらく頭から離れなそうです
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

3.2

劇場行くほど熱意もなくなってきてしまっていたけど、やっぱり見ちゃった。オリジンでドズルが好きになったー。

ブルー・イグアナの夜(2000年製作の映画)

4.9

「イグアナの夜」をみたのでブルーの方も再鑑賞。
んもーーーすごい好き!ディスイズ人生!
詩人がキーポイントだったり、夜から朝の風景とか目配せがすごい。それぞれの女達の会話も面白い。
ブラピ似?の従業員
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モラン神父(1961年製作の映画)

4.2

聖と俗、男と女、女と女。
溢れ出てしまう色男J.P.ベルモンドと凛と美しいエマニュエル・リヴァのやりとりが戦争も宗教もそっちのけ!で恋する様がなんとも人間くさくて、縮んだり離れたりの距離感や、薪を切る
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イグアナの夜(1964年製作の映画)

5.0

星10個つけたいくらいに最高傑作!テネシー・ウィリアムズ印。
どれもそれぞれで一本撮れそうなくらいに濃ゆい個性や背景を持つ人々の一夜。それぞれの闇と光がなんとも素晴らしい言葉達と共に描かれていて、観終
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サンサーラ(2003年製作の映画)

4.1

2度目。前みたときはもっと良かった気がしたけど...
漂うようにパリはモンマルトルから世界中を放浪する。
日本にも来て、セガール娘やアルゲリッチや安部譲二まで出てくる不思議な豪華さ。旅の様子も安易な感
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荒野の無頼漢(1970年製作の映画)

4.5

ハァーーー面白い!
こってこて濃厚な三種のチーズマカロニウエスタンにタコスにボルシチもオマケについてきます。とにかくてんこ盛りでテンション高い。
映画って素晴らしいですね、って思える一本。

泥棒野郎(1969年製作の映画)

4.2

最近は私生活が、あれこれ穏やかでなくてご愁傷様なウディ・アレンのデビュー作。未見でした。
後にも通じるネタが満載で楽しい!個人的にチェーンで繋がれている"親戚の"ひとたちのシーンがツボつぎて腹抱えて笑
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ダークシティ(1998年製作の映画)

3.2

嫌いじゃない世界感なはずなんだけど、なんかイマイチ入り込めず。

私の好きなモノすべて(1993年製作の映画)

5.0

なんかもう、幸せな気分になる。
休日にみて大正解。
オープニングの日の出からどのカットも美しく愛おしい。どの好きなものたちも、ノスタルジーや滑稽さに溢れて、主人公の人柄が浮かび上がってきて人生!てな感
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

2.6

全てがB級なへんてこSF。
オチもスケスケだったし、音楽の扱いに愛がないし、なんか久々にみていてしんどかった。

ザ・ダンサー(2016年製作の映画)

4.2

soko嬢がロイ・フラーをやるってだけで期待しまくっていたクセに劇場逃して今更鑑賞。
リリー・ローズ・デップはいらなくない?史実とは違うらしいけど、これはこれでスポ根で迫力あるsoko様やヘルムート・
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コックファイター(1974年製作の映画)

4.0

なんとなく、ウォーレン・オーツ祭り。そしてハリー・ディーン・スタントンという南部っぽさ溢れる乾いた漢たちの、闘鶏というこれまたなんか気の抜けるような。
なんてことないけど、なんかいい。
闘鶏みながらフ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

鹿の角の正しい使い方。

ケイレブ君が出てくると嫌な予感しかしないし、あんまり出番なくて寂しい。のと、アリソン・ウィリアムズは突然歌い出しそう、とか思うほどGIRLSのイメージしかなくてごめんなさい。

かくも長き不在(1960年製作の映画)

4.7

胸が締め付けられる。
もしも愛する人が記憶を失ったら。ラストシーンの美しさと衝撃。最後の最後までしんどい。
人の記憶や思い出の儚さについて思いを巡らしてしまいます。
セビリアの理髪師の旋律ばかり耳に入
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さすらいのカウボーイ(1971年製作の映画)

4.5

ブルース・ラングホーンの音楽がとても気になり鑑賞。今まで知らずにいて反省。
ピーター・フォンダ監督!編集が楽しすぎたのかなぁとか思ってしまう程のちょっとクドい感じもあるけど、なんかお洒落なウエスタン。
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カミーユ・クローデル(1988年製作の映画)

4.5

美しすぎる狂気でお馴染み、アジャーニ様がカミーユ・クローデル!メッシに見えて仕方がないドパルデューのロダン。
繊細で感性が強すぎたせいで辛い人生を送ったカミーユ。決して幸せとは言えないのに残された作品
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

映画館で見逃してたの、ようやく。どうしたって鼻につくけど、ウェス節炸裂してついニンマリしちゃう。
わんこの歯の、ニーーっていうのと毛のわさわさと、クロサワが好きなのは良くわかった。
スカヨハとハーヴェ
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早春(1970年製作の映画)

5.0

ようやくの鑑賞。青さほとばしる童貞くんの暴走。青い!青いよ〜
苦しい。
赤、黄、白と色や水の効果が効いていて素晴らしい表現!なんて美しいのでしょう。
Cat StevensとCANによる音楽も最高。そ
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アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

5.0

ロシアの大地と憂鬱。
沈黙せざるを得ないですね。
傑作!ハラショー!スパシーバ!
いつか『至聖三者』を見に行ってみたい。

墓にツバをかけろ(1959年製作の映画)

2.7

うーーん、そりゃボリス・ヴィアンも倒れてしまうわ、てなくらいに原作の大切なところを置き去りにしちゃったね...残念。あの話は流石に忠実に映画化できないですかね。

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.1

話の展開がコロコロ転がっていくのと、やたら奇怪なじい様ばあ様が出てくるのがくせになりそう。
ラストのブランコシーン怖すきでしょ!サドの鞭はわたしも欲しいです。ジャンケット食べたい。

SCUM/スカム(1979年製作の映画)

3.8

イギリスの闇。
少年院の中でも外でも、社会の縮図のようで恐ろしや。

ああ言えばこう言う、アーチー君のキャラがツボ!神を名乗ってみたり、ベジタリアンになったりと忙しい。

ある女の存在証明(1982年製作の映画)

4.1

冒頭の警報装置のくだりから爆笑してしまった。お茶目要素ありながら、ややこしい人生やら愛やら神やら。挙句太陽まで連れていかれてびっくらこいたよ。