monaminamiさんの映画レビュー・感想・評価 - 40ページ目

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バルスーズ(1973年製作の映画)

5.0

久々に大好きなの。
ドパルデューにユペールにモロー様にミウミウ♡みんな若い。めちゃくちゃDQNな男たちなのに、なんか愛せる。そしてフランス溢れる、夏休み感満載な(季節は違うけど)ロードムーヴィー!最後
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フェイシズ(1968年製作の映画)

5.0

乾いた馬鹿笑いと、その後のそれぞれの表情。
他人同士の意識の流れを捉えるカメラの素晴らしさ!
そしてラストシーンに痺れた。
お洒落すぎ〜!

グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

4.7

前のグレートビューティのほうがより洗練されていた気がするけど、それでもこちらも最高。
映像の美しさと会話の妙に酔いしれました。人生よ!
上がったり、下がったり、浮かんだり、沈んだり。
ポール・ダノがま
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.1

期待しすぎたのか肩透かしくらった。
Queenが大好きなのはよくわかったよ!けどなんか色々とダサかった。

荒野のダッチワイフ(1967年製作の映画)

4.8

めっちゃダンディ。
いちいち台詞が洒落ていて痺れるぅ!
かっこいいなぁ。
オープニングのカットから魅せられる。

さよならの微笑(1975年製作の映画)

4.1

フランスで大ヒットしたそうで、さすがアムールのお国柄ですね。
みんな無茶苦茶でバラバラなのに結婚式から葬式を繰り返し、不倫を繰り返し。
皆がカラッとしていてそれぞれ勝手に文句も言わずに好きにさせてくれ
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アポロンの地獄(1967年製作の映画)

4.9

古典をここまで地獄と美しさに昇華してしまうパゾリー二の感性よ。

ラッキー(2017年製作の映画)

4.8

人生最後の作品がこの映画って出木杉!素晴らしき哉。
禅問答のような会話と言葉の数々や、最後まで自分の信条を曲げないで生き死をみつめる頑固爺が愛おしすぎて私もハグしたい。

無駄話するよりも、気まずい沈
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コンプリート・アンノウン 私の知らない彼女(2016年製作の映画)

3.4

マイケル・シャノンにつられて。
テーマもトーンも好きな感じだけど、それ以上でもそれ以下でもなかった。
別人になったり、逃亡したくなるのはよーーーくわかる。

野獣都市(1970年製作の映画)

3.1

色々と雑だけども
えらいお洒落なトーキョー。
三國連太郎の死に顔

ネオ・ファンタジア(1976年製作の映画)

5.0

10年ぶり?くらいに。
ボレロの躍動感、生命力よ。
なんと素晴らしい!
想像力溢れまくりのアニメーションは鳥肌ものだし、脳内にじわりと忍びよるイメージの嵐はたまりません。
イタリア!って感じなエゲツな
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マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)

4.8

前にみていたはずなのに、内容ど忘れしていたほど、私も映画のなかのニコール・キッドマン程に妙齢になったせいか、ヒリヒリと楽しみました。
家族という絆はあるけどバラッバラな人達の不器用さや欠陥具合が繊細に
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華氏451(1966年製作の映画)

4.7

20年ぶりくらい?にみた。
やー最高!
この時代の描く未来いいですね。
焚書のなかにトリュフォー的目配せが随所にあって楽しい。カイエ・デュ・シネマもあったね。
不勉強ながら原作未読なので早速読もう。

モア(1969年製作の映画)

5.0

当時の空気感を追体験。
タイムスリップできるのなら
一度行ってみたいし、
あんなお家で夏休み過ごしたい。
Pink Floydの音楽だけでもトリップした気になれちゃう。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.8

ハネケの「ハッピーエンド」だなんて、見る前から不安しかなかったよ!
カレの市民さながら、苦悩する人類の利己主義的身勝手さはハネケのインタビューにあったけど、ニーチェの"神は死んだ"ときから起こっている
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最後の審判(1965年製作の映画)

3.8

ヌーヴェルヴァーグのような
お洒落〜な昭和風景。
仲代達矢の顔芸が素晴らしいし、淡島千景がエロくて美しい。
色々と雑なんだけど、癖になる一本。

1984(1984年製作の映画)

4.5

みたかったの、ツタヤさんにあったのでようやっと鑑賞。
原作に忠実に、しっかりとした世界観。
テレスクリーンや二重思考、今持ってみてもドキッとさせられる描写。コンピュータが作った音楽をおばさんが歌うのに
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美しいひと(2008年製作の映画)

4.2

めっちゃパリ!って感じの。15区のあたりの景色も良い。
そして麗しきルイ・ガレルとレア・セドゥ。目の保養ですね。
ルイ・ガレルの駄目な男がたまりませぬ。
どこからどこまでも、そして良くも悪くもおフラン
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修道女(1966年製作の映画)

4.2

ジャック・リヴェットxアンナ・カリーナ。
修道女スタイルでも隠しきれない美しさ。修道女にもなりきれず、俗世にも馴染めず。素直すぎた女の人生よ。
どちらの世界にいても不穏さ溢れてる。女子校のようなその雰
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東ベルリンから来た女(2012年製作の映画)

4.0

壁崩壊前のドイツでの出来事、淡々と地味に描かれていてなかなかに良かった。ラジオからフルトヴェングラーが流れてきたりと、クラシカルな音楽も良かったのに、エンディング曲が解せない。
仕事に熱心な女性が、一
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バロン(1989年製作の映画)

4.1

サラ・ポーリーがきゃわゆい。
なんとも狂ってる。
ファンタジー!

忍者武芸帳(1967年製作の映画)

4.2

おぉー、流石の大島渚!
ただの静止画と思ってなめてたら
あかん。次第にその演出に魅力されていく忍法づかい。

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

5.0

素晴らしきかな。問答無用の名作!
古さを微塵も感じず泣き笑いしてしまう。
白いお粉をキメた顔芸とか、カフスのあのシーンとか好き。

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.0

マリリンよりも、オリンピック選手マッチョ団の水着が気になりすぎた。

迷子の警察音楽隊(2007年製作の映画)

3.9

ほっこり。オープニングから終わりまで細かな演出が楽しい。
エジプトの音楽隊がイスラエルで迷子に。たった1日の出来事で、それぞれの人間模様が描かれていて、特に隊長のそれにはしんみりする。
異文化交流ある
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鮮血の処女狩り(1970年製作の映画)

2.0

ドラキュラものは好きだけど、これはーーちょっと。C級感。
耽美にも、エロにもグロにも振り切れていない中途半端なのが残念。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

5.0

どの映画が好きかと言われたら、真っ先に思い浮かぶのがこちら。
トーマス・マンによる原作も、勿論大好きだし、劇中のマーラー5番の素晴らしさにマーラーそっくりなダーク・ボガード!美しすぎるタージオ❤️
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強迫/ロープ殺人事件(1959年製作の映画)

3.0

オーソン・ウェルズ先生!
まるでドストエフスキーの本に出てきそうな青年達だね。

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

5.0

台詞がいちいち洒落ているし、当時のパリの風俗がうかがえるのは楽しい。たまらない!

ピクニックatハンギング・ロック(1975年製作の映画)

4.1

ソフィア・コッポラよりもガーリィ!怖かわいい。しかもこの監督さんだから何かがおかしい。
終始纏わりつく少女の花のような香りと、危うさ。1900年のレーシィな衣装やらお部屋やらたまりませぬ。
オーストラ
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どぶ鼠作戦(1962年製作の映画)

4.9

問答無用に面白い!初っ端のカットからお洒落すぎる。
佐藤允最高です。豪華な役者陣の面々も格好いいし、
加山雄三って苦手だけど岡本喜八作品に限り好きです。
こんな風に世渡りできるようになりたい...

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