toshimoviesさんの映画レビュー・感想・評価 - 78ページ目

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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.0

3つの誓いがまた破られた。ニューヨークのハイテク高層ビルで大騒動。遺伝子研究所で新種誕生。パロディと楽屋オチギャグのオンパレード。ギズモはランボーが大好き。

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

5.0

厳しい戒律と掟を重んじて前近代的な営みを続ける宗教集団アーミッシュ。ブックがレモネードを一気飲みする際、喉を伝わって流れるのを見るレイチェルの表情が官能的。ラストシーンが唸るほど美しい。「イギリス人に>>続きを読む

ハンター(2011年製作の映画)

5.0

絶滅種タスマニアタイガーを追う孤高のハンターの最後の決断。クライマックスシーンのタスマニアタイガーのうなだれる表情がピクニックに行けなかった少年の姿に重なる。ラストシーンは涙が止まらない。これが大人の>>続きを読む

グラスハウス(2001年製作の映画)

4.0

ガラス張りの美しい豪邸には人間の汚い欲望の塊が。ヒロインの思春期特有の精神的不安定さと、女性ならではの感の鋭さが同居する姿が巧みに表現。L・ソビエスキーの肉欲的な水着姿が悩ましい。教訓:シートベルト>>続きを読む

ドゥームズデイ(2008年製作の映画)

4.0

心を失った隻眼の美しき戦士に人類の未来は託された。殺人ウィルスで世界は滅亡寸前って、エボラは大丈夫なのか。まさにオレ流のやりたい放題、過去の名作をリスペクト。

赤い鳥逃げた?(1973年製作の映画)

3.0

反逆と無頼と70年代フォーク。でも何故か自由を感じる。「あー、やっぱりここもどしゃ降りかあ」。挫折と破滅のエンディング。♪愛情砂漠

ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)

5.0

合衆国憲法で定められた、同一の罪で二度裁かれることはない(二重処罰の禁止)。1911年のカンディンスキーの絵画。憎しみは人を変えるが、子を思う親の気持ちは不変だ。T・L・ジョーンズは追跡する姿がよく似>>続きを読む

バトルランナー(1987年製作の映画)

3.5

死刑囚を見世物にするお下劣TVショー「ランニングマン」。以前、テレビ番組で「大衆は愚衆である」と某社会評論家が発言したのを思い出した。アイスホッケー怪人、チェンソー男、電飾オペラ野郎にファイヤーボール>>続きを読む

コラテラル・ダメージ(2001年製作の映画)

5.0

9.11同時多発テロの影響で日米とも公開延期された曰く付きの作品。タイトルは「目的のためにやむを得ない犠牲」の意味。アクションあり爆発シーンあり親子愛ありどんでん返しあり、そしてメッセージあり。沈黙を>>続きを読む

氷の微笑(1992年製作の映画)

4.0

S・ストーンの妖艶な魅力が全開のエロティックサスペンス。脚の組み替えシーンが有名だが、犯人探しのサスペンスとして十分楽しめる。しばらくはアイスピックと綺麗な女性が恐くなる。

ヤギと男と男と壁と(2009年製作の映画)

3.0

米軍の超能力部隊を描いたブラックコメディ。信じられないほど実話に近い物語。「最適軌道」の話には唸った。まずはキラキラ眼力を鍛えようかな。

ブリット(1968年製作の映画)

4.0

坂の街シスコでのカーチェイスシーンと空港での追跡シーンは、映画史に残る名場面。上司や同僚さえ信じないブリットの孤独と無感情。ラストシーンの鏡を見つめる彼の姿がなんとも言えない。

ウインドトーカーズ(2002年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦中の1944年サイパン島が舞台の戦争アクション。ド派手すぎる爆発シーンと男の友情。ナバオ語を暗号に。「畜生!ジョー・エンダース」

誘拐(1997年製作の映画)

3.5

大企業の役員が誘拐され、身代金は3億円。犯人側は身代金の受け渡しをテレビで実況生中継することを要求。超劇場型犯罪。日本版「オリエント急行殺人事件」という印象。真相の全てをセリフで説明するのが興醒め。「>>続きを読む

家なき子(1994年製作の映画)

3.0

「同情するなら金をくれ!」というセリフは当時の流行語になった。子供を買ってサーカス団入りという設定がスゴ過ぎ。♪君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなるっていうこの愛の深さ。

ザ・パッケージ/暴かれた陰謀(1989年製作の映画)

3.5

1980年代後半の東西雪解け時代、国家的陰謀に立ち向かう陸軍軍曹。ソビエト書記長暗殺計画。派手さはないが玄人好みの渋い演出。

ドーベルマン(1997年製作の映画)

3.5

下品で下衆で下ネタ満載のノンストップハイテンションバイオレンスムービー。
強盗団vs狂暴刑事、どっちも悪党。聾唖者役のモニカ・ベルッチが美しい。

コップランド(1997年製作の映画)

3.5

警官が多く住む閉鎖的で汚職まみれの街ギャリソン。無気力なスタローンは珍しいが、憂いの表情はよく似合う。対角法則(直進するな、対角線上に動け)。

藁の楯(2013年製作の映画)

4.0

懸賞金10億円の人間の屑を命懸けで護送する5人のSPと刑事。使命を受けた5人の心の変化が絶妙。余貴美子演じる女性タクシー運転手の登場シーンが、ストーリーの風向きというか、人間性とは何かを見つめ直す、い>>続きを読む

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

4.0

アリゾナ州ヴィクトリア湖の春フェスタに、浮かれる白痴化した若者と独自の進化で凶暴化したピラニアがそれぞれ大群でやって来た。乱痴気騒ぎと狂気の地獄絵図の対比が絶妙。B級パニック映画のお手本。

沈黙シリーズ第3弾/暴走特急(1995年製作の映画)

3.5

豪華列車グランド・コンチネンタル号が武装集団にハイジャック。正義の料理人ケイシー・ライバックが再び世界を救う。定番アクション作品だが、テンポよく時間を忘れる。

ジェイド(1995年製作の映画)

3.5

劇場未公開作品。過去に愛した女性が殺人事件の容疑者に。彼女は謎の魔性の女「ジェイド」なのか。ハッピーエンドではない、かなりモヤモヤ。随所に出てくる中国3000年の神秘。玉→ジェイド→淫婦。ヘアコレクシ>>続きを読む

サスペクト・ゼロ(2004年製作の映画)

3.5

プロファイリングが不可能な無差別殺人が「サスペクト(容疑者)・ゼロ」理論。遠隔透視能力者の悲しい最期。FBIの同僚に「LOST」のイーサンがいて、こいつが真犯人だろって気になって仕方なかった。円に斜線>>続きを読む

沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)

4.0

昭和49年の沖縄第4次抗争がモデルの実録映画。千葉真一の怪演がすごすぎる。三線で演武、アイスを食べながら金玉潰し見学、「戦争だぁーい好き」発言、エビぞりで射殺される死にっぷり。

レッド・ウォーター/サメ地獄(2003年製作の映画)

3.0

TVMにしては上質でサメもリアルで爆発シーンも迫力あり。サメ襲撃と人間の欲望…どっちも地獄。サメにとっては「ドリルすなっ!」。

家族遊戯 家庭教師は見た!(2013年製作の映画)

3.0

元ネタは「家族ゲーム」。なんてたって家庭教師の名前が「松田優子」。目玉焼きチューチューじゃなく、ヨーグルトチューチュー。ラスト20分前に急展開。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

マイオールタイムベスト作品。エンドロールに入り曲が流れると、様々なシーンが脳内リプレイされ、涙が溢れてくる。「たった2日の旅だったが町が小さくー違って見えた」「あの12歳の時のような友だちはもうできな>>続きを読む

ロックアップ(1989年製作の映画)

5.0

スタローンの王道男汁100%監獄アクション+人間ドラマ。スタローン映画の中では知名度が低いが隠れた名作。DTA=誰も信じるな。「名残惜しいのは…あんたの笑顔だ」

マイアミ・バイス(2006年製作の映画)

3.5

危険で刹那的な潜入捜査。ラストで本当の愛を知るコン・リーの表情が切なくて美しい。マイアミの夜景と青い海。同僚の凄腕女スナイパーのセリフが格好いい。

フェイク・クライム(2010年製作の映画)

3.0

おとなしすぎる小市民の一世一代の大勝負は、最後に愛は勝つ。チェーホフの「桜の園」。バッファロト。

レイクビュー・テラス 危険な隣人(2008年製作の映画)

3.5

差別というよりも、私怨による嫌悪。日々迫ってくる山火事と嫌がらせの激しさが増すのが重なり不安感を高める。「最悪のさらに下」。

グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

クリスマスプレゼントの「モグワイ」を「ギズモ」と名付け、邪悪な「グレムリン」に変態して大量発生。「グレムリン」のモデルは日本人説あり。耳に残る軽快なメロディー。

バニシングIN60”(1974年製作の映画)

3.5

伝説の40分間ノンストップカーチェイス。保険未加入の車は返すという仁義。73年型黄色のマスタング、ナンバーは614HSO。

バンコック・デンジャラス(2008年製作の映画)

3.5

タイ映画「レイン」をセルフ・リメイク。猥雑で堕落した街バンコック。成功率100%の暗殺者が最後におかした唯一の失敗は恋に落ちたこと。

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

5.0

大阪の下町人情を描いた日本アニメの隠れた名作。運動会や家族で遊園地や小鉄とJr.の決闘など泣けるシーンいっぱい。ホルモン焼きがとても美味しそうに見える。不二家のペコちゃんやゴジラ親子が登場。

ドミノ・ターゲット(1976年製作の映画)

3.0

謎の組織に翻弄される元狙撃兵。原題は「THE DOMINO PRINCIPLE」(ドミノ理論)。ラストシーンの銃を刑務所仲間が持っていたら背筋ゾッ。