3時間か…と思って行ったけど、それほどの長さは感じなかった。
岩井俊二監督好みの俳優が贅沢につかわれており、監督らしい美しい映像作品。
アイナの歌声とダンスはスクリーンで堪能してほしい。
身勝手な若い>>続きを読む
想像していたようなライトなロードムービーではなかった。
姉夫婦が抱える問題から甥っ子であるジェシーを預かるが、彼はジョニーの気を引くように落ち着きなく振る舞い翻弄する。しかし少しずつ心を開いてくると、>>続きを読む
以前は今ほどのネームバリューではなかったキャストが数年を経て全員名を上げて帰ってきた映画版。
残念なハンサムって愛おしい。
猛スピードで展開する話を楽しんだ後、エンドロールで答え合わせできる構成がとて>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2人の少年がひと夏の冒険を通して、友だちになる。
どっからが友だちなのか、相手もそう思ってくれてるのかなんて確かめない。
きっとあだ名で呼び合った時にはもう通じ合ってたのに、あらためて第三者の口から聞>>続きを読む
のんを主役に据えた、人間というか生物の成長物語。井川遥演じる母親をはじめ地元の不良グループなど登場人物がミー坊をまるっと受け止め尊重する。
柳楽、磯村、岡山の演じる根がピュアなツッパリたちがとても良か>>続きを読む
TVシリーズを観てたのでまた整くんに会えたのがまず嬉しかった。
原作未読だがいわゆる広島編はファンタジックな世界ながら、運命に翻弄される悲しさと人の温かさが両方感じられる作品。
セメントの話、女の幸>>続きを読む
ちゃんとキャリアのある大人の役者が躊躇なく振り切るとこんなに面白くなるんだ、というザ•エンタメ作品。
展開が早く、動きに合わせた音の付け方などマンガ原作らしいテンポ感が心地よい。
ヤンキー映画ではある>>続きを読む
共通の推しを通して交流する、歳の離れた友だちの物語。特別劇的な事は起こらないのに、ずっと見守りたくなるのは宮本信子と芦田愛菜の演技力。
愛菜ちゃんは自分の趣味を少し後ろめたく思ったり、同級生に少し嫉妬>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2人の少年、花畑、色彩とにかく映像が全て美しい。
幼馴染で、遊ぶ以外にも寝食もほぼ共にしてきたレオとレミにとって当たり前のスキンシップや親密なやりとりは、校内の同級生たちには異質なものに映る。
その疑>>続きを読む
トム・ハンクスはチャーミングであったかい人柄の役を演じるのが上手い。
言葉が通じず本来なら悲壮になりそうなやり取りもコミカルに演出されてて、ナボルスキーを応援したくなる。
自国語と英語のガイドブックを>>続きを読む
アーサーの、骨が浮き出た裸体と笑い声。
暴力・殺人について正当性はないとはいえ、狂気に囚われてしまう背景はあまりにも残酷だ。
恥ずかしながらホアキン・フェニックスに注目した事はなかったが、物凄い俳優だ>>続きを読む
いろいろ映画だからだろーというツッコミはできるものの、大吉の漢気と優しさは理想的で応援してしまったし、芦田愛菜ちゃん演じるりんはめちゃくちゃ可愛かったのでオールOK。
松山ケンイチはよい。
このレビューはネタバレを含みます
炭鉱で働く父や兄、時代背景からすればバレエを男が踊ることなど思いもよらなかっただろうが、本能的に踊ることが好きなビリーを男女関係なく受け入れ、才能を見出したバレエの先生が素晴らしい。
実際息子のダンス>>続きを読む
説明的なものや音楽など最小限にとどめ、3章に渡ってシャロンと取り巻く人間を描く。ムーンライトに照らされると肌がブルーに見えるという話からか、さまざまな色味のブルーが使われてた気がする。
静かで映像が美>>続きを読む
少し重めの心情も音に乗ると受け取りやすい。ミュージカルという形をとって成功してると思う。
自分のことなんか誰も気に留めてなんかいないだろうと一度でも思ったことがあれば、目を背けたくなる部分もあるが共感>>続きを読む
殊更ドラマチックにすることなく、着実に取材と証拠集めをする記者たちを追ったドキュメンタリーに近いところがよかった。
キリスト教の絶対的な力を以って法権力ですら捻じ伏せ、膨大な数の神父による幼児の性的>>続きを読む
あらすじ知らず鑑賞。
導入ほどなく、アンソニーが認知症にかかっていると気付く。世話人目線でなく病人当事者目線で描かれているので、物語が繋がりにくく話が食い違ったり登場人物が本当は誰なのかわからなくなっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公はCodaではあるが、どの家族にも訪れる子どもの巣立ちの話。
コンサートのクライマックスで音を消し、ルビーの家族が周囲の人の表情から歌声を感じとる体験を共有する演出や、父親がルビーの首元に手をあ>>続きを読む
デンマークの授業風景や生活に触れられるのはよかった。海が近く自然が身近にある感じ。あと最後のミケルセンのダンスはかっこよかった。
アルコールの力を借りて実験する話は共感できず。
ハンセン病患者として長く隔離生活を余儀なくされてきた徳江さんが、働くことで社会と繋がり人の役に立てる喜びを知り子どものように桜の下で手を泳がせて笑う姿に涙が出た。
もっと早くそして長く幸せを感じさせて>>続きを読む
有村架純はほぼノーメーク？でドラマ版から保護司として受けの芝居をしてきて、俳優さんとして次のステージに上がった気がした。
磯村勇斗も脇をしっかり支える役者さん。
不可抗力で負わされた過去の辛い体験に>>続きを読む
妻夫木聡演じる太田がダメダメだけど曲がったことが嫌いで人情に厚く結局みんなに愛されちゃうめちゃくちゃかわいいヤツで、最後まで無駄なところがないエンタメ作。
“ちくわ”と”オタクTシャツ”と”カマキリポ>>続きを読む
