notanotaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

3.7

一貫して不穏なBGM。ちょっと嘲るかのように観察する画。短絡的な登場人物たち。ジョシュと年上お姉さんの会話とか、なんて無意味な堂々巡り笑
オードリーのティーンエイジャーらしい不安定な精神状態が初々しか
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攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers(2013年製作の映画)

3.0

アクション多めでかっこよかった。サイトーが全然違って軽くてびっくりした…
相変わらず素子の隙も気になる。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

わかりやすく予想を裏切らない単純さがよい。めちゃくちゃで超自己中な主人公が、子供達との関わりの中で、自然と変わっていくのがうれしく愛らしい(とまで思えるようになるんだからすごい)。
そしてやっぱり、演
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章(2014年製作の映画)

2.0

いずみの・あきらは何かで知ってたけど、こんなにも名前までパロディ的とは…
キャスティングあってるって思ったし、エピソードもまんま使うならふつうに第1世代でやったらよかったのに。
イングラムはかっこよか
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

2.6

乗れませんでした全体的に。少年は可愛かったけど、その他に特筆すべき点はないような。
画面が濃いかわりに内容は薄味?スピード感ないしぐだついた印象でした。
予告編が一番面白かった!

劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)

2.3

噂通り。
ドラマが一番。
観るのに何の気力もいらないのがいいところ。

海賊じいちゃんの贈りもの(2014年製作の映画)

3.4

子供たちの気ままさがいい。特にがんばるお姉ちゃんがかわいい。そしてスコットランドの大自然!
もっとおじいちゃんとの交流が描かれるのかと思いきや…まさかまさかの展開にびっくり!子供たちのおじいちゃんを守
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.6

風景描写がきれいでした。淡々と沁みるかんじ。山崎まさよしさんの曲と相まって切ない。なんかまた、大人な顛末が、悲しいけどわかるのがつらい。
人物の作画が残念だけど風景がいいって、言われながら鑑賞。
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トリュフォーの思春期(1976年製作の映画)

3.9

子どもって、ほんとにかわいいだけじゃない。悪童、マセガキ、なんでもござれ。一見真面目そうな彼だって、友達のお母さんに密かに恋心抱いてる。
何より、彼らには、今目の前にあるもの・今この瞬間が、世界のすべ
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

4.2

やー楽しかった!映画ってこんなふうに作られてるんだなって!いろんな演出にわくわくどきどき。
各々自由度高いけど、根っこは何よりも映画を愛する人が集う場。溢れる映画愛に胸躍りました!

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.1

低いカメラワーク、規則正しいリズムが、慣れるととっても心地いい。
同じ言葉を繰りかえし、一定のテンポで話すみなさん。ほぼ涙も見せないし、激しい感情の発露もない(というかそんなに激しい展開はない)。けれ
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

4.1

赤が一番、清らかでした。穢れのない優しさ。瓶のおばあさんへ、初めて手が差し伸べられた。
二人が互いに対して段々と心をほどいていく様、その変化が本当にすてき。心温まる。元判事さんの、仔犬を見守る眼差しな
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トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.6

ジュリーデルピーは白ですよね、納得納得。って思ってたけど、想像してたような純白天使じゃなかった…!笑
じっくりしてた青と違って展開もパタパタ。予想外の方向に動いておもしろかった。
男同士の友情よかっ
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.2

ジュリエットビノシュは、青ですね。言葉少なな感じが好み。
あと、ちょっとのシーンだけど、何気に楽譜書くとこがきれいですき。あの青ペンののびやかなこと。
ただちょっと暗転の溜めが長くて、暗転なるたびえっ
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.7

二人の噛み合うような合わないような、そんな掛け合いがなんかいい。印象的な台詞も多くて。
その分、最後の問いかけに永遠に答えが返ってこないのがさみしい。
ていうか、パトリシアほんと図太いというか、肝の座
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

3.1

ブッチとフィリップ、二人の関係が段々と近しくなっていく様が微笑ましかった。男の友情のような、父と子の愛情のような。
フィリップが手をつなごうとして、ブッチが振りはらって、つなごうとして、振りはらって…
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ヘイフラワーとキルトシュー(2002年製作の映画)

3.4

か、かわいい〜〜!ヘイフラワーもキルトシューも、天使のようなかわいさですな!
わたしもお姉ちゃんなので、ヘイフラワーのむっつりは覚えあり。むうってなるよね、しかも周りがわかってくれないから余計にね…
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.7

かっこいい!スタイルも音楽もみんなしゅっとしててクール!
豊富な登場人物(しかもちょっと区別つかない)に最初はん?ん?ん?ってなってたけど、だんだん繋がっていってあー!てなった!タイミング絶妙!笑
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KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

3.9

バイオレンスとほっこりの融合。不思議な感覚。役所さん最強伝説。
任侠系ドンパチ苦手だけど観れたし、なんか結果マイルドな気持ちになった。

あと特典映像は見るべき!インタビューや自己啓発セミナーよかった
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

3.5

素人さんな感剥き出しの演技、台詞の単調さ。
登場人物の誰にも共感できない。好きになれない。
ワークショップと朗読ターン長すぎ。

にも関わらず、5時間寝ずに飽きずに見続けられたのだからすごい。関係性の
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.0

燃え廻る車椅子とあの教会の鐘の音は、きっと忘れないと思う。桃源郷のような離れ小島の明るさが、現実と対比してとても切なかった。
約3時間もあったなんて思えない!どーなるそーなる展開に引き込まれました。
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.0

とにかくみんな底抜けに明るい!陽気!
悪党も身内みたいなアットホームさ。お父ちゃんのだめっぷりに笑い、走る切り株に笑い、そしておじいちゃんず最強伝説!
人も動物もいっぱい!そのこちゃこちゃがいい!
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.9

素直にこの人の撮る子どもがすき。素直にはいかない子ども心を、どうしてこんなにわかってるのかな。
校外マラソンで隙みてどんどん逃げちゃうとことか笑っちゃってすごくすき笑
特典て言ってた、深刻なことを、明
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あこがれ(1958年製作の映画)

3.7

翻るスカート。やんちゃで憎めない子どもたち。きゅっとまとまってて良質の短編小説読んだみたいなきもち。
みんな撃たれた真似めっちゃ上手!笑

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.7

奇抜なパフォーマンスに最初は度肝を抜かれるけれど、だんだんとそれが自然に、そして淋しげに見えてくる。建前や綺麗事で誤魔化さず、諦めず流されず、ずうっとぴったりを求めてる。ストイックだなぁ。苦しいけど眩>>続きを読む

暗殺の森(1970年製作の映画)

3.3

主人公が空っぽ。自己否定にお面貼り付けてるかんじ。
登場人物、起こる物事、どれにも生々しさがなくて、延々主人公の不穏な意識の中にいるみたい。陰がありつつも美しい構図や色彩が魅惑的。芸術的。
あとドミニ
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少年と自転車(2011年製作の映画)

3.8

すごい。この年頃の繊細で不安定な内面が、痛いほど伝わってきた。淋しい気持ちが全身棘のよう。
父親に愛してほしくてほしくて、父親を前にすると顔色を窺っておとなしくなってしまったり、本当にいじらしくて切な
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ニノチカ(1939年製作の映画)

3.9

ニノーチカ!きゅんきゅん!
鉄仮面だった彼女が、ひとたび笑顔を零して以降、ぐんぐん恋して、まぁるく自由になっていく。
賢いけど不器用で頑張り屋さんなニノチカの変化にときめきっぱなし!かわいいんだからも
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流れる(1956年製作の映画)

3.6

女子衆が、見事に個性豊か!かけ合いだけでも観ていて飽きない。女独特の下品さもきれいに描かれてた。
変わってゆくって、流れてゆくって、淋しいことだ。しかも最後の最後であの三味線の玄人っぷり。一層悲哀が募
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独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

3.5

こわかった…世界が、人の倫理観が、何の迷いもなく狂って…何度も目を覆ってしまった。
孫のぼうやの無垢さが救い。そこだけはまっさらで歪みがなくて、独裁者もただのおじいちゃんで。思わず応援する気持ちになっ
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素粒子(2006年製作の映画)

1.9

合わなかった…退屈してしまった…
全体に、割とぺらりとした印象。身投げシーンとラストの4人なところはよかったです。

星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.3

リアル父子映画。すてきだった。
折に触れ現れるダニエルと、対話するように歩いてゆくトム。はじめは急き立てられるように歩を進めていたのが、人に触れ、己に触れ、息子の心に触れて、表情が柔らかくなっていく。
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老人Z(1991年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

おばあちゃん最強!コンピュータが、最愛の妻となり、おじいちゃんを守って…ってもうもう。ぐっときます。人間同士よりもずっと永遠を感じる。
おばあちゃんロボットが、はいはい、ちょっと取り込んでますからねぇ
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

2.5

この教師たち…今やったら問題になりまくりですな。この保護者対応とか空恐ろしくて震える。笑
突っ込みどころは山ほどあったけど、総じて子供たちの若さでカバー。というか、なんかかわいくて笑えてしまう。
中学
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