濃密で息つく間がなかった。破綻寸前な、でも逃れられないような、そんな空気が濃くてあてられた。
主人公含めそれぞれの人間の身勝手さがよく出ていた。妬み、蔑み、軽薄さ。聖なる場所での祈りのシーンばかりなのに、逆に生々しさ、浅ましさのようなものばかり感じた。
そして、ヨーロッパの聖地巡礼ってこんな大>>続きを読む
ルビーが単純な想像の産物じゃなかったところがよかった。行動や気分は自在にできても、本質はルビーのもの。ルビーの、軸がぶれる?的な発言にはっとさせられた。
最後のやり直せる?もよかったなぁ。ここからが本>>続きを読む
それぞれキャラがよく立っていて◎。秀吉の小狡さ、丹羽氏の淡白さ。特に役所さん扮する柴田勝家が、あったかくて不器用でとにかくかわいらしくて、しゃにむに応援してしまった。かわいい‼︎かわいそう‼︎元気出し>>続きを読む
せっかくメインなのであろうから、セイジさんの深くくぐもっている内面描写がもっと見たかった。あまり掘り下げてはいなかった印象。結局なんか訳ありでミステリアスな人、という像から先進まず。
りつこちゃんの眼>>続きを読む
サンライズとの対比が切ない。半年後無事に会えていたら面白味も何もないんだろうけど、サンセットのふたりを見るにつけ残念で残念でたまらなくなった。歳を重ねたからこそ出る落ち着きと、悟りと諦めと。そして、だ>>続きを読む
うまく咀嚼できない!けど見てしまう!いろんなものが希薄なかんじ。
そしてとにかくマリアンヌがとてもかわいい。
シンプルに会話して歩く、それだけなのに、極上の恋愛映画。電話ごっこのシーン、かわいくてすき。
あと、セリーヌの以下の言葉が印象的。
“もし神が存在するなら人の心の中じゃない
人と人との間のわずかな空>>続きを読む
なんかもう、とにかく、ザ!SF!ってかんじ。シンプルに主人公が英雄で、わかりやすく悪役がいて、いろんな謎めく言葉や設定の割にはとってもベタだなーという印象。
なんだかわからないのに、惹きつけられて見入ってしまった。ずっとどこか不気味で、いつ何が起きても出てきてもおかしくないかんじで、終始どきどきしっぱなし。いろいろ凝ってるなーとも思ったし、メインふたりがそ>>続きを読む
つまりは、境遇もタイプも全然違うふたりの友情物語。違うからこそ惹かれあうし、でも芯には通い合うものを持っていて。それぞれに悲しみを背負っているけど、それを見せずに笑顔なのがよい。ふたりの笑顔がかわいく>>続きを読む
じわじわよかったー。役所さんがいい。とてもかわいらしい。関わりあいを通してみんなが、ちょっとずつ、じわじわ、いい方向を向いていく過程が、じわじわ描かれてて、じわじわ引きこまれた。じわじわ余韻残る。じわ>>続きを読む
まえだまえだよかった。考えるお兄ちゃんに奔放な弟が、あぁきょうだいだなぁってかんじ。子どもの頃感じてた、もやもやも楽しさも、誇張しすぎず描かれていた。
そしてくるりの奇跡がよすぎる。
母子どちらの愛情も葛藤も切実に描かれていて
でも、何より、スティーヴの心のあり方の表現が見事で、きれいで
ラストもすごくよかった。
だばだば泣いた!
キーラナイトレイの歌とてもよい。話が進むにつれマークラファロがぐんぐん魅力的に。
思わずサントラ買った!すばらしき音楽映画。