notanotaさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.0

すすきのはこんなにこわい街なのでしょうか…
小雪さんの先が読めちゃったのと、
わたしがナレーション多い作品苦手なだけ。ただそれだけです。

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.3

ぼつぼつ続いてからのの0話が効いてた。
二人の間に優しさや暖かさを感じた。お誕生日とかめっちゃかわいい。かわいい二人。
人間もハンバーグ食う理論すごいや。瀬戸くん尊敬します。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.2

蒼井優の魅力は肌の白さ、躯体のしなやかさに加えて声だと確信しました。えろかった。
登場人物たちのゲスさが明らかになってく感じ面白かった。

ただ締めに間延び感あり。
最後の台詞は正直要らなかったかな。
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.6

色々見所あるんだろうとは思うけど、もう何か怒りしか感じない。
“真実”は正直予想ついたけど、
あんな自分の心の安寧のための告白…なんて身勝手なの!!
しかもあのタイミングで幸せになって、とか、馬鹿じゃ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.9

もうほんとに何を見せられてるの感…いや自ら観に行ったんだけど
わたしどうしてこれ選んじゃったんだろう…ポールダノ出てたからかそうか…
ポールダノさん安定のもっさりっぷり。ラドクリフ氏新境地。尻…
最初
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あん(2015年製作の映画)

3.8

店長さんが、お外からあんこを作ってる徳江さんを見てる、あのシーンでもう涙。徳江さんのひたむきさと、それを見守る店長さんの眼差しの優しさが沁みて沁みて…
樹木希林さん、すごい。小豆に語りかける徳江さん、
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

あの音楽で絶対笑うよ、と言われ、
オープニングのそれは確かにちょっと笑っちゃったけど、もうなんていうかその後は笑えませんでした。
すごいな、これを頭に思い描くなんて。そして作品にして、あまつさえ世の中
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彼女と彼(1963年製作の映画)

4.0

ぼやけたような表情で、くまって呼びかける、朴訥としたいこなさんの声が蘇る。くま…
直子さんの優しさは直球で、人の目とかプライドとかに邪魔されることなくその人だけを見てる。でもそういう直子さんも社会にと
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.8

恋は本当に女の子をきれいにするなぁ!ブランシュがどんどんかわいくなってく様に惚れ惚れ。
設定だけでいけばドロドロ愛憎劇にもなりかねないところを、こんなに軽快に爽やかに描いちゃう。最後なんてもうハッピー
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緑の光線(1986年製作の映画)

3.6

フランス人にとって、彼氏がいないこと、バカンスを一人でパリで過ごすこと、は、万死に値するようです。そんなにか?そんなにか?と文化の違いに驚き。笑
デルフィーヌすぐ泣くし!周りの迷惑とお構いなしにすぐ泣
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満月の夜(1984年製作の映画)

3.6

15?の頃から一人になったことがない(男が途切れたことない)てすごいな
でもそのかんじで、わたしに欠けているのは孤独という経験とか言われても、ふざけんな孤独なめんなとか思っちゃう笑
言う割にのべつ男子
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.7

愛について雄弁であればあるほど、空虚に滑稽に感じられるのだなぁ。これはエリックロメール共通だなぁ〜
大人たちが子どもを全然子ども扱いしないのが興味深い。みんな身勝手に欲望に忠実。こんなにも恋に浮かれる
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PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.7

音録りしてまわってる三人がひたすらすてきで、こういう一瞬一瞬は本当に儚くて貴重な瞬間だなぁ…って思わせる。そう気付いた時にはもう取り戻せない。うらやましくてむず痒い。
と同時に、いつになっても若者の姿
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シンドバッド 七回目の航海(1958年製作の映画)

3.0

わかりやすく冒険活劇でおもしろい!魔術師がわかりやすく悪いやつだし巨人やら怪鳥やらシンプルに楽しい。
蛇足だけど、巨人の器用さにちょっと目を見張る。笑 あの檻も巨人さんが作ったのかしら…
あと蛇との融
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ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

1.8

駆け足だし、原作の良さ全然出てないし、
ライラに共感できない…見ててちょっとイラっとします
ラストの続く感がすごい(しかしながら続かないという現実)

シンドバッド虎の目大冒険(1977年製作の映画)

2.5

敵を見くびっていたって!あんたアホすぎなだけでしょ本当に賢者か!
ネット掛けた意味なに?
黄金の牛頭、ほぼ船漕ぐしかしてないやんかー笑
原始人さんいい人…扱い…
いろいろ粗くて楽しかったです。
家族で
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.8

ほぼ知識ゼロで観に行ったから、ムルーと同じとこで気がついてびっくりしたし、気づいてからものすごく素直にごめんなさいするムルーがかわいかった。
闘病のお母さんと謎のお友達の関係が、謎めきながらもふんわり
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僕はうまく話せない(2015年製作の映画)

4.3

ぎゅっと絞られた中で描かれる孤独、惨めさ、不安で折れそうな気持ちが痛いほど。
父親とのささやかな安らぎも。登場にも全く無理がなくて、さりげなく優しいスパイスになってて◎
特に最後、エリーが、どんなに勇
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殯の森(2007年製作の映画)

3.0

ぐっと遠目からの茶畑の画が大変好み。まるで絵のよう。

あとは、最後にすっと明朝体で入ったのがよかった。この場合最初より断然最後がいい。
文字の硬さがそれまでの濃密なエネルギーに対してよい熱冷ましと余
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恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

3.9

田舎でも、都会でも、自分の居場所を見つけられなくて、アワンにとってはアフンが唯一の寄る辺だったのかなと思う。


寂しいけれど、信じる気持ちって報われないよね。
田舎の風景だってきれいな面ばっかりじゃ
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

2.8

自意識の塊。
思春期は自意識の塊だ。もうそれが臆面もなく全面に出ててわぁぁてなった。
最初と最後に出てくる語りがいい。時々ぱっと差し込まれる空にはっとする。


でも、薄々予感はしていたけれど、山戸監
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.0

水分量の多い作品。常に濡れたような、湿り気を帯びた質感の画がとにかく美しい。パパイヤの樹液、バケツの水、水浴び、雨…水の使い方の印象的なこと。
そして、虫愛でる少女の美しさ。濡れた瞳に艶やかな髪。湿気
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郵便配達の学校(1947年製作の映画)

3.8

15分におじさんの魅力がきっちりつまってる!
酒場で止まるでしょって奥さんたちの台詞とってもすてき。わかってる感。いいわぁ。

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.9

おじさんにワンコに少年にほのぼの。
つんとすました上流階級さんたちの窮屈なツクリモノ感にシュールな可笑しみ。
ユロさんはどこに行ってもユロさんだー。のびのび生きてる様に、単純に癒される。ちょっと落ち込
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ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

3.7

ユロさんがナチュラルにおっちょこちょいでずれててかわいい。くすりとなる。迷惑がられつつ愛されキャラ。テニスのとこ最高!
結果的に邦訳の妙。こんなおじさんいたら楽しいなー!

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.8


みんなどこか満たされない。不安な気持ちを抱えてる。大人も、子どもも。
感情を表に出さない小四。あの告白、あまりにも若くて、短絡的で、でもだからこそ尊かった。そこから思いつめた感情の発露があんなことに
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.5

おフランスのかわいいやおしゃれの枠をあっさり飛び越えててシュールでめっちゃ面白い。
これは夢?現実?と思わせるコミカルでカオスなドタバタが何とも。早回しとかつなぎ合せとか、ごちゃごちゃ感満載。ストーリ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

淋しさが全身から、いや画面全体から溢れてる。特に目。眼差し。身体が大きくなっても変わらない、孤独の芯。
抜け出せない、生まれや環境みたいなもの、確かにある。どうしようもない気持ちになる。

ラストの告
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.3

ディズニーアニメの忠実なる実写化。キラキラ感やスケールまで忠実ですごいすごい。現代の映像力?すごい。めくるめく乙女の世界。
カップの坊やかわいいー。
召使いさんたちがかわいい。

そしてわたし野獣のま
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.6

想像以上にミュージカル。最初は入りづらかったけど、情感こもった歌いっぷりが逆によかったかも。というか、歌でキッパリ気持ちや状況出していかなきゃ収まらないですよねこの分量。

キャスティングすごくよかっ
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野良犬(1949年製作の映画)

3.4

安定の黒澤明。癒される。
えっ呼び出しちゃうの!?とかえっ詰め甘くない!?とかいろいろおもしろい。志村さんのどっしりした刑事っぷり。最後の対峙はまるで鏡を見ているよう。そこに軽やかなピアノの音色持って
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サンバ(2014年製作の映画)

2.0

結局難民のおともだちがかわいそうすぎる。
すぐ男女関係に絡んでっちゃう感じがどうにも厭だったんだけどその辺どうなの…

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

2.7

アニーええ子や…

でもちょっと元気もらえるかなって思って観たけど雰囲気オープンすぎました
あとちょっとミュージカルが苦手感


でもアニーはええ子や〜〜

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)

3.6

なんだかちょっと赤毛のアンを連想。
芯が強くて優しいリーゼルはもちろんのこと、
父さんと母さんが、まるでマシューとマリラのようだった。マックスのこと報告に来てくれたシーン最高。このお母さんのよさを見出
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スモーク(1995年製作の映画)

3.9

何気ない中に光る台詞、ふいに緩んだ瞬間に溢れ出る表情がたまらない。
他愛もない街並を毎日撮り続ける、その途方もない日常への愛。
特別感なく描いてるけど、実はすごく優しくて、煙草のけむりのように沁みてく
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