notanotaさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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眠り姫(2007年製作の映画)

3.0

不思議体験。画は風景だけど、全然眠くはならなかった。
水の音の心地よさ。からの不協和音。
蓮の雫でネックレスをつくりたい。
情事は声だけのほうがやらしいかも。
予告なしだったのですが、それがすごくよい
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.0

何気にちゃんと見たことなかったんだけど、
エイドリアンって、ヒロインの名前だったのね‼︎‼︎‼︎
勝手に宿命の友(♂)とかだとばかり…(すみません)

ロッキーの練習風景がアマチュアくさくてなんかいい
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.7

すずさんの、ほのぼのとあったかい世界が眩しい。哲さんにふつうって言われる、ささやかだけど色鮮やかな世界。のんさんの声とすごくよく合っていて、お天道様の下日向ぼっこしたみたいな、ふくふく幸せな気持ちにな>>続きを読む

エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

2.7

物語が終始モーセとラムセスの対比?ばかりで、ちょっと退屈。
そして海は割れない。笑

この手のやつは、手塚治虫の旧約聖書が一番おもしろいと思う。

LIFE!(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ウォルターの潜在スペック高すぎじゃって疑問はさておき。笑
どんどん現実が想像を凌駕してく様子が清々しかった。それを支える圧倒的な大自然と音楽。背筋が伸びてかっこよくなるウォルターさん。

しかしまぁ、
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石の微笑(2004年製作の映画)

2.7

水色ドレスがださくてかわいくなくてまさかヒロインだと思わなかった、けど、段々妖しい魅力全開に…
そして石像奪還の跳躍に驚く。笑

まぁでも最初からあやしいと思ってました(後出し)

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.3

がんばる人は皆かわいい。
全部ハッピーエンドじゃないとこもいい。でも不器用な彼女には幸せになってほしかった。
一番好きなのは異国の二人。噛み合ってないようで噛み合ってる会話。
キュンとしたのはフリップ
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ランド・オブ・プレンティ(2004年製作の映画)

3.6

奇しくもトランプショック冷めやらぬ今だから、感じ方がちょっと違ってきてる気がします。街に溢れるホームレス。9.11に歓声を上げた人々。アメリカを憎む人たちが、いるということ。浮き彫りになるアメリカの日>>続きを読む

マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

3.7

なんてきれいな麦の海。
その中に佇む家が、麦の海を進む船みたいって、その豊かな感性に心が震える。
登場人物一人一人、そして小さな場面ひとつひとつが、伸びやかで、健やかで、キラキラと眩しかった。
観てい
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エマニエル夫人(1974年製作の映画)

1.8

時々ものすごい少女性を発揮するうちの母が、昔、こっそり打明け話するみたいに「実は今日エマニエル夫人見ちゃったの…」って電話してきたやつ。
筋読んだかんじもっと過激〜なのかと思いきや、そんななかった。
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.6

必要とされて、嬉しくなっちゃったりとか。もういらないって言われた気がして、寂しくなっちゃったりとか。
どんなに仲良くしても、大切に思っても、人には人の生活があって、世界があって、その中で一番にはならな
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アワーミュージック(2004年製作の映画)

-

意味深長な言葉のオンパレードで咀嚼しきれない。
1日ワンフレーズでいいくらい。
ゴダール先生の講義、何度も聴きたい。
とりあえずはスコアなぞつけられない。

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.4

一貫してナチュラルな感じで狂気を孕んでてふわっと不気味。その中で黄色いパーカーの無垢さが光る。
女子プロレスの如き姉さんのヒーローっぷりがよい。ふてぶてしい面構えがだんだんクセになる。電車の中で髪の毛
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西瓜(2005年製作の映画)

3.7

最初のシーンでやられる。地下道を女性2人がすれ違うシーン。
ビデオテープの山から片脚だけ見えてる画とか、蟹を食らう影とか、一つ一つの映像が印象的。どこか不穏で寂しい。でもすごく面白い。合間のシュールな
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.5

感情のままだけど頑固なレネット、理性的だけど冒険心もあるミラベル。正反対の二人が、何とな〜く気があって、何とな〜く一緒にいる。あっさりしていて毒気がない、その呑気なかんじが何とも心地いい。キュートでユ>>続きを読む

4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

3.5

ジェニーが才能あるある言われ続けることとか、
クリューガーの同情を求めるような姿勢とか、
最後の演奏へのスタンディングオベーションとか、
はじめから終わりまで、どうも寄り添えない違和感。その寄り添わせ
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ひかりのまち(1999年製作の映画)

4.5

早回しでジェットコースターみたいに流れる光と、美しい旋律で生み出される孤独感。
サッカーの試合とか花火大会とか、視線の使い方もうまかった。
みんなが同じ方向を向いている中でそちらを向けない淋しさ。暗闇
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.9

意外や意外。世界観や人物像がころころ変わってく面白さ◎
はじめは粗野でいけ好かないと思ってた主人公が…とか、優しいお父さんかと思ってたら…とか、
そういうのが説明なしであーそういうことだったのってなる
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画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

3.7

おじさん二人の、健やかな友情がこころに優しい。庭がすくすくと育っていくように、二人の関係も温かく拡がってゆく。ほぼほぼ二人の会話なんだけど、緑の瑞々しさと相まって、それが絶妙な安定感で心地いい。
とい
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グリース(1978年製作の映画)

2.8

にぎやか〜。始終お祭り騒ぎ。
徹底して浅いのが面白い。笑
あんな笑顔ムンムンで「美容学校の落第生〜」って歌われ続けるとかもういじめじゃ?
あの巨乳はなぜダンスのときだけ割り込んできたのか?
いろいろつ
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.8

うーん!しゅっとしてる!
登場人物多いしテンポ速いしついていくのやっと、なんだけど、急かされながら観ていくとどんどん楽しいことが待ってる!!
観客置いてきぼりになりそでならない絶妙のスピード感。なおか
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LISTEN リッスン(2016年製作の映画)

3.5

無音の音楽映画。耳栓つけて鑑賞。

音楽って何だろう。リズムを楽しみ、心の音に全身を委ねたそこには、確かに音楽があった。
音楽は音だけじゃない?身体と未分離?踊りは音楽?心のほとばしりの具現を音楽と呼
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26世紀青年(2006年製作の映画)

2.5

こんなにバカバカしいコメディ観たの久しぶり…!
でも設定はちょっとなるほど??

神のゆらぎ(2014年製作の映画)

3.5

唐突な死、あるいは死との狭間にある生を目の当たりにしたとき、神という言葉はなんて空虚に響くんだろう。
人は必ず平等に死ぬ、わかっているはずなのにわかってなくて、理不尽に感じてしまうのはなぜだろう。
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害虫(2002年製作の映画)

3.7

荒削りなギターの音と宮崎あおい。もうこれこの頃のあおいちゃんだから成立した作品。
細っこくて棒みたいな脚に、少しずつ肉付いてくるこの絶妙なタイミング。未成熟の危うさアンバランスさが剥き出しで、出すつも
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.8

演じて、演じて、演じ続けていく、月並みな言葉になるけれど、生きてくってそんな猿芝居でできてるんだよなぁって。毎日が。
そういう思いをぶつけて卒論を書いたことを思い出す。ぐらぐらと、日々保っている平衡感
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.0

それぞれの監督が東京を撮るとこうなるんだ…?というかんじ。
shaking Tokyoが一番好き。とても好き。光の彩度や時の流れがそれは美しくて、いちばんしっくりきてた。香川照之も蒼井優も寄りの表情と
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.7

いやぁ…!面白かった!!怪獣ものでリアルなお役所目線て新しいなー本当にゴジラ現れたらこんなんなのかもって思っちゃうシュールさ。総理の今決めるの発言とか思わず吹いちゃった笑 庵野さん攻めますね。対米の>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

初々しいかっこいい〜若さ剥き出しなかんじがとてもよい!もっさいんだけどかっこいい!ぐんぐん魅力的になってくみんなが眩しい。ちょっと恥ずかしいくらいなのがリアルでいい。
恋する気持ちももちろんだけど、ど
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.5

スロースタートで退屈しかけたくらいからじわじわ廻りだす。へぇ!ほぉ!なるほど!な展開図。
どんどん解けてって楽しくなるという寸法。
そして最終的に宮田さんが何だかかわいく見えちゃう不思議。

千年女優(2001年製作の映画)

3.6

千代子さんが駆ける駆ける!イリュージョンみたいな、めくるめく千代子ワールド!
事象だけ見たら悲恋なのに、そう感じさせない千代子さんの熱量。
逢いたいという想いひとつで自らの道を切り拓いていく様が危なっ
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.7

ベイマックスがかわいい〜ぷよんぷよん!
ハグされたい。うちにもベイマックスがほしい。お兄ちゃんの人柄だなぁ。
戦闘シーンもダイナミックでたのしかった!
気軽に観れて、癒やされました。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.9

こんなラストずるい。あの別れからのこの始まりだなんて。それまで全然何ともなかったのに、一気に涙腺崩壊。エンドロールで泣きに泣いた。
こんなに求め合っているのに、噛み合わない関係に胸が痛くなる。社会的立
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.7

喋らない兄妹、寡黙な元運転手、セピア色のまるで写真のような静的な画。どこを切り取っても美しく儚く痛々しい。とても静かな中に、蠢いている感情の渦がもの凄かった。
表情のない顔から溢れ出す。特に細っこくて
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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(1975年製作の映画)

2.0

ジェーンバーキンが想像以上に骨な体型でびっくりした。全然エロさ感じられなかったのですが…だってガリガリなんだもん…あのでっかいアスパラ?みたいの食べてるとこが唯一やらしかった。
顔は綺麗だけど。ストー
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ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

4.0

相変わらず銃ばかすか撃ちまくるし、始終動物で溢れてるし、不安定でどう転ぶかわからない、なのに底なしに明るい、独特の世界がたまらない。
菩提樹植えた後、三人でブランコで揺れる幸福感。互いに起こさず布団を
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