Juliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.0

冗長で退屈。
中盤までの漠然とした謎(幻視)への執着により家庭崩壊に至る主人公と、最終盤の友好的な宇宙人像が作品のテーマとしてチグハグで唐突だった。
同じくスピルバーグのETが、後者を掘り下げて一つに
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

吹き替え版を視聴。
SFかと思ったら、ファンタジー大河的な感じの作品だった。用語や世界観は大っぴらに説明はなく難しいが、展開はシンプルで淡々と進む。
映像に華やかさがないのが、話のシリアスさとマッチし
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.7

オーソドックスなクライム作品。アクション映画というよりは、スマートに盗み出すタイプなので、激しいアクションシーンはない。
適度なゆるさでしっかり仕事する感じ、オーソドックスな王道作品って感じがよい。

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.4

妻との馴れ初めや思い出、そして思い出からの脱却と新しい人生という構成や描写は素晴らしい。ありきたりなテーマだが、感情を揺さぶられた。
反面、少年の身勝手な言動や、間抜けな敵役(犬達)といった子供騙しな
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.1

アクションはそこそこ良い。チープなビジュアルと演技力がどうにもなあ。
ひたすら戦争してるか、キャラクターの紹介や顔見せシーンばかりで話としての面白さがあまりなかった。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.6

設定は面白いし、細かな世界観描写も凝っていた。
反面、ストーリーは設定に対して単純すぎるかな。掘り下げれば掘り下げるだけ面白くなりそうな話だけに、その辺は残念。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.9

インディ年老いてもまだまだ現役だぜ!・・・ではなく、普通におじいちゃんな感じな今作。
元々の皮肉っぽさや、学者としての純粋さが全面に出ていていい意味で晩年の映画として成立していた。特に、終盤のボーッと
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

湿地の美しさと生々しい人間描写のしっとりとした作品。
タイトルの意味は結局よくわからなかった。
法廷サスペンス風の作りだが、証拠が弱すぎてそもそもなんで主人公が容疑者なんだっけ?状態に。昔の裁判ってこ
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.8

精神世界の描写が斬新で芸術的。
FBIの人の安直な正義感とサイコキラーの複雑な背景の対比で、うまい具合に自省的な作品になっている。

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

2.9

独裁国家となった英国という設定はおもしろい。ただ、設定は盛られてるけど、どれもこれも消化不良でスッキリしない。主人公を監禁する意味はなんだったんだろう。
ラストのVが有言実行のあり得ない強さだったのは
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.8

緊迫感と苦痛、山岳の恐怖がこれでもかと詰まっていた。ただただ登るだけの作品なのにここまで引き込まれるとは。
一方でカメラやマロリーに関する謎は投げてしまっており、ミステリー的な楽しみとしては裏切られた
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

CEOのポンコツっぷりからのラストのカッコ良さが良い。
それにしてもジョーダン母がめつすぎでしょ。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

シャイニングの続編ということで身構えていたが、本作はわかりやすい超能力バトルモノ。
主人公側が強すぎ&敵もあっさりやられるので拍子抜けなところもあったが、なかなか楽しめた。前作よりこちらの方が「シャイ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

原作のデザインそのままに、サウンドもゲームシステムもこれでもかと取り入れられててマリオの映画としては完璧。
ブルックリンでの「普通の人」としての背景が描かれていたのもよかった。
ただ、材料が出揃った後
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.6

コメディタッチだが、殺意が高すぎて悪役が可哀想になってくる映画。
マッキーってのは蝿って意味なのね。
こんなん映画にするか?って題材だけど、テンポが良くしっかり面白い。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

ホラーな立ち上がりから、ある種の活劇に変化していくのが面白い。わりかしハッピーエンドなので割とスッキリ見られる映画。
話もわかりやすく、明言はされないものの元子役の思考や主人公との対比などがなんとなく
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.0

親世代の青春物語と息子の苦悩。話はシンプルだけど、うまく組み合わせて説得力のある作品になっている。

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

無茶苦茶かつベタな展開だが、ノリとテンポで押し切るスタイルは好き。
ロシア人飛行士の「アメリカだろうがロシアだろうがどうせ台湾製のパーツだろ」発言はツボに入った。そして結局叩いて直すパターン(笑)

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

結末がひっくり返るのがラストもラスト。ここまでギリギリまで引っ張った作品は初めて見た。
推理要素的な面はないので、ちゃぶ台返し的な作品になってしまっているが、普通のクライムとして考えれば見応えがあって
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

家族のクソっぷりと真犯人ランサムの思惑絡みは面白かった。序盤の聞き取りシーンのテンポよい演出も良かった。
話の大枠はすごくよくできているのだが、細部が杜撰なのが惜しい映画。一番のキモである薬の正しい?
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

2.8

当時の格差社会のリアリティを重視した?作品
ゴロツキどもの内輪のゴタゴタとか、空気感はリアルさがあるのだが、それが話として面白いかと言われると・・・
登場人物全員刹那的で、話としてのまとまりがなかった

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

これくらい雑なアクション映画だと気軽に見れて良い。
サタンいい事しかしてなくて笑った。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.4

一体何を見せられているのか困惑しながら見る映画。
なんだかダラダラと見続けてしまう面白さがあり、アダは気味悪いながらも普通に可愛い。
そして、ラストのあいつの生態が気になりすぎる。

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

2.5

絵と劇伴は良い。設定が意味不明なのはともかくとして、各キャラクターの心情が全く伝わってこないのが致命的だった。ソフィとハウルがそこまで絆を深める要素なかったように思うのだが・・・

マイ・インターン(2015年製作の映画)

2.1

所謂「理解のある彼くん」を老人デニーロが演じているだけの映画。デニーロがただただアンハサウェイを甘やかしてくれる機械のようで人間味が感じられなかった。かといって、マルチでスーパーな才能を発揮したり、経>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.5

おじさんたちが奮闘するシンプルな映画。イーストウッド作品なので人間ドラマ寄りかと思ったがあっさりしており、後半は冷戦の話やSF感が強く、少しだけ意外性を感じた。
物足りない感はあるが、そこそこ楽しんで
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.7

いい加減なストーリー展開と面白そうな要素は盛り込んどけなアクションシーン。気楽に見れていい映画。
ブルースリーのアクションだけ抜きん出てている。ジャッキーのような楽しいアクションではないが、当時の人が
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

1.5

ABBA世代ではないのだが、楽曲は聞いたことがあり、好きだったので視聴。
うーん、これが大ヒット作?酷評されてないのが不思議なくらい出来の悪い作品だった。
導入部は面白そうな要素が詰まっており、親世代
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.8

リアルな毛並みに動物らしい動き。人間的な表情の組み込みが全く違和感がなく、アニメをうまく実写?化できている。
ストーリーは陳腐で、意味不明な生態系と王政がモヤモヤする。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドルビーシネマ3Dにて鑑賞。映像美を楽しめる方式で見るべき作品。一部ハイフレームレートのシーンがあり、時々ゲームCGっぽさを感じたものの、小慣れた?後半はすごく自然な感じで見られた。
美しい自然、ナヴ
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ダークタワー(2017年製作の映画)

4.0

原作未読。スティーブンキング作品である事以外、ジャンルも全く知らない状態での視聴。
序盤の展開的に、精神を病んでしまった主人公の妄想と現実みたいな話かと思いきや、100%ファンタジーなのは想定外だし、
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ダンケルク(2017年製作の映画)

2.9

普通の戦争映画。一撤退戦を描いただけであり、メッセージ性は感じられなかった。
リアリティある迫力ある画で、過度な装飾がないのは良い。ただ、ヴォーンという重低音をBGMでずっと流し続けるのは勘弁して欲し
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

2.8

ストーリーに起伏がなく、盛り上がりに欠ける。問題児クラスのはずなのに特にトラブルもなくサクサク話が進む。キャラクターの個性が話の展開に生かされておらず、ラップ好きのキャラクターにコンクールでラップをさ>>続きを読む