Juliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.2

見ていて楽しい作品。厳しいトレーニングとか、各シスターのキャラクターを生かして〜といった掘り下げはあまりないのだが、軽いノリでテンポよく進むので気軽に観られる。
悪役もコミカルな感じだが、やってること
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RRR(2022年製作の映画)

3.8

すれ違いと友情、そして復讐劇。少年漫画的展開で面白いが、復讐の徹底ぶりと武力賛美は現代の娯楽作品では珍しい。ガンジー真っ向否定な作風。
えげつないほど英国を悪役として描いているので、英国人から見た感想
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.2

シンプルで見やすく、いい緊迫感が続く。
古い映画だが、ショッキングなシーンもあり、なかなか刺激の強い作品だった。
終盤のことごとく脱出の道が潰されていく絶望感といったら。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.2

本シリーズは総集編等の地上波特別版を見たのみ。どの作品もボロボロ泣いてしまったが、本作もそのあたりは変わらず。
ただ、本作は依頼者メインの話ではなくヴァイオレットが主軸の話であり、総集編勢だからか少佐
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

2.0

アダムドライバーのザレポートを先に視聴してから本作を視聴した。
本作においてもザレポート同様にCIAは主人公含めて杜撰で悪質なのだが、批判的な描写は一切なく「正義」ポジションとして取り扱われていること
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

シュールさやツッコミどころ満載でなかなか面白い。そそくさと撤退するメフィラス星人せこくて笑ってしまった。
対宇宙人の話もいいのだが、序盤の対怪獣のシーンももう少し欲しかったところ。
他の宇宙人はそうで
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

よくできたサバイバル映画。無人島を知恵と工夫で・・・とは簡単に行かず、肉体的・精神的苦しみや狂気も在りつつ、満身創痍の中生き延びる姿は感情移入させられた。
無事帰ってきてからの生活での彼女との別れや孤
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本が凝ってて意外性抜群。未来の自分と記憶や身体を共有しながら、敵対し合うってのは非常に斬新だった。
監督脚本のライアンジョンソンは酷評されたスターウォーズEP8でしか知らなかったので、こんないい作品
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ベルリンの壁崩壊前後の東ドイツの一市民という設定が面白い。
ジャンルはコメディだったり、感動系だったりに設定されているが、主人公の東ドイツへの執着ぶりには気味悪さを感じずにはいられなかった。
特に、母
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

キャストが異様に豪華な割には、大味で軽い作品。短時間で軽く見れるのは良い。
コーエン作品なので、いつもの杜撰な計画倒れな話かと思ったら終盤の展開が二転三転して気持ちよい。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

ドタバタなペテン師映画かと思って視聴したが、実話ベースだったとは。
意外にも、ものすごいトリックやどんでん返しがある作品ではなく、登場人物たちの素朴さや哀愁が感じられる雰囲気の良い作品だった。

オブリビオン(2013年製作の映画)

3.9

SF、アクション、ロマンス、謎やどんでん返しと色々詰め込んだ割にはシンプルで見やすい作品

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.7

難しい金融の話はさらっと流して、テンポの良い作品。作中の説明ではサブプライムローンのカラクリはよくわからなかったが、雰囲気は伝わってきた。
テンポは良いが、実話ベースなので盛り上がりには欠ける。
邦題
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ジャンヌ・ダーク(1948年製作の映画)

2.8

1948年でもこれだけ綺麗なカラー作品があるのには驚いた。
内容としては、神秘描写がないため映画の前提としてジャンヌが正統性が担保されておらず、どういう気持ちで見れば良いのかわからなかった。
シャルル
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.1

ワールドシリーズの完結作としては最高。
ワールドは主人公も恐竜描写もパークと比較してイマイチに感じていたが、遺伝子操作というテーマ自体は面白かったし三部作でいい感じに風呂敷広げて畳めたように思う。話の
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.9

文化人類学やフィールドワーク、文化相対主義という言葉を聞き齧っていたおかげですごく楽しめた。
ありきたりな「不気味な集団の謎の儀式によるホラー」で終わらせていないのが良い。
グロ要素が強すぎて直視でき
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

緊迫感あふれる作品で、特に洞窟突入時の演出が良かった。
なにがなんだかわからないまま、作戦に巻き込まれる主人公。しかも、ただ道具として利用されただけという酷な展開で、最後まで見せ場なく終わる・・・普通
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.0

丁寧な作りだけど、流石に長すぎるかな。
大筋は面白いけど、テンポは悪い。
登場人物が多く、顔が覚えられないのでどういうシーンなんだ?となってしまいあまり楽しめなかった

トップガン(1986年製作の映画)

2.2

Amazonプライムの吹き替えが酷すぎて字幕に切り替えて視聴。
当時は人気作だったのかもしれないが、どうにも面白く感じなかった。
単調なストーリー、意味なく多いトムクルーズの謎笑顔のアップシーン、恋や
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ローマの休日(1953年製作の映画)

2.0

地上波にて視聴。カットされてるシーンがあるのかないのか分からないが、些か展開が唐突に感じた。
記者の序盤の打算さとラストの記者会見シーンの対比は良くできているので、その変遷に説得力のある描写が欲しかっ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.8

地味で下世話な話だが、各キャラクターが立っており、それでいて単純明快な人間模様ではないというのはよく出来ていた。その辺りのリアルな人間模様が本作の魅力。
レビューを読んでいると現代の物差しでこの作品を
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TENET テネット(2020年製作の映画)

1.0

難解というと聞こえが良いが、わざと情報を隠匿したり、説明不足で誤魔化してるだけの作品。というかノーラン作品は大体このパターンだ。
メメントのような構成の妙で魅せる作品はまだいいのだが、本作やインセプシ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

死生観や脚本が凝っており、大人でも楽しめる作品で、メキシコの異国感も魅力。
残念だった点としては、劇中の文字が日本語にローカライズされている所。フォントもダサいのでもう少しなんとかして欲しい。
吹き替
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.9

SF、サスペンス、アクションのバランスが非常に良い。
政治や倫理面を題材にした近未来SFだが、メッセージ性はあえて排除してあるので、ニュートラルに楽しめた。
R15指定だけあって過激なシーンが多い点は
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.7

スラムでの一つの出来事を淡々と描写した作品。
ジャンルとしては一応コメディらしいのだが、コメディというよりは主人公達の心情描写や人間模様の面白さが醍醐味だと思う。
インド映画にしては短く、ダンスシーン
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