ogiharaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.5

『ストレンジャー・シングス』主演のミリー・ボビー・ブラウンが出ている。彼女は若い頃のナタリー・ポートマンに少し似ていて可愛らしい。

キングギドラとラドンのデザインがかっこいい。

陽のあたる町(2017年製作の映画)

4.0

寂れかけた炭鉱の街が美しい、長回しドキュメンタリー

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.7

情報過多で複雑多様な現代では、アクセス可能な情報の洪水に対して私たちはディスコミュニケーションになって、わかりやすく説得力のあるものに飛びつきたくなる。世界はそんな単純なものではないのに。こうした社会>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.0

登場人物に共感ができない。いわゆる「セカイ系」というもの。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

1回目 2019/10/04
2回目 2019/10/14

2019年下半期ベスト。
元気が出る。評者によっては本作のジョーカーは悪になる理由に合理性がありすぎるため『ダークナイト』より劣るという。
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.0

エッセンシャルワーカーの身動きの取れない過酷さを問題提起。この映画公開の後、コロナ禍によってその傾向は加速する。

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

一次大戦時の写真資料から可能な限り当時の状況を復元しようとする試み。あくまで客観的に真実に輪郭を与えようとする。
まったくのフィクションを構築し、戦争体験者の臨場感を味わせようとする同時期公開の『19
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

全編ノーカット(風の演出)や、ライティングのカッコ良さは流石のロジャー・ディーキンスだが、そうした撮影のテクや映像の魅力の派手さがむしろ、作品の重要な主題を覆い隠してしまっているような気がしてならない>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

アリ・アスターの偏執狂的な美学が詰まった力作だった。フォーク・ホラーという括りになるらしい。「ジオ」が形成する共同体に見出されるカルト的な要素をこれでもかと前景化させた作品。作品のクオリティの高さより>>続きを読む

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.2

鑑賞3回目にしてようやく整理されてきた。IMAXだったこともあってか、とても感動した。近いうちに言語化したい

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.7

『レ・ミゼラブル』『名もなき生涯』、たまたま同日鑑賞した2作品だったが、どちらの作品も、社会構造的な問題がもたらす罪なき者の出口なき不条理を描いている、という点で共通していたように思える。
それは前者
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名もなき生涯(2019年製作の映画)

3.7

『レ・ミゼラブル』『名もなき生涯』、たまたま同日鑑賞した2作品だったが、どちらの作品も、社会構造的な問題がもたらす罪なき者の出口なき不条理を描いている、という点で共通していたように思える。
それは前者
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

1回目: 2020/01/10
2回目: 2020/03/07

2020年ベスト。
批評性に富んだシナリオながらも、ユーモアたっぷりで面白く見れ、と思いきやスリラー的な演出も織り込まれており、完成度
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.2

オリジナル版より蛇足なシーンが追加され冗長な印象。全体としての完成度を下げている。

ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.5

本当の「自由」とは、階級社会を宙吊りにし相対化する作用である。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

以下短評をはじめ、よく長澤まさみの「演技している感」や「毒母の中途半端さ」が指摘されているが、あまりに露骨な毒母はハッキリと拒絶できる。僕が長澤まさみに感じるのは、こう言ってよければ「憎めなさ」だ。僕>>続きを読む