asukaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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魂は屈しない(2019年製作の映画)

4.7

自由、平等、博愛

当たり前のようで、これらが当たり前じゃない時代、土地があったんだよね。
そして、それは今でも言えることなのかもしれない。

実際にスペイン植民地時代のキューバで起こったことから着想
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モスキート(2020年製作の映画)

4.4

第一次世界大戦の話。
監督の祖父の実体験に基づく作品との補足に、ひぃ!と声が出た。


おじちゃんだけではなく17歳の少年も出兵していることにどきっとする。
序盤の舟橋、馬どもと呼ばれる黒人の扱いに気
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

4.6

『映画は豊かな世界そのもの
吹替はその入口だ』

吹替で映画を観ることがほとんどない私。
だけど、この作品を観て吹替版にもたまには手を出してみようかと思った。
幼い頃の私は、多分そんなに映画を観ること
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

4.7

『タンバリンをなめたらあかん』

過去作を観たことはないが、とても楽しめた。
力技でストーリーを進めるめちゃくちゃなこの雰囲気、すごく好き。
登場人物の誰もが、基本的にいい人なのもきっとこの作品が好き
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.8

物の溢れかえった自宅。
段ボールの中から出てくる箱、箱、箱…w
留学先のスウェーデンでミニマルな生活を学んで帰ってきたからこそ、デザイナーのジーンは溢れかえった物を処分したくなる。

自分にとっては不
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荒地の少女グウェン(2018年製作の映画)

4.8

広大な大地。
自然がたくさんで、自給自足の生活。
遠景のショットがあまりにも美しく、スクリーンで観ることができなかったことを悔やむほど。


戦地に向かった父親を待つ娘2人と母親の3人暮らし。
仲睦ま
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

4.7

全世界には、77億9500万人の人がいる。
その中であなたと私が出会ったことはものすごい確率で、奇跡なんだと思う。
そして自分自身の心の持ちようや、行動によって人との出会いは無限の可能性を秘めているの
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

3.7

「ロンドンは世界で一番、多文化の街よ」

まさにこのセリフの通り。
色々な国の、文化やルーツを持つ人が集まっているからこそ、その人たちの意向に沿えるって大切なことなんだよなぁ。
お互いを分かり合おうと
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

私が心をひらけば、自ずとあなたも心を開いてくれる。
私が笑顔で接すれば、自ずとあなたも笑顔になる。
気づけば足音を聞くだけで、あなただとわかる。
自分ですら気づいていなかった癖をたくさんあなたが知って
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

5.0

メーヴが可愛い!
あのふんわかした髪の毛私も梳かしたい!
つまんないなーってロビンを待っていたあのいじけた姿が可愛すぎた。

ロビンも強い女の子。
最初は、んー!!と思っていたけどちゃんと芯のある子で
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

4.5

タイトルインのあの感じからすでに好きなの。
「あばよキャサリン」のあのシーンもすごく好き。

前作のケージダイビングとは違ったアプローチの本作。
なるほどなー!!って楽しめた。

フィンなしだったり、
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ミスター・ガスパッチョ(2016年製作の映画)

4.7

グッときたー!
最後まで観た後、もう一度再生してしまったくらい。
そしたら、確かにそうなの!その反応なの!
わーん!!

恋をしている表情がとても素敵で、プールのシーンは観ていて本当に好きだと思った。
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詩人の恋(2017年製作の映画)

3.8

乏精子症と診断され、収入はほぼなくて。
役立たずと罵られ、荷物扱いされた詩人のテッキ。

もう何年もスランプ状態の時に、ふと出会ったのがセユン。
なんだか彼のことが気になり始めて、彼の働くドーナツ屋さ
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PLAY 25年分のラストシーン(2018年製作の映画)

4.7

家族や友だちとのかけがえのない時間や、しょうもないようなことを25年間ホームビデオで撮り続け、それを編集しながら過去を振り返るというストーリーが面白いと思った。

1990年代っぽい映像とか、当時流行
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アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌(2018年製作の映画)

4.8

MercyMeの代表曲であるI can only imagineがどのように生まれたのか、ボーカルのバート・ミラードの半生とともに描かれた作品。

全員がそうとは言い切れないかもしれないけど、子どもに
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クレスニク(2014年製作の映画)

3.5

一夜を境に成長する話なんだろうなぁ。
長編だったらもっと内容に深みが出ただろなーと思いつつ、割と好きな感じだと思った。

ミッドサマーみのあるあの光景。
火ってほんと不思議な魔力っていうか力を感じるな
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自転車に乗って(2019年製作の映画)

5.0

パートナーのトッドを失ったスコット。
彼は、トッドとの楽しい思い出や、喧嘩した日々を思い出して過ごしていた。

ある年の感謝祭の日に、スコットはある人に会いに向かうが、その人がどういう関わりのある人な
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11月1日(2019年製作の映画)

4.5

最初はすごく怒りっぽかったり、尿失禁していた様子からこの女性は認知症かな?と思っていた。

自身の息子を殺した男への復讐心に燃え、その男の死刑執行を見届けに向かう女性とその娘。

「死ぬまでに2時間か
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This is Tokyo(2020年製作の映画)

3.3

バケツリストっていう言葉の意味を初めて知った。

ラグビーで盛り上がって、各国から人が集まって来てたのって昨年か。
もっと前な感覚にいつの間にかなっていたなー。

東京を再発見!なめっちゃ東京PR!っ
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Rewild(2019年製作の映画)

3.8

自然が破壊されていく様子が逆再生で描かれている作品。
どんどん自然が蘇っていくような不思議な感覚。
実際にはあり得ないのに、本当にこうなればいいのにと感じてしまう。

この豊かな自然を守るために、そし
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ぞめきのくに(2019年製作の映画)

4.3

「短くない?(制服のスカート!)
長くない?(ルーズソックス!!)」


東京から母親の生家に引っ越して来た未紗。
クールな印象と、自分のことを表現するのが苦手なのか、なかなか地元のコミュニティに打
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宇宙の恋(2019年製作の映画)

3.8

"ゴミのない宇宙を保つ精鋭部隊になろう"

小惑星で1人、ゴミを栄養に換えて生きるスタン。
偶然、他の小惑星に仲間がいたのを発見!!

その日から彼女と再会する日を指折り数え、毎日が楽しくなったという
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授業の後で(2018年製作の映画)

5.0

同世代の子たちと同様に自分も学校へ行きたいという8歳の娘。
しかし、その娘は無戸籍だから入学するにも大金が必要。
学校の清掃と、ゴミを集めて日銭を稼ぐ親子にはなかなかそれが難しくて…。

日本に住んで
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West End Girls(2020年製作の映画)

3.7

東京はキラキラしていて、何でもあって自由に生きられる場所として目に映りやすいと思う。
まさに私もそう思っていた。
だけど実際はどうなんだろう?

配信のギフトでお金を稼ぐ地方から出てきたサリと、カンボ
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多日想果(2019年製作の映画)

3.9

好きな人に会いたい!その気持ちでほぼ毎日、片想い相手がいるお店に通っちゃうなんて青春だなー。

台湾留学中に出会った友人や、片想いの相手。
私からしたら主人公のタカシは台湾語も上手だし、会話も上手に出
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プレゼント(2019年製作の映画)

4.8

冒頭シーンから、え?とは思ったけど…
買物をしたいだけなのに検問を越えたフェンスの向こう(ヨルダン川西岸地区)に行くのは難しく、許可証もなければ無理だと突っぱねられてしまう。
イスラエル側の安全を確保
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緑の雪(2019年製作の映画)

4.7

めっちゃアル中やん…。って最初思ってたけど途中からどんどん様子が変わってきて、涙が止まらなくなってしまった。

独居老人や老老介護の様子とかまさに今の日本が歩んでいる道なんだよね。
「死にたい…死にた
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フレッド&ドードー(2019年製作の映画)

5.0

フレッドとドリーンの夫婦の温度差!って最初はすごく思った。
でも2人はやっぱり似た物同士なんだよねー!

きっと仕事に必死で真面目だったからこそ、退職後の時間を持て余した状態で何をしたらいいのかわから
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生きている(2020年製作の映画)

3.8

生きていると感じたい。

それを異性との親密な関係に求めたビクトリア。
「わたしは障がいがあるから誰も好きになってくれない!」と悲嘆的な彼女に、介護者のイダはマッチングアプリの登録を勧めた。

大人で
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オアシス(2019年製作の映画)

5.0

映像がとても美しい。
そして、私蛙とか苦手でした。そういえばw
でも、そんなん抜きにして観て良かったと思えた作品。
蝶々が飛び立つシーンすごいよ。
3Dで観たい!

AIも感情を持つの?
と思えてしま
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チェン兄弟(2019年製作の映画)

4.8

脳性小児麻痺のある兄と、割とチャラチャラしてそうな弟。
だけどちゃんと兄思いで、甲斐甲斐しく介護を手伝っている光景はとても微笑ましく感じた。

あることがきっかけで、兄が性的欲求を持っていることに気づ
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RETURN(2019年製作の映画)

5.0

すごく理想的な家族。
家族円満な風景。

でも実は訳あり。
これめっちゃおもろい!!

『いってらっしゃい』にここまで泣かされるとは思わなかったなぁー。

カマリ(2019年製作の映画)

5.0

女の子は外で遊んではいけないという昔からの風習。
自分のつけたい物をつけたいのに、夫がいる女性はビンディしかつけてはならないという風習。
そして女の子は初潮が来たら『夫に恵まれない』からという理由で、
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最後の試験(2019年製作の映画)

5.0

あー!めちゃくちゃ好き!
ボロボロ泣いてしまった。

成績の優秀な3人が集められ、ある子の成績を上げるために勉強をみてあげるよう教師から言われる。
なぜその子の成績を上げるのか、最初はわからない3人だ
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グッピー(2017年製作の映画)

3.7

海外の人から見た東京はこんな街なのかな、と感じた。

海外で頼れる相手は今一緒にいる1人だけ。
その人ともしはぐれてしまったら?
想像するだけでも怖い。

どうしても慣れない場所となると普段とは違って
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見下ろすとそこに(2018年製作の映画)

3.5

定点カメラで映される光景。
向かいのマンションの様子ってあんな風に見えるんだ…。
みんなこちらからは見えていないと思って好き勝手やってるんだろうなぁと思いきや。

どこかから聞こえてくる叫び声。
きっ
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