ゆうゆうさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男(2015年製作の映画)

4.3

とてもよかった
このひとナタリーポートマンのご主人なんですね
すごくチャーミングで魅力的な人だったなあ
彼のダンサーたちへの気遣いとか好きだったなあ 
舞台が素晴らしすぎて泣いちゃったよ 痛々しいまで
>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

そういうことね!!

アイデアは本当に素晴らしい
はっきり言って予告編すら観ちゃだめよ
ただ よくよく考えるとさすがに設定に無理を感じてしまうのだなあ あとね このテーマなら何かもう一捻りほしかったな
>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.4

燃やしたシーンとかね 結局あれは何やったん?って思うとこが多いけどそれなりに楽しめた いや もうちょっと面白くなりそうだったのにな とも思う 藤原さんの演技がよかっただけにね 肝心の「鳩」のことも弱か>>続きを読む

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.8

ふたりのやり取りがそんなにロマンチックでもないのがね そこが好感もてたなあ 現実の中年男女の恋愛ってこんなものなのよねきっと 

停滞した中年の生活っていう設定もね興味深かったなあ そうよね ある程度
>>続きを読む

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

3.5

まるでキリコの絵のような とにかく画がクラクラするほど美しい
でもそれだけ というかこれは映像美を堪能するための映画でしょう オッケもうそれだけでいいかなぁと

蚊取線香が出てきたりやたらスイカ食べ
>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.4

濃密な人生をおくった人だったのですね 改めてムーミンを読んでみたくなったな
ムーミンの舞台化ははっきりいって微妙 時おり出てくるムーミンの絵はとても可愛い

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.5

不思議な映画だった 
けっきょく埋めることのできない隔たりってどうしょうもないのよね わたしはジョン側の人間なのでそこは痛いほどわかる 在り方は人それぞれ 誰が悪いわけでもない そう思うしかない

>>続きを読む

ダウト 〜偽りの代償〜(2009年製作の映画)

3.7

全体的に作りが安っぽいし
駐車場で車がクルクル回ってるのとかコメディかと思ったけどね

しっかしびっくり!
まさかの展開に唸ったわ これぞB級サスペンスの醍醐味じゃないですか
ラストのキメ台詞は微妙

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.3

次の日には全部無かったことになる それって切ないよなあ 過ごした時間 交わした会話すべてやもん
でもそのループから抜け出そうと必死になるというよりは そこに留まってまわりの人たちをちょっとしたことで助
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

外国人が見たいニッポンなんでしょうね ヘンテコ日本でしたけどそこを狙ってやってるんだろうし そういった意味ではおもしろかったと思う
ただ 全体的にガチャガチャしていてみててしんどかったな それにそこそ
>>続きを読む

主戦場(2018年製作の映画)

4.3

不快に思うような発言は多々あったし たしかに視点が偏っているきらいはあるけれど とてもよくできたドキュメンタリーだった ある意味不快に思われそうなことを排除せず観せるってところが この作品のおもしろい>>続きを読む

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.7

なかなかおもしろかった こういう設定ってワクワクします なんといってもケヴィン・スペイシーの奇妙なパーソナリティに魅せられました ただラストの落とし処は消化不良だったな 彼はなんであんなに星に詳しか>>続きを読む

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.8

犯人を何が何でも挙げないと収集がつかないって雰囲気がやばい 誰でもいいから捕まえろって感じがほんと怖い 反論すると「裏切り者!」 はぁ?
そもそもグアンタナモ収容所って? そんなのを他国に置いているこ
>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

2.0

オーマイガー!
これって前作あったん⁉︎
とほほ観る順番間違えたわ

ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

4.2

出会いのコミカルなエピソードを除けばただひたすら辛い映画だった
ベジタリアンだかビーガンだか そんなん大人はどうでもいいんです だけど子どもは?どうやって栄養を摂らせるの? 母親は我が子のためと思い
>>続きを読む

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.6

‘正義感’と’復讐心’ その線引きは難しいですね

「それは正義感ではなく復讐心ではないのか?」
被害の当事者が犯罪人を弾劾すればそう言われたりするだろうし きっとバウアーも自身も常に自問自答して苦
>>続きを読む

奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

3.4

大自然の映像は見応えがあった 知らない文化を垣間見れるのはおもしろい ただあまりに計画性がなさすぎるよ お願いだからこんな無謀な計画に犬を巻き込むのはやめてくれ ずっと肉球のことが気になってたよ さい>>続きを読む

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.8

この時代の警察ってほんと黒人を殺しまくってたんですね やり方がえげつないわ
‘ブラックパンサー党’ この組織の内実を知ることができただけでも有意義な映画だった
ハンプトンが亡くなったのが21歳って…こ
>>続きを読む

ウォーキング・ウィズ・エネミー / ナチスになりすました男(2013年製作の映画)

3.6

実話とは!
こんな助け方をしたユダヤ人がいたことが衝撃的  
ただ最初の1、2回はよかったけれど やりすぎ感というか 何度も行う主人公に「いい加減やめときーや」と言いたくなったなあ

今の今まで’矢十
>>続きを読む

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.8

CIAってハリウッド映画では強くてカッコいい存在として描かれがちなだけになかなか新鮮だった アダム・ドライバーよかったですね こんな役もやるんだ
主人公の妥協を許さぬ報道精神はどこからきているのか
>>続きを読む

おやすみ オポチュニティ(2022年製作の映画)

3.9

探査機をsheと言い 擬人化するのはともかく 関節炎とか記憶を失っていくっていう表現は個人的にちょっと苦手だったな
とはいえ素晴らしいドキュメンタリーだった 二機を支えるNASA職員の情熱 ひどく愛ら
>>続きを読む

元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

3.0

いやあすごいな まさに一難去ってまた一難 スリリングと言えばまあそうなんやけど ツッコミどころ満載すぎてだんだん笑えてきてしまう ふたりともタフすぎですね 難しいこともなく気楽にみられるのでヒマのお供>>続きを読む

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.6

丁寧で実直な職人気質の主人公がすてきだった 仕立てのよいスーツは男のエレガンスのマストアイテムやね ポケットチーフのさりげなさにしびれる つくづく身なりって大事やなと思いました お父さんやお友達の着こ>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.3

うーん好みじゃなかった 予知夢とか言いだしたら もうナンデモアリになってしまう そういうのがわたしは好きではないのです またそれを完全に鵜呑みにする警察って? ありえん

わざわざイーサン使わんでも無
>>続きを読む

レディ・マクベス(2016年製作の映画)

4.0

なるほどね
愛のためとは口だけで もちろん自分だけが可愛い女 葛藤もなくひとり暴走するヒロインにまったく共感はできないけど
ミッドサマーのあの女の子なんですね 「フローレンス・ピュー」名前覚えておこ
>>続きを読む

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.0

久々の鑑賞 やはり美しくて静かな映画だ 役者の渾身の演技 そして音楽もとてもよい 
ただね やっぱり終始イライラさせられたなあ主人公の身勝手な振るまいに 結婚したのに新しい夫を拒否するっていう理不尽
>>続きを読む

ジョーンズタウン集団自殺 -偽りの死の楽園-(2018年製作の映画)

3.9

「カルト」という言葉が浸透するきっかけになった人民寺院の集団自殺 計画を段取りしたのは実は周りの女性たちだった

そんなこと言われてもね なんなんでしょうね 世界を変えられるような男に選ばれた自分は
>>続きを読む

ジェネレーション・ウェルス(2018年製作の映画)

3.8

なかなかおもしろかった まったく共感できなかったけどね 価値観が違いすぎて異星人見てるようだった とはいえ最後に出てきた答えにほっとしたな お金ってやっぱりそこそこでいい
監督の子どもたちがいい子に育
>>続きを読む

サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

3.9

「自分たちは社会から攻撃されてる被害者だ」と思い込まされるところがこわい
何よりわたしがカルトとかそういうのが嫌なのは勝手な都合で子どもを犠牲にするところ 頼むからそれはやめてくれ

サクラメントは
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

実験室を覗くようなドキドキがあってたのしかった
やっぱりね どうしたって人間はAIに勝てっこないですね こういうの観るとつくづく思う 
ただ「感情を持ったAI」と「感情を持ったフリをするAI」とを見分
>>続きを読む

彼女の面影(2023年製作の映画)

3.3

人生うまくいかないとき 過去の選択に後悔することもある 少しの可能性にすがりたくなることもある わかるけどね でもさすがにそれはやり過ぎかな 

新婦が親ををそこまで嫌っている理由を知りたかったな た
>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

3.0

いろいろすごいですね ほんとすごい ただ致命的にわたしの好みではなかった
うんざりするほど長いカーチェイス 派手なシーンのてんこ盛り 兄弟愛にはじんわりときたけど まだ逃げるんかい!とツッコミをいれ
>>続きを読む

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.3

序盤の雰囲気がたまらない 画の寒々しさと合わさってぐいぐい引きこまれた だけど真実を突きつめていく先がね あまりに意外性のない展開そして唐突なラスト というか最後のシチュエーションは蛇足な気がする 事>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.0

主人公の早口も相まって展開が忙しいのだけれど 分かりやすくザッカーバーグのことが描かれていてよかった ジェシー上手いですね 気むずかしくて近よりがたい孤独な天才を演じ切ってました

この映画の意見が割
>>続きを読む

アルカディア(2017年製作の映画)

3.8

あ、、 っていう違和感がね おもしろい

その違和感の正体がわかっていくにつれ 教団に囚われざるを得なかった人たち その苦しみを思うとね 
かれらの哀しさから来るんだろう 達観の境地っていうんですか
>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

カンバーバッチすごい
別人とも思えるほど痩せてみせた彼のプロ根性に拍手を送りたい

それにしてもロシア人がモンタナに憧れるのはお決まり事なのか 前にみた映画(何だっけ?)でもたしかそんなこと言ってたな
>>続きを読む