キルエムオールさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

3.5

ガンダム超初心者。
ジオンの理念はほぼすべて男女のモヤモヤした気持ちで瓦解する!アイツらあんな生死を分ける局面でも色恋でモヤモヤしやがって!…..なんて人間的なんだ!いや、そんな状況に身を置いたことが
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

・新海誠作品の中で一番良かった。好みだった。
・畳み掛ける宮崎駿へのオマージュに意気込みを感じた。
・椅子が走ってるだけであんなにかわいいってスゴイ。攻殻機動隊アニメシリーズに登場する「肉体を売って椅
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.5

試合の終盤20秒(体感)は100点満点!制作サイドの力入りまくり、それがスクリーンからビシビシ伝わってきて震えてしまった。あそこは完全に原作を超えていたと思う。
アニメシリーズの声優陣が総取っ替えくら
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ブラックブック(2006年製作の映画)

5.0

めっ       ちゃくちゃ面白い。
滾る。
最高。
ただ、最後が明らかに不穏だったので調べてみたら、また戦争が…..苦しみに終わりはないのか…..

バイス(2018年製作の映画)

3.5

・すんごい似てる。
・エイミー・アダムスはザ・マスターといい、男のディックを握って動かす役がハマる。眼力。
・映画Wにしても、ブッシュは悪人ではなく、大抵バカでマヌケな可哀想な奴として描かれるんだなあ
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.5

・おもしろいようなそうでもないような気分のまま進んでいって、終盤のクリストファー・ウォーケンのボイスレコーダーで掴まれた。
・サム・ロックウェルは期待したサム・ロックウェル。

余命10年(2022年製作の映画)

3.0

・自分の死期が近づいていることを悟った人の「無理だけど望んだ未来」を見せられると、そりゃあどうしたって泣いちゃう。
・小松菜奈も坂口健太郎も本当にきれいな涙を流すなあ…..別れのシーンは微妙だったけど
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マイ・バック・ページ(2011年製作の映画)

3.5

下卑た感じでお寿司を食べる松山ケンイチがマジ最高。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

・ザ・お家騒動。なんやかんやあった末に、すべて掻っ攫われて「現在、グッチにはグッチ一族はひとりもいない」….このキレ味!
・ドメニコ!あの不気味な存在感!観終わってちょっと調べてゾッとした。トム・フォ
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.0

テレビシリーズ、おもしろかった。「最後ちょっと蛇足なんじゃ、におわす程度で良かったんじゃ」と思わなくもないが、それは好みの差くらいの詮無きこと。
で、劇場版。総集編というより、「実はこうでした・こうな
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.5

MCUでもっとも見返す気にならなかった
本作。夕飯時に軽い感じで観てみたら思いの外おもしろかった。
・モナコのレースシーン、無意味なゴージャス感があって良し。
・スカーレット・ヨハンソン、当たり前だが
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.0

・久しぶりに地球がドッカンドッカンなるところが観たかったのに、あんまりなくションボリ。まあ主人公一家の視点のみで話が進むので致し方なし。とはいえ、地球即死彗星がジェラルド・バトラーの上をチラッと通過す>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.0

冒頭、クリスチャン・ベイル圧巻の顔芸で「お、今回のソーは真剣ムードか!」と思ったのも束の間!エンヤ!ガンズ!
ソーに癒され、ゴアに圧倒され、ジェーンに首を傾げ、なんかムードが行ったり来たりで変に疲れた
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

1.0

ローランド・エメリッヒのベスト盤。インデペンデンスデイやら2012やらデイアフタートゥモローやらを混ぜてさらに出来が悪くなった感じ….って、なんでだよ!とにかく雑でテキトーでスケール感がない。たくさん>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.0

レイチェル・マクアダムスのコスチューム姿が良かった。いろんな人が死ぬが、死に様が良かった。そしてワンダ、超強くて超かわいそう。
エンドゲーム以降、個人的にMCU熱が下がり気味。

ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

1.5

微妙。
herが素敵過ぎる話だったのに比べて、こちらはいわば「猟奇的なAI」。「ホラーコメディか、普通におもしろそう」と思ったが、中身はロマンチックコメディ。それがまたなんとも中途半端で….

・AI
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.5

単純におもしろい。飽きずにに最後まで観られる。こういうのを「誰にでも薦められる」作品というのではなかろうか。一方、戦国マニア?みたいな人達からも考証がしっかりしていると言われているんだからなあ、、子供>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.5

保養施設内で両親を探し回るあたりから少しホラーぽくて、とても不思議な気分に。で、親子で山登って、星見上げて、「お姉ちゃん、子供産まれたって」。
なんか…..はっきり意味がわかった訳ではないが、本当に不
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

・宮崎駿作品の中で未来少年コナンと同率一位。
・好きな台詞は「風の谷のガンシップ!」から「降伏しろ。コルベットはもはや戻らん」
・ベストアクトはアスベル。対コルベット時の「行け、ナウシカ!行け!」と「
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ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ア・トライブ・コールド・クエストの旅(2011年製作の映画)

3.5

最後に出る字幕。この後アルバム作れたんだなあ….

・カリスマというのは薬にも毒にもなる。
・途中の「警察のクソだの権力と戦えだの言う必要がなかった」という証言。確かにN.W.A.やパブリック・エネミ
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朝が来る(2020年製作の映画)

1.0

サスペンスと聞いて観ていたら途中で「これ大丈夫か?」という気持ちになり、最後は「….なんだよこれ」という気持ちに。
後で知ったのだが、感動サスペンスだということで….ハア、そうでございますか。
とりあ
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ステップ(2020年製作の映画)

1.0

心底嫌い。なんだかわからないが観てる最中ずっと「観終わったらナパーム・デス聴こう」と思っていた(終盤、条件反射的に泣きはしたが)。居心地が悪い。重松清、優しい人のふりするのやめろ、アンタは冷酷だ。そし>>続きを読む

(2017年製作の映画)

3.5

・夏のアメリカが舞台の映画が好きだが、夏の日本が舞台の映画はさらに好きである。思うことはいろいろあれど、やはり日本で生まれた日本人。
・「こっちは覚えているのに….」ということがよくあるが、それはきっ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

5.0

ドスンときた。佐々木がイン・マイ・マインド。佐々木とカラオケで酒と泪と男と女歌いたかった。流れるな涙、心でとまれ。

気になるのは、高校時代の片思いの相手とめでたく結婚した木村の家のリビングに掛けてあ
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ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年製作の映画)

1.5

話が走り始めるのが遅すぎ。
ドラえもんの旧劇場版の好きなところといえば序盤30分くらいの呑気なパートだったわけだが、今作はアッチ行ったりコッチ行ったりやたら長い。故にかなりボンヤリした印象。加えてその
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

同性ながら松坂桃李の大ファンだが、今回ばかりは森崎ウィンが堪らない。一番グッときたのは本選前の松岡茉優との練習シーン。最高。「できた!」「そっかそっか….」とか、ちょっとした返事とか可愛らしさのメータ>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

「自分を特別な存在にする特別な体験を待っている」というのが同じ凡人として見ていて辛い・身につまされるし、彼が迎える顛末からの展開、現在の彼の職業が皮肉。「しょうもない強盗計画で価値ある鳥の画集を盗もう>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

ラスト10分、そこは正直かなりグッときた。ラストシーンの空がすごくきれいで「この空見ながらビール飲みたいなあ….」と思ったし、エンディングテーマは「この曲は日本でしか生まれ得ない!ちょっとブルーハーブ>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

序盤からテンポ良く進み「愉快だなあ」なんて思いつつ、中盤のダニー・アイエロがバカ息子に話すシーンが涙腺にハードヒット。
が、それ以降愉快でありつつも「….あれ?」となんとなく緊張感が漂う不穏なムードに
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.0

ラブコメあるある展開をことごとく外してて面白かった。

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.0

こんな悪夢見たことある気がするし、これからこんな悪夢見る気もする。タモリが出てきてもなんの違和感もない。ありがちな話といえばそれまでだが、この感想もありがち。
ピッチリ横分けが決まったアイツの顔面がナ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

イコライザー、ジョン・ウィックのながれ。ただ、それらより変な主人公、ヤバい主人公。どんな気持ちになれというのか。終始苦笑。おもしろかった。

ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

3.0

終盤ニムゲがアニマルプラネットに攻め込むクライマックスでトイレに立ち一時停止。そしたら残り時間10分!今まであんまり気にしてなかったけど、これはスゴイ!
所謂普通のアクション映画ならここからが見せ場だ
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ドラえもん のび太の太陽王伝説(2000年製作の映画)

1.0

すべてが酷い。こんな雑な貴種流離譚観たことない。劇場版の微笑みツッコミポイントだったのび太やジャイアンのナイスガイ化も腹立つレベル。全体的なクオリティの低さゆえか、声優陣もまったく冴えない….本当に残>>続きを読む