このレビューはネタバレを含みます
いろんな社会風刺と映画内のシュチュエーションのかみ合いが微妙で物語や見せ方としての説得力を欠いているような気がする。
シェフと主人公がサービス業の辛い経験から互いにシンパシーを感じるシーンは職業を超>>続きを読む
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前に一度見た時に家族関係の複雑さに混乱したのを覚えてたので、事前に予習して鑑賞。
そこさえ押さえておけば、話も割とシンプルで見やすかった。
ただラストの葬式のシーンは、急に不穏な音楽と群がるカラス、>>続きを読む
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オッペンハイマーを中心とした政治劇と彼の「原爆の父」としての苦悩に焦点が当てられた作品。社会的なメッセージとしては当時のアメリカ政府への批判がメイン。反核的なニュアンスも一応あるし、オッペンハイマーの>>続きを読む
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現状円満な母娘の家庭が周囲の余計なお世話からそれぞれの結婚へ追い立てられる話。
周囲の具体的なおせっかいだけでなく、義理の親がいる家庭のストレスや結婚を機に希薄になる友人関係の話などあることで、社会>>続きを読む
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戦前の作品のリメイクだからだろうけど、同監督の同時期の他作品とはまた違う味わいがあった。舞台が地方の港町だったり、家族とは別に旅芝居の一座が共同体として出てきたり、口調が関西弁だったり。主人公の男性優>>続きを読む
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新興住宅地の各家庭の人間模様とその交流が軽いタッチで描かれており、物価の高騰や定年退職、テレビの普及に対する懸念など影が刺す部分もあるけどそういったシリアスな描写はかなり少ない。
子供の遊びや言動、>>続きを読む
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家庭では封建的な父親が自分の幸せは自分で掴み取ろうとする女性たちと接しながら娘の望む結婚を受け入れる話。
父親の結婚に対する本音と建前のチグハグさがコメディとして描かれているが、物語全体としては結婚>>続きを読む
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パートナーに問題を抱えた家族(父と娘2人)が、母親との再会、次女の死を乗り越えてそれぞれこ生活にかえっていく話。
捨てた家族に未練を残した母親、次女の堕胎と事故死となかなか重い。周囲の人間もひねくれ>>続きを読む
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よそ者のポールがフレメンの生活や風習を学ぶ様子がフィールドワークを擬似体験しているみたいで楽しかった。(行けるなら行ってみたい)
ハルコンネン家側の文明のデザインも見応えがあってよかった。建物はギー>>続きを読む
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会社勤めの主人公が不倫や職業の違う戦友たちとの交流、友人の死や転勤の打診を機に「大人」になる話。
冒頭から庶民的な家屋と隣人のえずきで始まり、これまで見た小津作品の中でも割と庶民的で汚さやだらしなさ>>続きを読む
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お見合い結婚した夫に満足できないでいる妻が喧嘩した後にお茶漬け食べて仲直りして旦那を見直す話。
夫が義理の姪っ子に説教させられるも妻がいなくなるのをうかがうシーンが普通に笑える。
佐分利信演じる夫>>続きを読む
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中盤くらいまでは子供たちのコメディ映画といった感じだけど、中盤からラストにかけてはちょっと大人な家族の話でちょっと味わい深い。
当時父子でとかで見たら子供向けのコメディとして楽しみつつも親の苦労も垣>>続きを読む
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親不孝で不親切な兄弟に次男がブチギレる話。
次男が理想的な人物として描かれすぎな感じもするけど、一周忌の場面で三人だけが一緒に食事するシーンにはちょっと感動させられた。ブチギレる佐分利信の演技も見応>>続きを読む
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『晩春』ほど紀子が極端に結婚を拒絶していなかったり、父娘だけでない家族それぞれの人物が丁寧に描かれているのでの当時の家族の話として結構観やすかった。
他の小津安二郎の作品にも当てはまりそうだけど、当>>続きを読む
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原節子はこれまで見た作品の中では歯を見せて笑ってる表情が印象に残ってたけど、今作では怒って黙りこむ表情が見れて新鮮だった。口角が下がって澄ました目だと別人に見える。
今見ると結婚せずに父親との生活を>>続きを読む
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ほぼ前知識ない状態で見たので、ベン・アフレックに気づかず、「この人、いい演技するな〜、いやらしい目線がベン・アフレックみたいだな〜」と思って見てたら本人だった。
脚本も役者の演技もよかったし、特に文>>続きを読む