ssさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿のドキュメンタリーとか自己啓発映画でも流れると思っていたから普通にジブリアニメーションでびっくりした。
総体的な感想は長くて思い返すほどいい映画だったな〜くらいしかないんだけど、すきポイントとか
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

3.7

日本の獅子舞と違って色とりどり、華やかでかっこよかったな〜本物本場で見てみたい!
好きなシーンが冒頭につまってて、主人公が自転車に乗ってる俯瞰ショットから一人称視点にかわって、木を見上げて自転車で通り
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

昨今、母親を1人の女に戻す映画が多い中、父親と娘ははじめてだったからどう父を裸にするのか楽しみにしていたのに、とても煮え切らない映画だった。
ソフィア・コッポラの「SOMEWHERE」が対になるかと思
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.6

MARVEL1作も観たことなくて、DCはノーランのバットマンしか観たことないのでアメコミ映画ほぼ初でした。
ヒーロー登場シーンからの市民の表情、とかすごい能力をみせた後の過去の自分の反応、とかこういう
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波紋(2023年製作の映画)

3.4

予告みたとき、吉田大八の「美しい星」系かと思ってすっごく期待したんだけど違かった…。
最悪な旦那の描き方とその旦那への嫌がらせ描写を映像化することによってストレス発散してるの…?って心配になっちゃった
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ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

3.2

観てから時間経ってしまったのもあるけどひたすら分からん…映画。
処女懐胎したマリアのお腹を男が触れる時、その触り方は違う、違う、ノン、ノン、ノン、ノン……ウィがどういう違いがあるのか女の私でも分からな
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

近年の是枝映画に物足りなさを感じていた中で今作、たまらなく好きな映画でした。
町の真ん中にぽっかりと空いた空洞のようにも浮いてるようにも見える諏訪湖が美しくて、たまに画面が綺麗でセリフ聞き逃したり。
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

あんなかわいい美女から引き離されたら私だって嫌だしロバだって嫌だよな。
動物や自然に敬意を払ってという意図だったとラスト字幕がでたのですが、そうとは感じられませんでした。私もどちらかというと人間より動
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.9

まだサブスクがなかった20代前半頃、TSUTAYAで借りたアタリの映画感。
こういう映画を今、新作で映画館で観れるんだって感動しちゃった。映画として傑作ではないんだけど、なんか好きな要素多くて…完全に
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.9

母が子供に向ける愛情は国も時代も超えて同じなのに 何故愛から暴力がうまれるのか。人類500万年生きても未だに争いは終わらない。
当事者の子供として聞かせる構成によって、自分もその場にいて話聞いて自分な
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はなればなれに(1964年製作の映画)

3.6

やっっと観れた〜〜ずっと観たかったけど観る手段なく忘れてた頃に映画館で観れた〜!
しかしいざ観てみたらこんな感じなんだ〜という感想。マヌケなサスペンス。
タイトルの文字を正方形に収めるデザインってもう
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ゴダールの決別(1993年製作の映画)

3.7

はじめての鑑賞。ゴダール映画祭にて。
理解できる部分、理解できない部分の塩梅が何故かちょうど良く、ギリギリ寝ない面白さ。
絵を観たいのに右と下の字幕読まなきゃいけなくて久しぶりに本気でフランス語勉強し
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.7

監獄の窓の隙間から手を伸ばして神の啓示を受けてる、受けようとしているカットがとてもよかった。
実際にあった事件なのが本当にびっくり…日本で暮らす私にとっては息すらできないと思う。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.0

怪物の予習のためにと思って観たけど観なくて良かったな。
自分がすきな作品がでてくるとおいやめろと声に出してしまう。
先輩が亡くなった時の男女の心理描写の違いだけは面白かった。男から慕われてる年上の自称
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月の寵児たち(1985年製作の映画)

3.5

お皿と絵画が群像劇の中で転々と渡り歩いていく。けっこうな事件が起きてるのに何故かコミカル。
オタール・イオセリアーニ、何本か観たけど私にとってはとても安定した睡眠導入剤。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

観る前158分耐えれるかな〜と思って見始めたけど終わってみたら思ってたよりも長くは感じなかった。
個人的にはター肯定派?というか外野から見る分には面白い人だったからドキュメンタリー感覚で楽しんだ。
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帰れない山(2022年製作の映画)

3.3

子供時代の無邪気な少年2人、よかったな〜〜。あとお父さんの言葉を山頂でしか受け取れないっていいなぁ。
けど刺さらなかったなぁ。

珍しい花の歌(1959年製作の映画)

4.0

花々のきゃ〜〜って叫び声はいってた…よね…?うつらうつら観てたけどそこ面白くて笑った気がする。

水彩画(1958年製作の映画)

4.0

短編だけど見応えある寓話みたいな話。
自分の理解の浅さが他人を傷つけるのやだな。

四月(1962年製作の映画)

3.8

冒頭15分くらいでぐっすり寝てしまったけど久しぶりに心地よく寝れる映画だった。起きても大きいスクリーンで映画が流れてる心地よさ。
邪魔され続けてキスできない2人がいじらしい。女の子がバック持ってるシル
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.0

下肥買いする青年達と、声を失った武家の娘。って設定はとても良いのにいろいろおしい。
言葉に軽さを感じたから身振り手振りでって気持ちは分かるけど大事なことはちゃんと言葉にしてほしい…と、この作品にとって
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

2.8

中年男女のだっさい逃避行。
夢もない愛もない罪もない。
ロードムービーもやり切れない。
全てが中途半端でやけにリアルでガッカリする。

娼婦ケティ(1976年製作の映画)

4.5

命をかけたシンデレラストーリー。
大満足。ヴァーホーヴェンと女の趣味で固い握手を交わしたい。
起こること全て最悪なのに良い意味でおバカで純粋なケティのチャーミングな言動と貧乏な他の民衆達の逞しさに、気
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ロボコップ(1987年製作の映画)

4.0

人間に殺され人間に蘇られさせ人間を裁くロボット爆誕。
面白かった〜〜最初から最後までギアふみっぱなし。失速無しで良い。とても悲しい運命と宿命を背負うけど真っ向勝負して、最後に本当の名前を名乗るの前向き
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.7

のこされるのはどちらなのか。
大きなフラグを立てる冒頭がホラーやB級のよう。写真集が動いてるような映像なんだけど長回しが長すぎて退屈したり。けど奥さんがパイ爆食いして吐いちゃうとこよかった。1人で生活
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テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

3.7

なんだこの迷惑家族…改心までさせて終わっちゃうの…?と思ったらちゃんとラストがあって良かった〜〜演出から演技までコテコテで面白かった。お酒飲みながらにちょうど良い。

茶飲友達(2022年製作の映画)

3.8

まさに孤独は人を殺す。
認識やルールの中で悪とされたり軽蔑されてるものが人を救ってる事ってたくさんあるよね。
作りあげた家族はあっという間に崩壊してしまったけど、本当の家族だからといって絆が強いとは限
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

2.3

つまらなさすぎて寝ることもできなかった。
少女が少年に恋愛感情抱いたきっかけがよく分からず。シャラメが若くて顔がいいから?
人喰いが自分だけじゃなかった事を知って、親に捨てられた現状一緒にいてくれよう
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.5

人間としてあまりに純粋で素直で、私欲的な行動は一切なくかといって相手主体というわけでもない。その時にその人に必要な物や言葉を与える。なんて人間として理想な姿なんだろう…。
純粋な夫婦が住む土地の風景の
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映画刀剣乱舞-黎明-(2023年製作の映画)

2.8

映画館通って貯めたスタンプ招待券(無料)で観ても映画館で観たこと後悔したけど(モノローグで状況説明してたり、作品のテーマを思いっきりセリフにして言わせるのとても気に入らなかった)、へし切長谷部が高速バ>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

ラスト3分が傑作。
船酔いゲロ祭りが面白すぎた。私以外誰も笑ってなかった。ヘビメタのデスボで音ハメゲロ思い出してもおもしろい。
第3章入ったあたりからこの映画のピークゲロでおわっちゃったなぁと思ってい
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.7

あったかくて優しい映画を最近選んで観なくなってたから、すごく心が穏やかな気持ちになれた。
お母さんがつくるインドの家庭料理がとっても美味しそうで料理映画要素があったり。子供6人がライオンで賭けをするシ
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.6

ルイス・マイルストンの西部戦線は凄く良い映画だったという記憶しかないのに、今作は超えなかったかも。
けど戦場での景色や目線が自分もそこにいるような感覚になってしまい、作品としての評価とか感想が全くでて
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

人間の不条理で奪われた 人間だった生き物の闘い。
悲しい。同じ境遇なのに理想の違いで敵になるなんてなぁ。奪われた側がどう絶望を乗り越えるかって酷だよなぁ。
ラストのライダー同士の対話も音楽で力強く前向
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.5

好みすぎて書くことない。
2023年公開映画暫定1位。
ヴィルジニー・エフィラの修道女姿が美しくてスクリーンに釘付け。本当にキリストの花嫁なんだろうなと思わせられたと思ったら、バルトロメアに対しての振
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