ssさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

3.7

永久不滅のユートピアに放たれた撲殺戦士。
ってキラーワードすぎ…カッコよすぎる…。
映画館で予告を観て何このおもしろバカ映画絶対観なくちゃ、と思い観たらめちゃくちゃしっかりつくられてて、ラストあたりで
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はだかのゆめ(2022年製作の映画)

3.6

夢でみた光景と家族へのメッセージを紡いだような作品。
ロケーションきれいだなぁと思ったし最初の暗闇の中から電車1両だけが通ってくシーンよかった。
とても個人的な作品だから他者がどうこう言うのは野暮だと
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

これから…この続きは…。
1歩間違えばトラウマになる列車の衝突が、その後の人生の引き金になったって経験は画面ばかりに囲まれてる現代人からしたら羨ましいような体験。
家族としても、世間的にも良いとは言わ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

彼女もグルだったのわかった瞬間さめてしまった〜〜〜娘だけ家族の中で洗脳されてたらよかったなぁ〜
最後ちゃんと絞め殺してたら一家全員ぐるで良かったんだけど。
ティーカップの攻防笑った。銃とかナイフじゃな
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

これどうなって終わるの?!が最初から最後まで持続してアトラクションみたいに楽しめた。
昔のテレビ番組で起こった猿の事件。怖面白すぎた…見ちゃいけないもの指の隙間から見るようなハラハラ快楽。当時子役だっ
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

再スタート、困難を乗り越えた愛する人を送り出す。
ラストにもっていくまでの障害や困難の描き方とか、登場人物の行動、振る舞い方があまり好きではなかったんだけど、なんか映画全体通すと嫌いじゃなかった。
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

振り回されてるのは大人も子供もお互い様。
怒りの勢いで子供に怒鳴ってしまう、って経験がまだないんだけど、作中でこのシーン観た時、もしこれを自分がやってしまったらと思ったらゾッとした。他にもホントの事を
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FUGAKU3/さらば愛しのeien(2016年製作の映画)

3.9

教授の部屋、ゼミの会話。空気感が懐かしくて笑える。永遠に思える空間も全て過去に。映像が作品として残ってるのが羨ましい。撮っておけばよかったなぁ。
時折挟まれる学内での銃撃戦。平和な大学生活の終焉。
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FUGAKU2/かもめ The shots(2015年製作の映画)

3.8

映画の中に舞台、演劇、たまに映画、の構造が面白い。アントン・チェーホフのかもめのセリフが良くて、いろんな要素を楽しめた。

FUGAKU1/犬小屋のゾンビ(2014年製作の映画)

3.5

ラストのダンスは生き返ったのか、ピカピカ教授の幻想なのか。

別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

言葉より写真。通じる言語より発せられた音とか表情とか所作から愛を感じとる。
あなたの未解決事件になりたい、って刑事に対してすごい殺し文句〜
個人的にはハマりませんでした。テンポがあわなかった。
2回目
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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

きたねぇララランド〜映画愛を添えて〜
やりたいことも分かるしやりきったのもすごいし映画大好きなのも伝わったけど最後なんも残らなかったな…。
絵の賑やかさと爆音テーマ曲ゴリ押しの勢いで3時間観れたけど。
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

シリーズを重ねるごとに対象年齢が上がる、おもちゃが軸なのにターゲットをどんどん上げて広げていく本当に面白い作品。
逆に言えば子供には狙い定めてない感じ。
求められない事の悲しみをどう割り切るか落とし所
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トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド(2014年製作の映画)

3.7

トイ・ストーリーって新しいおもちゃがでてくると無限に世界が広がるのすごいなぁ。
遊ばれたことがないおもちゃが独裁国家築いてるのこわすぎる。その対になる存在のねこ天使。喋るだけで面白かったからもっと見せ
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トイ・ストーリー・オブ・テラー!(2013年製作の映画)

4.0

満足感長編級。
ホラー映画のお決まりをメタ発言しながら見せてくれる。ちょっぴりビックリもあるけどコメディ全開で面白い。
作中での悪がおもちゃ目線からだけでなく本物の悪なのもビックリ要素。あんなの許され
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.0

自分が大学入学するタイミングで上映されてたのに劇場で観なかったもったいなさ…けどラスト過呼吸になるほど泣いたから映画館で観なくてよかったかも。
おもちやに感情を持たせるって惨いなぁ。残酷なことしてるけ
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ミッキーのお化け退治(1937年製作の映画)

3.8

懐かしい…!子供の頃ビデオで観た記憶が。
お化け退治にきてとお化け自らが依頼。ゴーストバスターを驚かすためにいろいろして最後は…👻
追いかけた先の扉が壁になっていたり、水が溢れてきたり、鏡にうつるマネ
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.5

ネズミさえ美食な国 フランス。
誰が才能を開花させるかはわからない、というテーマにネズミを料理人にするという大胆な設定。
古い一軒家に住んでた頃、冬にネズミから作りたての弁当食べられてネズミホイホイ置
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.7

兄への感謝を作品に詰め込んでる監督の想いたっぷりの家族へのラブレター。
ラストお父さんとお兄ちゃんの対話に混ざれない、近づけないドーム状のガレキが母胎のように見えた。
私も父親はホームビデオのテープで
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.6

自然界を乗り越えるための試練がライオンキングで見た事ある出来事。
父親を失うきっかけをラスト、同じ場面でそのきっかけを助ける。恐竜の成長物語。脚本としては正統派。
木の実でラリるシーンは子供トラウマに
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冬の旅(1985年製作の映画)

3.5

モナのようになりたい人ほど冷たくしたり旅をやめろと言って、モナにはなれないなりたくない人が優しくしていたような。
もっと辛く残酷な内容を想像してたから、否定も肯定もなく淡々と見守る形でよかった。
モナ
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キャバレー(1972年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭にて。
魅力的で非凡で寂しがしりやな女に振り回されたい願望が見えるし湧く。マイケル・ヨークがかわいいかわいい。ロマンチックなキスシーンが多かった。
現実を忘れて魅惑なキャバレーに惹き込
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.7

偉大な音楽家が生きているうちに正当な評価をされて本当によかった。
当時は映画音楽を作曲することに罪悪感や劣等感を持ち、有罪とまで口にしてしまうほどの時代の波がありながらも腐らず常に楽しみ創作を続ける力
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.6

島の外で起こってると思っていた内戦、規模は違えど自分達も。
おじさん達の本気の喧嘩、はじめの方は他人から見れば笑える範囲だったのに、次第に終わりにできないものに…。
どちらの傷が深いか、平等か、あいこ
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.0

サングラスかけたら宇宙人だらけの世の中。
屈強な正義感がなきゃ反撃できないよ…私なら知らないフリする。でもやっちゃうのが映画。
ムキムキないい体の主人公。友達に信じてもらうためサングラスをかけてほしい
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コレクションする女(1967年製作の映画)

3.5

無の姿も見てもらう人がいなければ格好がつかないナルシストの話。
女を下げまくって見下していつでも自分のタイミングで抱いてやるスタンス気持ち悪。アイデの焼けた肌にショートカット最強。

シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

3.8

相手を選ぶ権利が自分にあることを疑わないのは昔も今も変わってなくて、男女のイタチごっこは永遠に進化しないのだと確信させられてしまう。
ただ画面が白黒なだけで映像の中で起こってることは現代と同じに見えた
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モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

4.0

パリの日常 良………。
青年のモノローグがとても読みやすい日記のようで、不思議とスっと入ってくる。悪気なく二股になるのがリアルでパン屋の娘には悪いけど共感してしまう。
や、自覚あるから悪気あるか…

ウォーリー(2008年製作の映画)

4.0

ロマンチックなロボットのラブストーリー!
人間が環境問題を解決せず置き去りにした地球、逃げた先の宇宙、という大きい設定がありながらもこの話の最終的目標はロボットが手を繋ぐこと。
無機物に心を宿して愛ら
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

産まれてくる前に人生の先輩と旅をしていたかもしれない。
この作品を名画と言わずして何と言おうか…。人間がこの映画を作れた事を人類史に残すべきだと思う…フィルムでもBluRayでも冷凍保存して下さい…。
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

大人に観てほしい教育テレビ。
こんなにいい作品なのにキャラデザに惹かれなくて今まで観てなかった…もったいないことしてたけど年取れば取るほど、思い出が多いほど噛みしめられる映画だったから今観てよかったか
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.0

ストップモーションである必要性が感じられないほどなめらか。
三味線の弦とか一緒に旅してたのは…あたりの脚本はなるほどなぁと思ったんだけど、会話のやりとりや大人が子どもをあやしたり笑わせる時のやり方がお
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.7

ダンス講師が冒険家になって生殖能力を求めて地下に行ったら神として扱われた、って面白すぎる。
話の展開とかカメラアングルが少年漫画みたいで面白かった。
混沌とした地下でも個性豊かなキャラクターが多くて愉
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.8

お腹いっぱいごはん食べた後観て気持ち悪かった~~全くすきな世界観じゃないけど巨匠が30年やりきる映像表現は圧巻でした。
カメラがひいた時の模型の奥行がすごすぎて鳥肌。キャラクターのディストピア感満載デ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

哀愁漂う近未来の日本で、少年の勇気と犬への愛情が胸いっぱいに愛しい。
日本への愛とリスペクトにウェス・アンダーソン色が融合して最高のアニメーション。
全宇宙の犬好きに観てほしい。

ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

4.0

期待せずなんとなく、「パリ13区」脚本の人か~ぐらいで観に行ったらすごくよかった。
過去にあった事件の原因が途中でなんとなく分かっちゃうんだけど、所々挟まれるシーンが好みで楽しめた。
母親に 私が産ま
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