ssさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

「1秒先の彼女」からコメディ要素抜いた作品。世界がとまるシーンもオマージュ?
私も今年30で、主人公に共感できること、できないけどそうしちゃう理由はなんとなく分かってしまうからちょっと観ててしんどいと
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.6

アニメーションで良かった。実写だったらもっと観るの辛かったと思う。でもこの辛いお話全部実話で体験した人がいるって、あまりにも自分の人生とはかけ離れすぎていて、フィクションだと思いたかった。
全ての人類
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.6

欲望を叶えて最後に残った本物の自分。
負の感情が具現化して、ドッペルゲンガーが現れたことによっての結末だったけど、現れなくても壊れてたんだろうなぁ。壊れたまま成長したらママになっちゃうのかな。
母親と
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

世間的にみたら罪を犯している人達なんだけど、本当はそうせざるを得なかった人達。捨てられた赤ちゃんを巡っての話だから、極端な悪人はでてこなくてみんな良心がある人ばっかりで観てて安心した。
けど映画として
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ピンポン THE ANIMATION(2014年製作の映画)

4.0

11話ぶっ通しで観ちゃった。
生き方を変えられる出会い、熱中して打ち込める事。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.0

サイバーパンクやネオン東京な雰囲気が好きな人は大好物な世界観。
ロイとの戦闘が始まるまでが退屈で、終盤ようやく盛り上がったと思ったら終息していく物語。ネオン街の中に入れた日本要素が雑で好感もてなかった
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

2.8

爽やかなタイトルとジャケットからは想像できないホラー映画。
脚本が青野くんに触れたいから死にたいの劣化版。
ラブラブ描写があからさまだったからフリなんだろうなって気づいてしまいずっと結末がこわかった。
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.0

アニメーションの悦びを堪能できる青春映画。
オープニングずるい…ワン魚って…挿入歌とのマッチ度…セリフ一切無しのアニメーションだけで見せるおじいちゃんとお母さんの再会シーンは映像に没入しちゃって気づい
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.7

映画制作の中で人生を見出す。
正解のない物作りをしている人には刺さるセリフたくさんあったんじゃないかな。
現場での思い入れがあるシーンや自分が1番苦労した事が、1本の作品の前では不要になってしまう悲し
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パラダイム(1987年製作の映画)

3.3

終盤すごくよかった。未来からの警告を夢で見せるザラザラした映像、ありそうで良い設定。虫に食べられてゆっくり崩れていく肉体とか良〜〜
一件落着ではなさそうなラストシーンも最後までハラハラできた。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

見たかった展開全部やってくれた…。
続編のいいとこ取りラッシュに前作への愛あるリスペクトが始まった瞬間からビシビシ伝わってきて気持ち良い。
戦闘機に全く興味ない私でもワクワクしたし空中戦は見やすくなっ
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

新作観る前に予習。
空中戦はテレビ画面でもハラハラするけど映画館で観るべき映画だなぁと。しかしどっちが味方の戦闘機なのかとヘルメット被ると誰が誰かよく分からない。ラスト誰と戦っているのかも謎で着陸後の
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.7

愛する人を奪われてからじゃ遅い。怒りの感情って生きる原動力にもなるけど幸せにはしてくれない。
日本人には馴染みがない人種差別問題を想像しやすくずっしりと重みを残して絶望させてくれる作品。
エドワード・
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.6

君は悪くない。
氷を溶かすみたいに何度もゆっくり欲しかった言葉をもらう、って人生の宝みたいな瞬間なんだろうな。
名言が多いし天才同士の会話が聞いてて面白い。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

スーパーヒーローに憧れた少年の夢は全て叶ったけれど空からおりられない。
大スターもフォーカスをあてると1人の人間。2倍の早さで人生を駆け抜けていっちゃったんだなぁ。

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.5

絵画に描かれた人物達、美術としてのモチーフとしか見てこなかったけど実在した誰かの子供であり誰かの愛する人でもあるよね。
個人の大切な持ち物を返してほしい、たったそれだけのことなのに…。大事な物だけじゃ
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オルフェ(1950年製作の映画)

3.5

遺言から観たからとても観やすかった…。
死神に愛されてしまった夫婦。死神の不条理な感情、行動、世界観が独特で見どころだけれど、人間の欲に対する弱さの方が目についてしまい…醜かった。

オルフェの遺言-私に何故と問い給うな-(1960年製作の映画)

3.0

オルフェ観るはずがこっちから観てしまった…2回寝て、3回目でやっと最後まで観れた。
詩人の頭の中を映像にするとこんなにおもしろいのか…谷川俊太郎の撮った映像見た時も感じたけど詩人が撮る映画、映像って個
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

美しすぎて誰も触れられない永遠の花園。
全てのシーンが絵画のようで、セリフが少ないのに目線や立ち振舞だけで理解出来るつくりは映像にしかできないし、作中ほとんど静かなのに必要なシーンでは胸がいっぱいにな
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BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)

3.5

短編でもけっこう満足できた。必要最低限なシーンと描写、映画的な構図の中にアニメーションでしかできない動きが入ってる。全体的に冷たくて渋い。

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.8

女友達、の綺麗な部分 醜い部分余すことなく描かれていて観終わってからもずっと胸が痛い、友達に会いたい。今すぐ。
友達の魅力的なところが大好きだし憧れるし大っ嫌い。自分が比較されて余計友達を輝かせてしま
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.3

この映画そのものが売れるためのキャスティング、演出、作中に出てくるアニメを手堅い制作会社で起用等がされていて、しょうがないけどこれが日本映画の現状なんだよなぁ。けどまずは届けることが最優先、というのは>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.5

最高すぎてレビュー書く気失せる。
抜かりなく隅々まで面白いしキャラクターが抜群に良い。映画観て1日たった今思い出してもだからあの時…!ってシーンたくさんあって鑑賞後もじわじわ楽しめる。
コメディー全振
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少年の君(2019年製作の映画)

4.0

純愛、の一言に尽きる…。
中国の受験事情が本当なんだろうけどフィクションにしか思えなくて、だから2人の出会い方や関係性もスっと入ってきてとても最高だった。
はじまってからずっと暗いし場面も夜が多いんだ
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十三人の刺客(1963年製作の映画)

3.5

この時代の日本語、用語…何を言ってるか半分くらい分からなくて最後まで観れるか心配だったけど断片的に言葉を拾って絵を観てるとわかる…
嫌な藩主に仕えていても責務を全うする半兵衛がとても良い…良い主人に仕
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犬王(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

美を求めて捧げられた生贄がハンデをも武器に魅了する存在まで駆け上がる和ロックストーリー。
正直女王蜂が苦手だったんだけど確実にアヴちゃんの歌唱力や演技力で作品を支えてた場面がたくさんあってちゃんと聴き
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

2.8

壊れてからがおもしろい。
美青年に魅了され、これまでの生活は不可能になってそれぞれが人として崩壊していく迷走シーン、笑っちゃった。
映画に出てくる美青年達が個人的にタイプでなかったのもあり、この人にそ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.8

わ〜〜〜〜こわいこわいこわい!!!
けっこうサクサク人が死んでくからこのペースだと若者全員死ぬのかな?と思ってたらラスト1人に対しての咀嚼が長くて長くて…もはやはやく殺してくれ〜〜って応援しちゃった…
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.4

食欲、性欲。生、腐敗。相反するものが横移動のカメラで簡単に隣の部屋に移動できてしまうように近くにあって、表裏一体し料理としてでてくる。
絵の作り込みと世界観が完璧な寓話。
惹き込まれる絵作りにはじめど
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

2.7

映画撮るまでの前半までは観れたけどラブコメはじめたあたりから退屈だった。ブルーハワイも言ってたけど主人公が敵視してるキラキラ青春ラブストーリーをこの作品自体がやり遂げていてガッカリ。
学校ヒエラルキー
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湖のランスロ(1974年製作の映画)

3.0

はじまった瞬間日本映画かと思った…
照明?色?画面の雰囲気が。
ランスロと妃の不義の恋って騎士からの熱烈なイメージを勝手にもってたんだけど、この映画では妃が熱っぽくてむしろランスロは騎士道を通そうとし
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

2.3

トラウマ映画と紹介されてたから期待したわりにぜんぜん胸糞でもグロもなく薬で狂ったダンサーを眺めるだけ。
導入のダンスも流れてる音楽もかっこいいと思わなかったから本当にあわなかった。ドラッグでイカれた内
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.7

1秒も無駄がなくのめり込んで観た…。
精神科医が何者なのか、殺人鬼の正体はなんなのか、なサスペンス部分とゴアホラーのバランスがちょうどいい。(おもちゃのハンマーで撲殺ってできるのかは置いといて)
観た
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.2

この音楽ってこの映画だったのかって曲とか映像満載だった…。
ダンサーの肉体美がとっても魅力的。
後半ちょっと失速感を感じてしまった。
映画館で観たかったな〜

クラッシュ(1996年製作の映画)

2.8

自我がしっかり確立されてから観るべき…それでもハマっちゃうならしょうがないけど。好きな人すきだろなぁ…でいっぱい。
交通事故からもたらされる快感、有名人の事故再現による疑似体験…描ききってて作品として
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