ssさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.5

アニメの総集編。運命を仕組まれた子供たちが弦楽器を演奏する、部活が始まる前の会話が新規カットで入っていてそれが良かった。新劇場版Qでカヲルくんとシンジくんがピアノの連弾するけどそれに繋がるのかな?

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.6

アニメの23話くらいまではなんとかついていけてたんだけど、それ以降とこの映画で分からなくなっちゃった…。けど精神世界の描き方とかシンジくんの自問自答シーンとかは、人の脳内のぞけたような思想の発見があっ>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

カット3回くらいしかなかった…?
2時間の戦争映画でほぼ長回し…全く飽きない構図、違和感のない役者の追いかけ。ひとつの任務遂行を観客も一緒に体験させられる。そうだよね人生って編集できないもんね…。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

人のあたたかさも自然の美しさも知っているから、ひとりで生きていくには寂しい。でも孤独の感情を溶かすほど雄大な景色が胸をいっぱいにしてくれる。
これまでのロードムービーの、現実からの逃亡や自分探しの旅じ
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羊の木(2018年製作の映画)

2.5

あれ…?私吉田大八、大好きな映画監督なんだけど、この作品はとても不完全燃焼だった…。
はじめは役所の仕事で元受刑者を受け入れ、しだいに友人として接していく主人公だけど最後まで彼の心には寄り添えてなかっ
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.5

平成の女子高生という生き物の冷凍保存に成功した映画。
再生ボタン押す度に忘れてた思春期の気持ち思い出せるんだろうなぁ…。時代的には私より数年上の世代だけど、高校生の時に抱える女の子の悩みとか葛藤ってい
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.0

孤独な魂に惹かれる孤独な魂。不思議な彼女のこと、もっと知りたい、けど深層の部分は赤黒い湿った廃墟。心をあたためてほしいのに、セックスさせるから何処にも行かないで側にいてねって言うのは観てて嫌だったし最>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.7

愛の話だった…。
前半のこれまで手にできなかった人としての幸せを覚えていく綾波のほのぼのからどう進んでいくんだろうとドキドキしてて、中盤から後半にかけて唖然としちゃうシーンも多々あり感情が迷子になって
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

大学生の時映画館に観に行って、わけ分からず終わって怒りながら劇場出たの覚えてます。それ以来ぶりに観た。
置いてけぼりなのは変わらないけど、シンジくんと同じ心境で物語が進んでくから槍抜いてもしょうがない
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.2

アスカが好きなので新劇場版で1番好きだな。
誰かを求めることは脆くなること。相手に頼ることは弱さじゃなく懐が深くなること。誰かを必要としなくなった時にすごく強くなる女の子。アスカ…凄くすき…。それと加
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

学生の時観たんだけどぜんぜんピンとこなくて当時ハマれなかったんだけど、今改めてしっかり観たらめちゃめちゃ面白かった。
人類の希望を思春期の少年少女に託されてるっていう設定が酷くて、子供に救われなければ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.2

ファーストカット、音楽の入り方とラストカット、エンディングの入り方凄い…圧倒的。
実話の未解決事件だったんですね…なんの情報も入れずに観たから、きっと最後には犯人捕まって終わるんだろうと楽観的に観てた
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.8

犬の鳴き声から始まるいろんな思惑と事件。
おもしろい〜よくできてる〜!笑えるしサスペンスだし人間ドラマだし、100分で満足度高い映画。韓国の犬食文化に触れる1本にもなったな。家族として一緒に暮らす人も
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ユメ十夜(2007年製作の映画)

3.3

西川美和監督目当てで観ました。
いつの時代も夢を作品化するのは成功例が少ないというか、作り手の自己満足で終わるケースが多いけど、やっぱり夢の脈略のない世界観って作りたい!っていう気持ちを突き動かすのも
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.8

人間に傷つけられて、人間に救われる。
西川美和監督作品観ると、絶対忘れちゃいけない大事にしなきゃいけない事を心の痛みで教えてくれるなぁと毎回感じます。
傷ついた人ほど人に優しくなれる、それも一理あると
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.7

夢の実現のために他人に嘘の夢を見せる。
やり方さえ間違わなければ、でもそんな綺麗に事が進むはずなく…。
ホテルで相手からまだゆっくりしてて、って言われるの辛いのわかりすぎてのたうち回った。夢だとしても
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

4.5

命との向き合い方。
とっさに手をさし伸ばしてしまう、頭で考える前に体が動いていた人助け。もちろん資格を持っていて国から認められて働いてる人は素晴らしい。けど人を助けたいって気持ちはきっと誰もが持ってる
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.8

心が折れてる状況で観たから2時間の間ずっと涙だらだら流しながら観てしまった。そんな心理状態じゃなくても素晴らしすぎる映画。感想いるか?ってくらい。観た方がはやい。
子育てが男にとっての免罪符。って物凄
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蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.8

家族と言えど他人、だけど家族。
こんなに次々に悪いこと起こるかってくらい息苦しく展開していくんだけどちょこちょこ笑えてしまう。本人は本気でやってるんだろうけどはたから見たら笑っちゃうシーンがあるお陰で
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写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

3.5

日曜美術館のソールライター回でこの映画が紹介されてたから観てみました。
凄くいい写真を撮るのに全く偉ぶらず、名声よりも愛を大事にする人のいいおじいちゃんで、ソールライター展見に行った時こんな人が撮った
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.3

地元のTSUTAYAでずっと空っぽ、私が気づいた時からだともう5年くらいは空のパッケージだけがずっと置いてあった。タイトルとジャケットが気になって観たかったんだけど、誰かが借りたまま返さなかったのかな>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.7

犯罪ロマンス…はじまり方もよかったけど、物語を全部終えたあとのラストシーン渋い〜切ない〜〜!他のタランティーノ作品に比べて派手さとかはないけどじっくり、しっかりハラハラ。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

前半のやたらゆったりした長回し、その行動を長く映すことでなんの意味があるんだろうってシーン、なにげない会話、後半で回収されていくのが面白い。密室ミステリー。人狼みてる感覚。充分楽しめたけど観客にもウォ>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

2.5

前作は若かったからどうしようもない行き場のない衝動とか納得できたと思うんだけど、その20年後って本当に目が当てられない。音楽の使い方、終始MV見てるようなスタイリッシュなアングル、疾走感。それだけかな>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.7

しんどい…ざくざく絶望が刺さってくる。
扱ってるテーマから重たくなる事は予想していたけど、最初から最後までずっと地を這うような重さじゃなく時々ユーモアがあって思わず笑っちゃうシーンがあるというのがすご
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.3

なんて適切な尺。これ以上は観たくなかったし、これ以下では描きたい部分が伝わらない。
幸薄そうな表情作品にぴったりだな〜。

グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.5

タランティーノファンにDVD6枚組を借りて最高な時間になった。
プラネット・テラー、デス・プルーフのレビューはそれぞれで書いたのでここではフェイク予告+特典映像について。
本編2本の間に挟まるフェイク
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マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.8

1作目よりすきだった!美女が次々にでてくるけど死ぬ時呆気ないね…。ガガ様も登場するけどロドリゲスの作風に合った風貌だったと思う。人物の個性が全員濃くて悪役までしっかりしんどい過去があるのよい。宇宙編す>>続きを読む

マチェーテ(2010年製作の映画)

3.7

プラネットテラーの本編前に偽予告で流れた映画が本当に映画化したシリーズ1作目。人の腸でターザンするの面白すぎ。ミニスカナースやシスターが銃撃戦に参加するのも本当にすき。ハンバーガーとポテト食べながら観>>続きを読む

デスペラード(1995年製作の映画)

3.8

アントニオ・バンデラスかっっっこよすぎ…はちゃめちゃタイプ…セクシー…。
コテコテのハードボイルド。むわ〜〜っとした男くささ。爆破を背に美男美女がゆっくり歩いてくるのもう最高すぎて大笑いしました。ギタ
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悪魔の毒々映画をカンヌで売る方法!(2004年製作の映画)

3.3

トロマの映画を1本も観たことないのにここから観てしまった…。低俗過ぎてもはや軽蔑通り越して笑っちゃった。B級映画専門で製作してるホテルのお向さんがワーナーってドキュメンタリー撮ってねと言わんばかりとい>>続きを読む

MEMORIES(1995年製作の映画)

3.8

オムニバス短編3部構成。全部よかったけど個人的には1部があまりにも良すぎて話の構成、カットの変わり方、アニメーション全部に惚れ惚れ…SFをベースに過去に囚われたオペラ歌手の記憶の中に閉じ込めらる。ロマ>>続きを読む

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.8

何見せられてたんだっけ。
店の名前と看板から趣味悪〜〜〜けどもう振り切れすぎてて、大蛇と美女とか最高じゃん。ここからジェットコースターみたいな展開になってずっと笑える。コンドームに水入れて牧師のパパが
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

映画が終わったあとボビーも離婚して昔の恋人のとこ行っちゃうのかなぁ。
30年代の煌びやかなハリウッドの雰囲気とかファッションとか目で楽しめるし話としても、人生の選択に成功したとしても選ばなかった方に思
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5

は〜〜面白かった〜〜笑った笑った〜
もともと展開早くて助かる〜って思ってたのに1巻紛失のおかげでさらにテンポはやまって良かった。アニメみたいな洋ゲーみたいなキャラクターばっかりなんだけど全員ハマってて
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.4

最後の屋上のシーンに辿り着くまで凄く長くて苦しかったけどこれが彼女の進むテンポなんだなぁって。断片的に分かるなぁって、思うところはあれど共感とか同じだと感じる瞬間がなかったから、私は随分今の自分になる>>続きを読む