Nanamiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

特に何も起きないんだけど良すぎる。
アダム・ドライバーと結婚してえと思いました。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

前評判をチェックして抱いたイメージと違った!
海辺の映画館が舞台の穏やかな話かと思えば、嫌というほど残酷な現実を突きつけられる…

人種も年齢も超えた恋、それは困難を伴うもの。

人種差別的な暴動が起
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

4.8

リーアム兄さんのこの「殺しのプロでも戦闘のプロでもないのになんでか知らんけどめちゃめちゃ強いオヤジ」感、安定してるなー。

突如発生したガス爆発によって鉱山が崩落し、作業現場ではわずかに残された酸素
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オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語(2019年製作の映画)

4.7

戦わないリーアム・ニーソン…!いいね…!めちゃくちゃかっこいいね。
やっぱこの人の渋い演技には鳥肌立つわ。アクションに疲れたらこっちの路線でなんぼでもいける。
奥さん役のレスリー・マンヴィルの闘病の演
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月世界旅行(1902年製作の映画)

4.5

お月様の顔が怖い笑
昔、何かの機会にこの顔を見てトラウマ級の恐怖を覚えた記憶があって、今観るとそうでもないかと思えばやはり怖い。
ロケットが当たって血が流れる演出もよく考えたなと思う。子供が見たら泣く
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アイ・ケイム・バイ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公誰…?
ジョージ・マッケイかと思ったら…
犯人のサイコパスおじさんが中心だった。
それにしてもおじさんの被害者が多いね…?
彼に近づく者には災いが降りかかるが、決定的な瞬間を映さないのでモヤッと
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山猫(1963年製作の映画)

4.0

長すぎて途中寝たけど、全部の要素が美しかった。

当時のアラン・ドロン28歳ってマジか。圧倒的気高さ…。
そんなドロンをかすめてしまうバート・ランカスターの凄みのある演技も言うことなし。
これがヴィス
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.5

原作の小説まで買って読みました。
とにかくビョルン・アンドレセンが美しい。
グスタフが絶命する瞬間、夕陽にあたりポーズを構えるタジオの姿はもはや人間とは思えない…。天使の姿をした美しき死神。

去年く
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.7

「ボニー&クライド」
原題のままでもよかった。邦題かっこいいけど2人に明日がないのがわかってしまうじゃないか。

刑務所出のクライドと日々の生活に退屈するウェイトレスのボニーが運命的に出会い、強盗のス
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ガラスの墓標(1969年製作の映画)

3.5

当時セルジュ・ゲンスブールとジェーン・バーキンが私生活でパートナーだったと考えると、度重なるベッドシーンが生々しくて何を見せられてるんだという気分になる。

セルジュおじさんのくたびれ感すごくいい。彼
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.6

アーミー・ハマーとヘンリー・カヴィルな時点で優勝です…
どのシーンもバチバチに決まってて視覚的な満足度が高い。
ヒュー・グラントの胡散臭い役がガイ・リッチー映画の定番化してるのウケる。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

現時点での人類の限界にして最高峰の技術を目にした気分。
3D+MX4Dにて、3時間越えのアトラクション気分で鑑賞。これが正解だった!
美しすぎる映像と顔にかかるスプラッシュや風の効果でナヴィになりきれ
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

10代の時ぶりに観たらより内容の理解が深まって、あらゆる感情が沸き立った。素晴らしい作品。

辱めを受けようものなら自ら腹を切るのが当たり前という、ハラを初めとする日本兵。
俘虜となったのも時の運で、
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アバター(2009年製作の映画)

4.5

こりゃすげえや
当時流行りすぎて避けてしまったけど、歴史的なヒットだったのも納得の大名作だった。

リアリティのない未来の話だけど、基本はラブストーリーで共感しやすい。最後に愛は勝つ。
続編観なきゃ…
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Mr.Children 「GIFT for you」(2022年製作の映画)

5.0

ああ、良かった。
流れる曲を心の中で熱唱した。

30周年を迎えることに対して「これは当たり前のことではない」という、なんとも桜井さんらしい謙虚なコメント。
ここにすべてが詰まっていると思うんだよ。
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

5.0

デューイが運転しながら移民の歌の雄叫びを真似るところ、デヴィッド・ボウイのMoonage Daydreamが流れるタイミング、ロックの歴史の授業、生徒たちに貸すCDのチョイス等々…
ロックが好きで周囲
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アメリ(2001年製作の映画)

5.0

出てくるのは変な人ばかり。
たとえ変人で周囲から浮いていても、必ず理解してくれる人はいるしどこかしらに居場所はあると思わせてくれる。

ラストシーンが本当に好き。
永遠の憧れ。

犬神家の一族(2006年製作の映画)

3.5

石坂浩二の金田一好きなんだけど…やっぱトシ取ってるのよね…まわりだけキャストを変えているから仕方ないんだけど。
面白さは変わらないけどチグハグ感が出てしまってやや気になる。

結局人間が一番怖いし田舎
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

テレビなどで逆さま水死体のことを「スケキヨ」と称される度にちげーよ!と思っていたのだけど、
あれの正体がスケキヨでないことは、犬神家の一族をちゃんと観た人にしかわからないのだから、「スケキヨ」呼びはネ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

面白いんだけど全体的に既視感ある設定と展開で、古典作品の映像化のような印象。
ダニエル・グレイグが楽しそうなのでそれだけでいい。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.8

個人的には1よりも好きだった。
ブノワは探偵であって刑事ではないけど、探り方が古畑任三郎を思わせる。

序盤からハイペースで張られていく伏線を回収するテンポが良く飽きない。
登場人物も設定も世相を反映
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.2

マーク・レスターの可愛さにばかり注目していたが今になってジャック・ワイルドの魅力に気付く。
一番難しいのがトムの役どころな気がする。すごい演技力。

ピュアな恋物語に見えて結構ハチャメチャなところが好
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ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

4.5

デヴィッド・ボウイが歌い踊る。
それだけで良い映画。
Magic Danceを聴くために何度でも観たい。

ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.5

息子を殺された怒りのエナジーで破壊神となり魔術師に封印されたアダムが、荒廃した現代社会において5000年の眠りから目覚める激アツストーリー。面白くないわけがないだろ。

まずピアース・ブロスナンがイケ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

クリスマス前に思い出す映画。
リーアム・ニーソン出てたっけと思ったら恋する少年の父ちゃんだったか。
ここまで話の数が多いオムニバスもなかなかない気がするけど、どれもサクッと楽しめていい。
このままのメ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.5

ネオン街でのバイクチェイスはAKIRAみたいだった。

絶対死ぬようなやられ方してるのに死なない。逆にどうやったらジョンは死ぬんだろう。
ずっとこのまま突っ走ってください。

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.8

リバイバル上映していたので迷わず観に行った。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードという、イイ男の象徴みたいな2人が主演。

強盗を繰り返すブッチとサンダンスは、当然ながら追われる身となり、遥
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アムステルダム(2022年製作の映画)

4.0

固い友情で結ばれた2人の復員兵とワケあり従軍看護師の奮闘記。

殺人の濡れ衣を晴らして真実を暴くというありがちなストーリーではあるものの、キャストの豪華さと意外性もありサスペンスとしてすごく楽しめた。
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.5

まぁ〜〜地獄だ。果てしなく続く地獄。
映像が美しくて繊細で、より恐ろしい。

主人公たちは10代で、まだ親を必要とする未熟で普通の若者なのに。英雄になれると強気で戦地に向かうも現実に打ちのめされて涙す
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.5

The CranberriesのDreamsが流れた瞬間いい映画に間違いないと思った。

メグ・ライアンの表情の演技が凄い。なんて魅力的なんだろう。

商売敵同士が惹かれ合うパターンはラブコメでよくあ
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ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド(2020年製作の映画)

3.5

ビートルズのドキュメンタリーではなく、旅先でビートルズに遭遇した人が、その体験を回顧する内容だった。
なので大人の事情でビートルズの曲が流れなくてもまあ仕方ないかという気持ち。
当時の様子は変に再現ビ
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ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

4.5

無駄が省かれていてとても観やすくなっていた。セリフの量も少ない。
良い仕事をしたと思いますよスタローン。

ロボットのシーン全カットには笑ったけど、正直あのシーンは別に癒しでもなくヘンテコなだけだった
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