Veloさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

search/サーチ(2018年製作の映画)

2.0

16歳の娘の失踪。
父親は娘を探す手がかりを探すものの、今の娘のことを何も知らないことに気づく。
SNSを探ることで徐々に浮かび上がる娘の実像から事件解決の糸口を掴む。

SNS画面でのトークシーンや
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友罪(2017年製作の映画)

3.0

人間が生きていく中で避けては通れない
家族、友人、職場、地域、いろんな環境の中で起こりうる辛い現実、乗り越えないといけない問題がリアルに描かれている。

タイトルにもあるように過去の罪への向き合い方が
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

想像以上によかった。

ストーリーは伏線も効いていて飽きることなく引き込まれるし、演技も自然で軽快に観れるし、風刺も効いているし、コメディ要素もありつつ息が止まるくらい緊張感のあるシーンもあったり、傑
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

友人との飲みでの会話
「超面白い映画あるよ。アンハサウェイが地球の裏側で怪獣になるやつ。観た?」
「なにそれ面白そう!よかった?」
「まだ観てない」
「なんだよ」

と言いつつも面白そうなので、ものは
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.2

舞台は昭和後期の広島。
暴力団担当の刑事とその下についた新米刑事。
暴力団の息がかかった街で、綱渡りの如く慎重かつ豪快に警察と暴力団とのバランスを保つ刑事。白か黒か?正義とは何か?

本部からの内偵の
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.0

銃弾の雨を浴びても数十秒後には立ち上がり、懐で手榴弾が爆発しても数分後には起き上がる不死身な人間たちの物語。

アクションシーンの細かいところが良かったです。
2回目やる気満々の終わり方にしてたけど、
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ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム(2020年製作の映画)

1.5

アメリカ政府によって実行される、シナプスに直接作用する電磁波により人間の犯罪衝動を察知し、強制的に犯罪を防ぐシステム。

このAPIとかいうシステム、
だいぶヤバいシステムだと思うが、
この新体制を打
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.2

自殺した大富豪の死の真相とその遺産相続をめぐるミステリー。

登場人物は分かりやすい。
屋敷に関わる人間以外に登場人物が出てくることはないし、ミステリーとしてもそこまでレベルは高くない。

なので当然
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

2.5

日本で女子高生が一番元気だった時代。
そんな時代を謳歌したグループの過去と現在を繋ぐストーリー。

大人になって子供もできた主人公が女子高生時代の楽しかったこと辛かったことを振り返るシーンは逐一ぐっと
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バベル(2006年製作の映画)

3.0

旧約聖書ではバベルの塔をきっかけに、
神は人間たちの言葉を分けた、とある。
言葉が違えば、文化も違う。
文化が違えば、国もルールも違う。

そんな国、文化、言語の違いや、
人それぞれの個性という違い、
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劇場(2020年製作の映画)

2.0

「ここが一番安全な場所だよ」
永田の同棲相手のさきちゃんの台詞。
予告でも使われていて、松岡茉優のかわいさも相まってとても素敵な台詞に思われた。どういう文脈で言われた台詞なのか気になってこの映画を観て
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

正義とは何か。
その定義はあいまいで、考え方が違えば答えも違う。
正義を狭義に捉えるならば、1つの言い換えとして秩序や法という答えがある。

では、罪人は法というルールによってのみ裁かれるのみなのか。
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「鶏が先か、卵が先か」
冒頭から出てきたこの言葉の真意に後になって気づき、鳥肌が立った。

以下、いったんネタバレを避けて話すとする。

最初のシーンに出てくるバイオリンケースがタイムマシンであり、タ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

とても良かった。
ミステリーの内容については、原作東野圭吾という時点で申し分はないし、しっかりと楽しめた。

印象としては、容疑者Xなど既に映像化されている他の東野圭吾作品に比べると、ミステリー要素よ
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

2.6

いわゆる「あたま空っぽにして…」というタイプの映画。
それは「あたま空っぽにしてしまえば楽しめる」という悪い意味じゃなくて、
「映画を観ている間だけはあたまを空っぽにして楽しませてくれる」という意味。
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

2.5

悪くない。
こういう映画が好きなんだけど、ハマるほどじゃない。もしかしたらこういう映画が好きだからこそ似た作品と比べちゃっていまいちに感じてるのかもしれない。
悪くないんだけど強烈な何かはない。

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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

これまでのワンピース映画に比べて、オールキャスト集合といってもいいほどに主要キャラが揃うという意味では、豪華で良かった。
そことそこが共闘するとそんな感じになるのねとか新鮮なシーンもあって良かった。
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億男(2018年製作の映画)

3.5

いい意味で重かった。
わかりやすいけど重い。
「お金とは?」終始そのことを問い掛け続ける作品。
決して押し付けるわけではなく、ひとまず考えるようにしてくれる作品。

作品内では、登場人物それぞれのお金
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風俗行ったら人生変わったwww(2013年製作の映画)

1.5

「風俗行ったら人生変わった」
男ならちょっと気になるタイトルだ。
しかも、その風俗嬢を佐々木希が演じているときた。いつか観たいと思っていたが、Netflixで見かけたので観た。



一言でいうと、つ
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

2.0

漫画にどハマりしているので、映画も見てみました。
この原作者、心理描写がとても丁寧で、ヒーロー候補生たちの友情や衝突、ヴィランののっぴきならない事情などが読み応えになっている。
漫画では、普通のヒーロ
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

2.0

アクションシーンは良かった。
戦場でのリアルな戦いってこうなのかなと思わせるような殺し方とカメラワークによる臨場感。
ただ生身のアクションによるカッコよさだけじゃなくて、映像いじって一瞬早回しにしたり
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.5

もしもドラえもんがいたら、、、もしも宝くじが当たったら、、、誰しもが一度は考える「もしも」。
アーティストにとっての禁断で究極の「もしも」を映像化した作品。

【もしもこの世にBeatlesが存在して
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

1.0

観てない。鑑賞記録というものとは矛盾するが、観ていない。
冒頭からの数分で止めた。日頃、映画を観ていて途中で止めるなんてこと滅多にないことだ。

それほどに冒頭から漂うチープさと中途半端さは酷かった。
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火花(2017年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

感動でき(感情を揺さぶられ)なかった。

感動できるできないというとなんだか失礼かつ、消費的に映画を観ているようで嫌な響きだけど。
一言でいうと、淡々と売れない芸人の日常のやりとりが垂れ流されたように
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シーサイドモーテル(2010年製作の映画)

2.5

漫画原作。明らかに少ない製作費と製作労力。そのわりにやけに豪華な出演者。

この作品の目的と目標がわからない以上、本作製作の予備知識なしには評価はしにくく、あくまで感想に徹することになる。

感想とし
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テイカーズ(2010年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

窃盗集団の現金輸送車略奪。
その立案、計画、実行、逃亡の過程がストーリー。
それを追う刑事2人組の奮闘。
ありがちではあるが、要素がふんだんに盛り込まれていて見ていて楽しかった。

が、窃盗集団が金を
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