・この映画自体が、平凡なことを永遠にして、伝えてくれていること
・この映画を眺めていることは、静かで平穏だけど明日からの人生は色がつき、さまざまなことが待ち受けていること
・子供は大人が思うより考えて>>続きを読む
「夢見る少女」をここまで狂気的に、残酷に、でも現実的に描いている作品は今まであっただろうか。。
薄暗い家畜小屋の隙間から見える外の世界へ、ぱっと扉が開くオープニングや、無限に広がるコーン畑のそばを自転>>続きを読む
美術・衣装・映像が素晴らしかった。
日本の美しさと、パリの美しさどちらも表現されていて、観ていて飽きなかった。
もちろんルーブル美術館を舞台としたシーンは見ごたえすごい。首のないニケの彫刻を背景にし>>続きを読む
面白い!
単純にワンショットでスリリングな作品として楽しめた。
社会的なテーマが作品の重厚感を増させるというか、現実にある怖さだということを感じさせてよかった。
個人的により強く狂気を感じたのは、集>>続きを読む
ひとつの出来事で理想の人物像が崩れてしまう。
この作品で起きたことくらいビッグな出来事じゃなくても、けっこう身近な人間関係でも起こりうるものかなと感じた。特に恋人とか一緒に暮らしてみると、あれ?こうい>>続きを読む
死生観がテーマの作品として、最終的に気持ちよく観られたのは、どちらかというと「生」の方に重きを置かれていたからかな。
死は常に隣り合わせにあって、誰にも訪れるものだけど、身近にあるからこそ、生きてい>>続きを読む
キャッチコピーにある愛の物語というより、その人のアイデンティティーへのテーマ性を強く感じた。
それに社会的なメッセージに関しても、近年特有の鬱陶しさはなく、より視聴者に深く問いかける要素となっていた。>>続きを読む
母、父、妹、女友達、男友達など出会う人々との関係性のなかで、主人公が自分のなかの「声」をだんだんと表出していく様子が描かれている。
特に自分は父親との関係性が素敵だなと感じた。
「チェロは人間の声>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
傑作。
複数の事件と登場人物が交差しながらも、
一つの結末に向かっていく脚本がとても美しい。
この監督の作品を他に見たことがなかったけど、少し変わったカットが多く、独特な雰囲気にのめり込めたことも>>続きを読む
テンポ良く、面白かった。
ディカプリオの、顔真っ赤にしながら発狂するやつ、いいよね!