たかくらかずきさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ジャバーウォッキー 4Kレストア版(1977年製作の映画)

4.2

これにて、やっと全てのテリーギリアム先生の作品を拝見することができ、感無量です。

あらゆるものへの冷酷な笑いと愛情、人間へのこの目線がすごく好きなんだなと改めて感じる作品。

騎士やモンスターへのフ
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.4

見直し。面白…
これ話だけ考えるとホラーだけど、撮影現場とかテーマとか色々考えてゆくとめちゃくちゃ良い話だな…。現場楽しかっただろうな〜。
大人はどんどんゆっくり狂ってしまい、勝手に子供に希望を託して
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

5.0

見直し。相変わらず最高だったな〜。大したこと起こってない筈なのにどんどんおかしくなって、大したことになってゆき、最終的にいい思い出みたいな感じでざっくり終わる。この湿っぽい明るさ含めザ・ダニーボイルだ>>続きを読む

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

4.3

パニック演出が上手い!スパスパしてる。
スピノサウルスとプテラノドン最高!!

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

ハリウッドあるあるの富士山の所在動く問題は健在だぜ
キャラは伊坂幸太郎みが高い感じした。楽しい

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画ではない!!怪獣映画だ!!
そして、野生動物とメディアの関係を中心に、カウボーイ、ハリウッドという存在を使って描いた壮大な映画讃歌だなあ。文脈の塊だった…
サルのこと宇宙人だと思ってしまった
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陰陽師 II(2003年製作の映画)

4.0

陰陽師というかめちゃ古事記!古事記オタクじゃないとなかなか楽しめないかもな〜という感じ。3柱そろいましたポン!がよっぽどやりたかったんだろうな。ヤバイ

陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

4.2

中学生のときにみたとには道尊のモノマネをすることで精一杯だったけど今見たらしっかりした時代劇。呪いや名前のことをすべて『しゅ』とよぶんだなあ

ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)

4.0

半分くらいバトルで平成ゴジラの中ではダントツで中身ないのに、なんか最後いい気持ちになって終わるという…

絵が綺麗。あと柄本明めちゃ良

妖怪大戦争 ガーディアンズ(2021年製作の映画)

3.5

荒俣バース!!!
文化人類学的な妖怪の在り方や日本特撮映画の文脈との融合などかなり設定最高なので、脚本/演出をもっと最高にして欲しい。あのお方、帝都物語のあのお方ですね!!

ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)

4.5

名作!メカキングギドラかっこよすぎだし、子供の頃の記憶とかなり違う複雑な話だった。そしてファッションや特殊効果や台詞に至るまで、90年代の美的感覚を存分に味わえる。

犬王(2021年製作の映画)

4.5

呪いや怨念が可愛く描かれている。それらがただ祓われ浄化されるべきものではなく、可愛げのある空気として描かれる感じが何日経っても良い気持ちになった。思いなのだ。京都の鴨川そばで見て良かったな

ゴジラ(1984年製作の映画)

3.9

これも良い…セットが蜷川幸雄の舞台みたいで良い

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.2

おれウルトラマン、好きだな…
もう一度見たら感想ちゃんと描くぞ

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

2度目を鑑賞。基本的には非常に楽しめました。しかしながら、だからこそとても惜しい作品だし、ちょっと残念な気持ちにもなる作品でした。
1度目に感じた『感覚の古さ』はやはり二度見ても変わらずでした。この面
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利休(1989年製作の映画)

4.6

見直し。何度も見てるけど相変わらず素晴らしい。特に美術セットがかなり美術!カットのひとつひとつ、利休のセリフひとつひとつで"茶の湯"を表現しようとしていることがわかる。
赤瀬川原平がこの脚本を書くとき
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.3

絵と音楽のセンスはさすがデルトロ。モンスター造形も素晴らしく、映画館に佇むモンスターの姿などはとても美しい。
ただ愛の描写についてはピュアすぎるというか、ダメさが無い。愛はどこかダメであれ。ダメさの無
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