このレビューはネタバレを含みます
自分は、國村隼＝悪魔、祈祷師＝悪魔の下僕、女＝罪なき者 と解釈しました。
理由は
①悪魔と祈祷師はフンドシを履いていて、村の人たちにはオムツと認識している。
②ガの幼虫が窓ガラスに当たり悪魔が復活し>>続きを読む
中東マカロニウエスタン。戦争万歳映画ではなく『許されざる者』の前日譚でしょう。
『荒野の1ドル銀貨』のエンリオ・モリコーネの曲がエンドロールに流れたとき、趣味のいい爺さんだなあと思いました。
話云々の前に、映像酷すぎ。
キャラクターがぐにぐにしたゴムにしか見えないのに、このキャラはこーです、皆さんご存知ですよね？というみんな知ってる前提で話が進むので、自分が何を見ているのか分からなくなる。>>続きを読む
すごーくいい映画過ぎて何も言えない。去年の『アバウトタイム』枠の素敵な映画。
キーラナイトレイが史上最高に可愛くて美しかったです、ラブアクチュアリー超え。
ファーストカットの金髪の頭を写すカットが既にヒッチコックっぽい！
ヒッチコックの『めまい』に嫌悪感を抱いた私にとって、エイミーの姿は『めまい』で死んでしまうヒロインが蘇り、男たちに復讐するリベンジム>>続きを読む
マザコン男の教員(アダム)が、浮気をする度に三流役者(アンソニー)の人格を殺し、その度に身重の妻(子を守る母)の束縛が強くなっていく大いなる母性に絡み取られた話だと思いました。
見てる間、リンチやク>>続きを読む
ガラクタの詰まった宝箱みたいな映画でした。この手の映画愛の映画は『マチネー』以外はだいたい苦手なんですが、これはグサグサ刺さり、溢れるストップモーション愛に泣いてしまいました。
最初から最後までハッタリしかない。ハッタリが二時間継続する凄さ。冒頭のブリングの時空を操る戦闘は、こんなタイミングで新しいスプリットスクリーンの見せ方が出てきたなーと思うくらいカッコよかった。
霊がまどマギの魔女っぽくて怖くはないけど、大変良く出来てて切ないホラーファンタジーでした。
物陰に潜む霊を子供と間違え『びっくりさせないで、もうすぐご飯よ』からの階下から『お腹すいたよー』で『！！？>>続きを読む
スタローンとシュワちゃんがツンデレしたり手を握りあったりキャッキャウフフしてるお腐れ様映画でした。
全然怖くなかったけど面白かったです。正直、ビックリハウスの１の方が圧倒的に怖くて面白いですが、「死霊館」がヒットしたところからして一般層にウケるスクリプト重視で観てる人に向けたホラーとしてはここらへん>>続きを読む
ぐるぐるぐるぐる…回ってる映画でした。それ以上でもそれ以下でもありません。ぐるぐるを極めて魅力的に描ききってそれだけで成り立たせてるのは凄いと思いますが、「トゥモローワールド」の長回し≠良い映画だった>>続きを読む
日本の時代劇をこの手法でどんどんハリウッド映画化させてしまえばいいと思います。
石岡瑛子な和服を着た登場人物が『もののけ姫』なモンスターハンターをする世界で、妖術にハメられた浅野内匠頭が切腹に追い込>>続きを読む
傑作、劇場で見てたら泣いてたんだろうなあ。
脳みそのかけらもない洞穴人の家族が、少しだけ文明の先を行く火を使える青年と共に住む場所を探しに旅に出る話。
物語は単純ですが、ＤＷおなじみ毒のあるプロッ>>続きを読む
「生きる場所を見つけられなかった女」の話を乗せた、現代にも通じる竹取物語として描かれていて、そこを良い！という意見が多いのはとても分かります。
ですが正直、それは今更なんじゃない？と思ったのが一番強>>続きを読む
【驚愕】ソダーバーグの映画で泣いた。
予告を見て半笑いになりながら見に行きましたが、ガチの恋愛映画でした。
『相手に喜んで欲しい』という気持ちが『私はこんなにやってあげてるのに』に変わった時が終りの>>続きを読む
パイ〇ン見て怯える、ハビエル・バルデム←NEW！
『この世は地獄である』というコーマックマッカーシー節の効いた、煉獄の炎に焼かれたファスベンの行きつく先はやっぱり地獄でした。メキシコと麻薬カルテル怖>>続きを読む
面白かった。このタイプの映画は、予想通りの展開の気持ちよさと、予想を裏切るサプライズの両方が成立しないと成り立たないのですが、この作品でいえば、後者が若干弱いなーという印象でした。ただ、その全てを巻き>>続きを読む
豪快なセカイ系百合SFだけど、傑作だと思う。
初日に、原作無しコンテンツの続編に多数の人が集まってることにも感動。
テレビ版からデビルマンっぽい(デーモン(魔女)に堕ちてしまう少女の名前が美樹さやか>>続きを読む
マジックアワーで激怒してから三谷幸喜映画は劇場に行くつもりありませんでしたが、予告の大泉洋に惹かれて鑑賞しました。今のところ今年のワーストです。
三谷映画に求めてるのがキャスト感なのは分かりますが、>>続きを読む
シーンごとにＶＦＸチームが付いてるド派手で煌びやかなマジックシーンの、客を楽しませてくれる心意気が好き、言いたいことあるけど憎めない。
でも、一番種明かしして欲しいマジック…ジェシーアイゼンバーグが>>続きを読む
あらすじ：レイプされた都会の美人が、田舎のクソ野郎どもに復讐する。
テンポが悪いです。７８年『発情アニマル（悪魔のえじき）』のリメイクなので、観てるこっちはこの子が酷い目に会うのを分かっているのに、>>続きを読む
水田わさび版ドラえもんの劇場版最高傑作。
新ドラチームは、リメイクで「新・のび太と鉄人兵団」という傑作がありましたが、オリジナルは壊滅的、アニマルアドベンチャーで激怒をして一年が経ち、まさかオリジナル>>続きを読む
ヌルい、つまんねえ、怖くねえ。ハードコアメタルバンドがポップソングのアルバム出したような、お前ホントに『インシディアス』の監督か！？ってくらい超絶ヌルい。
本当に一つも怖いところが無い。
全米大ヒッ>>続きを読む
マガヴォイのチンコ。
ヴァンサン・カッセルのケツ。
ロザリオ・ドーソンのパイパンマンコ。
ジェームズ・マガヴォイ＝フルチン俳優
リリー・フランキーと真木よう子の子だくさん夫婦って設定エロすぎ。
究極の家族愛映画はホラーになるという法則があるので、是枝最高傑作は吐き気のする『歩いても、歩いても』だと思っています。今回はステレオ>>続きを読む
トータルリコールによく似た予告に大変不安を感じていましたが、似ていたのはポールヴァーフォーベン版トータルリコールでした。顔がっ！！
魅力的なシーンが多く、大変楽しく、すべての役者が的確に仕事をこなし>>続きを読む
ジョン・フォード「騎兵隊」三部作の一作目。
武勲を立てて将軍職に返り咲くことに執念を燃やす愚劣な指揮官に率いられた騎兵隊が、アパッチ族の実力を過小評価し、壊滅してしまう様を淡々と描いたドライな映画。>>続きを読む
ちょーさいこーだぜ！ファックボンバーズ―！！
園子温はパワーで押し切る方式の人なので、無駄に長いとか、自身の作品のセルフパロディっぽいとか、基本的にセンスが無いとか、色々言いたいことはあるのですが、>>続きを読む
本公開が春なことと字幕変わると印象変わることで、点数つけられないのでひとまず満点で。
ジョン・カーペンター映画へのオマージュに溢れたSF映画でとても楽しかった。映画祭なので拍手喝采が起こり、私もひた>>続きを読む
日本よ、これが洗練された胡散臭さだ！
そう、ジャパニーズヤクザは、ミュータントより強い。
「007は二度死ぬ」オマージュでヒロイン二人が完全にボンドガール、でも脱ぎ担当は主役で、浴衣も着ます、胸毛が>>続きを読む
新宿ミラノ座で観て腰が抜けた映画です。駄作1976年版を記憶の彼方に追いやる如く、傑作1933年版を丁寧にリメイクし、ダイナミックな映像をふんだんに盛り込み破格の冒険映画に仕立てられた2005年版。>>続きを読む
“二重引力”が存在し、下の世界と言われる貧困層に住むアダムと、富裕層の住む上の世界のエデンは恋をするが、両世界の交流は法で禁止されていた為、アダムは罰を受け、エデンは記憶喪失になる。10年後、エデンの>>続きを読む
ならず者に父親を殺された利発な少女マティは、連邦保安官補とテキサスレンジャーを引き連れて、父親の仇を討つ旅に出る。ヘンリー・ハサウェイのリズミカルでカラッとした演出と脚本がバッチリ合った傑作西部劇。>>続きを読む
砂漠を横切る道路に投げ出された孤独なカメレオン「ランゴ」は、タイヤに胴体をえぐられたアルマジロに導かれて水に焦がれる町に辿り着く。偶然、町を脅かすタカを倒し、嘘の武勇伝を騙ったことで、町の保安官に任命>>続きを読む
