スタローンという俳優の人生の紆余曲折と響き合った結果、出来のムラこそあれど、シリーズ全体として素晴らしいものになったと思う。
ゾフィーという題の割に最後までほとんど見せ場がない兄貴。結局この人、ギロン人とアリブンタの回くらいしか役に立ってないですよね。古舘伊知郎の実況は普通に好き。
岡山で懐かしの千日前の映画館で観た思い出。あんまり記憶になかったけど近藤正臣こんなにがっつり出てたんか。
全然言及されてないみたいだけど、タフのガルシア戦の元ネタ絶対これだろ
90年代スピルバーグの中では地味だけど良作、むしろキャストは一番豪華まである。絵だけを見てキリストに感化されるくだり、そんなんありかよって思ったけBLACKHOLEでもヨシキさんが文句言ってた。
実際のトゥモローランドとの連関というかそれっぽさがたいして感じられなくて、実際出てくるのはトゥモローランドではないイッツ•ア•スモールワールドなんですけど、良いんすかこれ。
こういうポンコツがたまにあるのがスピルバーグの良さでもある。ジョン•ウィリアムズによるテーマ曲と、ダンボに涙を流すおっさんだけは文句なし。
円熟の域にある本多猪四郎×円谷英二の特撮にかける狂気を感じる。東京の街並みの再現に比べ、急なラストシーン変更で付け加えられたという外国シーンのやっつけ具合がまた、当時の色々な事情を物語っているようで興>>続きを読む
フィンチャーが「セブン」の次にこれを撮ってるということ自体が一つのギミックになってるとは思うが、終わってみれば結論ありきで中身は無茶苦茶な話運びにあまり乗れず。
タフの読み過ぎだろうが、ロッキーとアポロの関係性をキー坊とクロちゃん、よっちゃん、朝昇らとの関係に重ね合わせてしまうんよね。要は王道ということなんだ。
怪しげな東北の奥地を舞台にした前半だけ期待を抱かせるが、結局テーマ性を薄めた劣化版のゴジラにしかできなかった。これは人気出ないわ。
「凶悪」の二匹目のドジョウを狙った企画からして滑ってる。誰もが覚えてる実在の事件をモデルにしてるんだから、みんなもうちょっと真面目にやれと言いたい。
前半の主役だったのが嘘のように食われるメガヌロン。その後も縷々繰り返されることになる特撮・エサ怪獣の悲劇の原点がここにあるような気がする。
出てくる人間の大半は狂ってて、呆れるほど無邪気だ。異星人とのコンタクトの一方で描かれるのが、家庭の崩壊というミクロな物語なのが面白い。
そもそも観に行く時点でどうかというのは置いておいて、せめて本人に話聞くか、公判まで終わってから映画にしないと拙速の誹りは免れないのでは。まあ未完成版だろうがわざわざ国葬にあわせて公開すること自体が目的>>続きを読む
ここにきてシリーズの新境地を開拓した感がある。描写がトンチキでも良いから日本の戦国時代編とかもやってくれんだろうか。
良かったね、おめでとうございます。これはもう平井側も開き直って映画作らなきゃ勝てない。