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Blood(原題)のnoborushのレビュー・感想・評価

Blood(原題)(2022年製作の映画)
2.5
Blood 2022年作品
5/10
ブラッド・アンダーソン監督
ミシェル・モナハンスキート・ウールリッチ
フィンレイ・ヴォイタク=ヒソン
スカイラー・モーガン・ジョーンズ
「セッション9」「マシニスト」のブラッド・アンダーソン監督作。
自分('モナハン)がオキシコドン依存で家族の世話が出来ないときに
夫(ウールリッチ)がベビーシッターと不倫して離婚。
主人公と子供( 姉(ジョーンズ)弟(ヒソン))は古めかしい一軒家にすむ。
子供らは家の近くに不気味な干上がった湖を見つけ、湖の中央に
焼け焦げた巨木があった。
愛犬が夜中に出ていき帰ったときは凶暴になっていて息子にかみつく。
息子は重症だったが一命をとりとめるが、息子ではなくなっていた。
題名の通りBloodを欲するようになるのだけれど、子供を愛し、親権を
取られないように必死で頑張る主人公がどんどん道を踏み外していくのが
見どころ。つまり、湖に何がいるのかとか、子供はどうなってしまうのか
という直接的なホラーは本作の興味の対象ではない。そういう意味では
ブラッド・アンダーソンらしいといえるがパンチが足りない。
「マシニスト」のベイルに匹敵する女優がいれば良くなっかたも。
また怪異に対して人はなにもできないという無力感は良かった。
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