モカさんの映画レビュー・感想・評価

モカ

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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.4

思った以上にクリスマス&年末感たっぷり。

登場人物らの第一印象は悪くとも、観終わるころには三人のことが好きになってた。
弱みを抱えた人たちが次第に心を通わせて行く過程がほほえましいね。

今年観た中
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストで『ドラゴン 怒りの鉄拳』を思い出した。このストップモーションはこっちが元祖だったんか。
物語は良かったが、このオチのやりくち、個人的にはあまり好きになれないんだな……

キッド(2000年製作の映画)

2.7

満月は光の拡散によって黄色く見えることがあるよ、ということを伝えようとした映画だきっと。

プレイス・イン・ザ・ハート(1984年製作の映画)

3.7

1935年、もろに世界恐慌まっただなかのテキサス州。
社会的に拒絶された人たちが力を合わせて農園を切り盛りする、アメリカ産の人情ドラマここにありけりだ。

特にエドナと盲目のウィルの会話が印象的。
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田園の守り人たち(2017年製作の映画)

3.3

戦争映画というより映像作品として、もくもくとした農作業を眺めるようなシーンがほとんど。

フランスの牧歌的な田園風景を背景に、普段あまり取り挙げられることのない戦時下の農村という視点が新鮮。

ただ思
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.8

ラブドールに恋をするライアン・ゴズリング?
最初はコメディかと思ってた、、
観てみたらまじめなヒューマンドラマじゃないか。
でも嬉しい誤算。愛ある作品。

ラースをはじめ、彼を取り巻く町のみんながいい
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

2.5

19世紀イタリアの街並みや、当時の人々の暮らしを味わいたくて観賞。

今日食べるパンもない人が大勢いたこの時代、本作はどちらかと言えば富裕層と教会という上流階級の視点から描かれていて、飢えとは無縁。
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探偵マーロウ(2022年製作の映画)

2.8

マーロウというものを初めて知ったよ。
始終ただようノワール感がいいね。
今どき珍しいくらいまっすぐなハードボイルド。話はわりと平坦。

これでリーアム通算100本目っすか…
彼は生涯で何本の作品に出る
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

1.0

『レディー・ガガ:フォリ・ア・ドゥ』観てきた。

ほんとにずっと歌ってるんだね。

ミュージカル苦手だとわかっていながら観に行った自分が悪いんだけど、最後まで耐えられなかった。

途中でゲットアウトし
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グラディエーター エクステンデッド・エディション(2000年製作の映画)

3.8

続編の予習にと思ったけど、これ1話で綺麗に完結しとるやんけ。
2は脚本担当が心配だから、ちょっと様子見かなあ…

リドリー・スコット監督は歴史を忠実に再現するよりも、これくらい架空の話を織りまぜた史実
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.5

鶏肉食べながら観てたら、なんか申し訳ない気持ちになった…
なんかごめん。

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.0

音楽には縁も知識も興味もま~ったくない自分でも不思議と楽しめた。

もともと18世紀後半の世界観目当てで手に取ったけど、感心のないテーマのわりには、3時間ダレなかったという事に自分でも驚き。
サリエリ
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.7

『バベットの晩餐会』や『デリシュ!』などと同系列にありながらも、焦点がまた少し違ってて、この作品はややフランス料理の分かる美食家向け?

話の中で描かれる、食と芸術を組み合わせたような独特な美的表現に
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.6

アルさんが凄過ぎて言葉もないよ……

最後の演説は、時代や場所を超えて人々に問われ続ける問題そのもの。
とても高潔で力強い主張が余韻を残してくれる。

新旧含めてという意味だったら、今年観た作品の中で
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スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.5

『リス』

「ブレッソンが『罪と罰』に影響された作品」と記載されていたけど、確かに住居がそっくりだったり、独自の犯罪理論を持っていたり、愛情に救いを見いだしたりと、主人公の男性にはラスコーリニコフを彷
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アイアンクラッド(2010年製作の映画)

3.6

王の権力を制限するマグナ・カルタ。
その署名者を殺してまわるジョン王。
もはや王としてまともな判断を下してる場面はひとつもない。

しびれを切らした人々が、ロチェスター城にて籠城戦を決行。
戦闘がメイ
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ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

5.0

第二次世界大戦前、もともとはトールキンが自分の子供に聞かせるおとぎ話として構想したホビット。

のちに本腰入れて著されたものの、それがこんな綺麗な映像になって世界中に出回るなんて、当時の本人は思いもし
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。
DCの本気を見た気がする。

ACIDE/アシッド(2023年製作の映画)

1.0

色々と不快で何度か席を立ちかけた。
最後まで観たものの、久々に観賞を後悔するレベル。フランス映画好きなんだけど、これは配信で良かったな。
今のところ今年のワースト1はこれ。

トロイ  ディレクターズカット(2004年製作の映画)

3.8

30分の追加映像とやらが気になって。

Blu-rayで観たけど、メニューやチャプターにどの部分が追加シーンなのか表示がなかったから(見つからなかったから)、明確にはわからん。

とりあえず細かい場面
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

3.0

デズニーのせいでMARVELのレンタルまで消滅しちまったから、仕方なく劇場へうぃってきた。

ネタバレタグ無しにゃ語れない小ネタ、サプライズ、カメオがぎっしり詰まってて身内ネタのオンパレード。

X-
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.7

ケイレブまたずいぶん個性的な役だなあ。
いつものリュック・ベッソンらしい突き抜けるような爽快感はなかったけど、人や社会の闇を映し出した映画って、やっぱりどこか惹かれるものがあるよね。

復讐者たち(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

シリアスで空気も重く、後半までは始終食い入るように観てた。
かなり好みなタイプの作品だったけど、自分としては当時の人々が体験した刑而下における史実のみを求めていたから、“死神の袋”がトリガーとなって妄
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スパルタカス(1960年製作の映画)

3.2

英雄スパルタクスの足跡を如実に再現
……は、されてない。
一連の流れは史実ベースで、細部は脚色てんこ盛り。ダグラスさんかなり自由にやった模様。

どの資料にも確認されないロマンス要素が盛大に投入されて
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クイルズ(2000年製作の映画)

3.3

マルキ・ド・サドの本おそろしくつまらなかったんだが、なぜこんなに売れたんだろう?
当時の抑圧された民衆からすると、彼の著した官能小説に一種の解放感を感じたんかね?

内容がかなり卑猥で公に扱いづらい分
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.8

ブラッド・ピットいた。
てかX-MENひとつも観たことないから、3に向けてデッドプールだけを復習する意味ってあるのかどうなのか……

殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

3.8

日本版のジャケがださくて嫌厭してたけど、中身はむちゃくちゃ面白かった。
なんかすげえもん観た気がする。こんな終わり方ありですか?
予想してたのとは全然違う、何から何まで異例づくしの西部劇でございました
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.5

まあまあ。サクッと楽しめた。
ありがとうございます。

木を植えた男(1987年製作の映画)

4.0

家の近所でミニシアターをやってたお爺ちゃんが、当時小学生だった自分に無料で見せてくれた作品。懐かしい。
フレデリック・バックの優しい絵には相変わらず癒される。

観終わったあと、原作を引っ張り出してき
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

根気が必要なだけの原作とは打って変わり、こちらは変則的すぎて映画の方が遥かに難しい。
けど、よくあの分厚い本を3時間に綴じ込めたという印象。
情報量が多くて観疲れするし、オッペンハイマー夫妻も好きにな
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銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

4.0

無神論者で進化論者のダグラス・アダムス最高です。ドーキンスとの絡みも印象的で、作品だけでなく人物としても大好きな作家だった。

映画版は初めて観賞。バカバカしさの裏に科学が詰まったこの感じ、やっぱり好
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キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(2021年製作の映画)

4.0

第二次大戦下、戦争に翻弄される市民を描いたこの作品、ずっと気になってた。

市街地においての普通の暮らし、普通の人生が引き裂かれて行く様は、派手な銃撃戦や輝かしい英雄譚よりもずっと現実味があって身近に
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.7

〈フランス料理×移民問題〉

移民の人々にもっと目を向けて!という、カティによる社会へのアピールは、お料理映画の枠を越えて心に響くものがあるね。
短くサクッと観れる手軽さも良かった。

帰れない山(2022年製作の映画)

3.8

都会で生きるピエトロ、山を愛するブルーノ。対称的な二人の友情がとてもとても良い。
二人の人生を追体験するような構成で、個人的には感情移入しやすかった。

かの地では有名な巡礼地らしい八つの山。タイトル
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スモーク(1995年製作の映画)

4.3

人間くさくていい。
これを観ると、人生に完璧さなんていらないんだと思えて少し安心する。

カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

3.8

16年間幽閉されていたカスバー・ハウザーはもちろん興味深いけど、19世紀前半のドイツの街並、食事風景、時代背景も良く出ていた。牧歌的な景観を眺めているだけでも楽しい。

無知の状態から学習し文明化され
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