ロンドンさんの映画レビュー・感想・評価

ロンドン

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徒花-ADABANA-(2024年製作の映画)

3.6

クローンを介して、「自分とは?、人間とは?」と普遍的なテーマを扱った作品。観客の受け取り次第という余白がやや多い気がするが、映像や音楽も相まって雰囲気ある作品になっている。

劇場版 アナウンサーたちの戦争(2023年製作の映画)

3.9

戦争をアナウンサーからの視点で捉えた作品。
物語は重厚で役者の演技も良く、新たに気づかされることも多かった。
また、終わらせ方も良かった。
こうした作品が今後も創られることを期待したい。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映像美と内容のコントラストに加え、音が効果的に使われており、作品全体を際立たせていた。
ジェシーバックリーの諦めのような悄然のようなラストの表情が、強く印象に残っている。

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.5

阿部さんの淡々とした演技が良かった。
作品中もう少し波がほしかったように思うが、短い時間でよくまとまってはいた。

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.5

エンタ-テイメント性に特化した作品。
やや奥深さに欠けるが、変に難しくなく、
俳優の演技も見応えがあり、単純に楽しめる。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.2

大泉さんの押さえた演技は、作品のテンポと相まって良かった。
しかしながら、序盤の冗長さとラストのあっけなさが残念。2時間でまとめ上げるのは少し難しかったか。

影裏(2020年製作の映画)

2.0

俳優の演技に救われ、世界観は伝わってくるが、情報量が少なく理解が難しい作品だった。意図的に観客に判断をゆだねているのか、まとめきれていないのか。

原作を読んでみようと思う。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.9

想像していたよりもずっと面白い作品だった。
主人公の能力も現実離れし過ぎず、ストーリーも俳優陣の演技もしっかりしていた。また、2時間という制約がかえって作品を間延びさせずに良い方向に働いていたように思
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新聞記者(2019年製作の映画)

2.5

「正義対悪」の構図は見ていてわかりやすいが、極端過ぎて抗日映画じゃないんだからと思ってしまう。
突っ込みどころが多々あり、最後もうまくまとめきれていない。役者の演技は良かったのに…。残念な作品になって
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

4.1

わかりやすいストーリーと驚異的な映像が相まって、想像以上に楽しめた。
あれこれ考えずエンタメとして素直に楽しむのが良い。

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.0

新しいタイプの作品だ。
作品に実際の犯人のインタビューが散りばめられているので、通常の作品よりも訴えかけてくるものが圧倒的に大きい。
相当な時間と信頼関係があって初めて成立する作品。
監督の気持ちが伝
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美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

3.0

原作を知らずに鑑賞。
エンディングをはじめ所々で「?」と思うところはあるが、
短い時間でよくまとまっている。
そして、良くも悪くも俳優に支えられている作品。

それにしても、レイザーラモンRGがとても
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洗骨(2018年製作の映画)

3.5

沖縄の素晴らし過ぎる景色や教訓のようなセリフが所々にあるが、本質をとらえており、嫌な感じはしない。
むしろ、最近このような作品は少ない気がするので、べたな感じは否めないが気持ち良い作品だ。

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

実際に起きた事件をベースにした作品だが、本作を観るまでこの事件を知らなかったので、知れたことだけでも見るに値するか。

シチリアの文化を知らないとわかりづらい面があるとともに、監督の描こうとしたものは
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.0

いろいろなことを考えさせられる映画だ。
破滅的な内容だが、最後に一滴の希望が見えたのが救いか。
木野花さんの演技は秀逸だった。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.0

”相手を思いやる”ことを改めて考えさせられる作品だ。
点が線になりきれなかった感は否めないが、含みを残し、それはそれで良いのかも。
ともすると、ちえに違和感を覚えるところ、それを感じさせない榮倉さんの
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

あらゆる面で完成度の高い作品だ。王道を行きながらも飽きさせないよう様々な要素が散りばめられている。スピルバーグの手腕に感服!

ラーメン食いてぇ!(2018年製作の映画)

3.0

まだ原作は読んだことないが、よくまとまっていて素直に面白かった。
片桐さん、いい味出していました。

長江 愛の詩(2016年製作の映画)

2.5

映像は圧倒的で素晴らしいが、芸術と興行の間で中途半端になってしまっているのが残念。どちらかに特化してほしかった。

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.2

映像美などにより世界観がうまく描かれていた。
また、この種の話は得てしてバッドエンドに終わるものだが、視点を変えることによって希望を見出す見事な終わり方をしている。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.0

役者の凄さを改めて感じる作品。
また、映像の端々に趣向が凝らされており随所に監督の思いが感じられる。共感できないであろうテーマを一つの作品にまで昇華させたのは見事だ。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

淡々と流れていく映画だが、いろいろ考えることができる映画だ。
映画らしい演出はせず、あくまでユーモアやスラングなどどこにでもある日常を超えないものとしてつくりながらも、映画として成立しているところが秀
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