aさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.2

雪山の山荘で一家の父親が屋根裏から落下して死んでしまい、残された母親(小説家)と息子(視覚障害がある)を捜査する話。
母親の過去の不倫や父親の創作に対する焦燥感など、いろんな事実がちょっとずつ明らかに
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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IMAX楽しかった!
砂虫ライドや戦闘シーンの臨場感がすごい。
一面の砂漠が美しいし、地響きや唸りもガンガンくる。

ティモシーはもちろんだけど、オースティン・バトラーがめっちゃ当たり役でかっこよかっ
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ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの(2012年製作の映画)

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アメリカ50州に50作品ずつ寄贈するプロジェクト。こんな理想的な寄贈はなかなかないし、これだけの数を1LDKのアパートに集め続けてたのがただただすごい。ビジネスのためじゃなくて、「美しいから」「好きだ>>続きを読む

ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人(2008年製作の映画)

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ここまでお金が絡まず純粋に「好きだから」という気持ちだけで何千点も集められるってすごいな。
2人ともずっと自然体で話しているのに、なんでこんなにチャーミングに感じるんやろう。膨大な数の作品を持っている
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ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

4.4

全編を通して流れているギターが良すぎる…ずっと聴いていられる……!今回は家で見たけど、映画館でやるなら行きたいな。映画館でこのギターを聴けたらめっちゃ気持ちいいやろうな。
あと、30年代のアメリカの風
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.0

ウェンズデーが飛び抜けて魅力的。可愛くて賢くて無邪気で不気味で。スピンオフドラマができるのもわかる。
手首が怖くて今まで見てなかったけど、終わる頃には愛着湧いてた。最初から最後までずっと楽しい。謎言葉
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.4

本当にすごく怖かった。付き合ってくれた友達に感謝……
でも後半のスリリングな展開の演出がすごく上手いと思ったし、人間心理の怖さと何が起きるかわからない怖さが入り交じってて確かに面白かった。
余白を残す
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

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2年くらい前に見た。移動遊園地が可愛かった記憶。

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.2

ディズニーみたいにキュートなファンタジー。ロマンチックだったな。映画にたくさん救われてきたんだな。

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

大好き。ずっと見てられる。

お金持ちの家に奉公に出された女の子が、静かに丁寧に日々の仕事をこなして、初恋を成就させる話。
奉公先の家の男たちが総じて甘やかされてて、まったく働かないし意地悪で身勝手で
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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原作が大好きで、3人の幸せな時間を見たいと思って視聴。以下雑感。

・当初の希望は達成できた。3人でいるとき、みんなずっと優しい目をしていて、楽しそうで幸せな気持ちになった。

・終わり方含め原作とは
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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こんなに高評価なのに全然わからなくて恥ずかしい。自分は映画が好きだと思っていたけど、そうじゃないのかもしれないと思ってしまった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

博士の実験台として箱入りに育った貴婦人(中身は子ども)が、外の世界に出ていって成長を遂げる話。

女性の自立の話だと解釈した。
そういう話は重要だと思うしすごく好きだけど、この映画はあんまり好きじゃな
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.7

北風とともにやってきたり、(チョコという)魔法で周りの人達を変えていったり、メリーポピンズを彷彿とさせる映画だった。
チョコレートは美しいし、皮肉がきいてて面白い。ジョニーデップかっこよすぎる!
大好
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

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厨房の音が映画館に響くのってすごく素敵だった。体があったまる心地がした。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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こんなふうに生きていけたらいちばんいいな〜
お気に入りを集めて、贅沢をせず、人に優しく、ささやかに生きたい。もう誰かの言うことに傷ついたり、自分の言葉で誰かを傷つけたりしたくない。
いざこういう暮らし
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

4.3

新年1本目!楽しかった◎
CGがまだきちんと発展していなかった時代の映画らしく、昭和の科学館みたいな手作り感があってかなり良い。

途中でチャーリーとおじいちゃんも普通に悪いことをするのでびっくりした
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ラスト・クリスマス(1978年製作の映画)

3.8

シンプルで好き。自分の身長くらいあるデカい犬を引き連れている悪友が最高。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.6

渋谷の映画館で見られてよかった。
馬鹿っぽくて俗でエキゾチックでロマンチックなTokyoだった。

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

4.4

ところどころ眠くなっちゃったけど、すごくよかった…

ミナは、ハリムの同性愛的指向も、ハリムが自分を人間として深く愛していることも、きっと全部わかったうえで、今まで何も言わずに暮らしてきたんだろうな。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

「自分たちと同じ肌の色なのにこいつは気取っていていけすかない」と思っている人たちの描写にドキッとする。差別される側が、差別を内面化してしまうことが怖い。それが自分たちの身を守る術だったんだと思うと悲し>>続きを読む

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.5

大人が自分都合で話を進める場面が多すぎて、主人公の、「友達が退学になると可哀想だからノートを返したい」という純粋な気持ちが際立って美しく見えた。
きちんと宿題を(ノートに)しなければいけない、家の仕事
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

今までの自分とはまったく異なる文化に触れて、その相違点や共通点を受け入れていくことで、ちょっとずつ人生が動いていく話、なんとなく展開がわかっていてもかなり好きだ〜
モン族はベトナム戦争に加担した(させ
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(2023年製作の映画)

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姿を現してもいない蛇の駆除にみんなが四苦八苦するドタバタコメディだけど、主人公の従軍経験(現在進行形)を匂わせていたりしてけっこう面白かった。
ただの勘違いとかではなく、戦争のトラウマによるものなのか
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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ウェス・アンダーソンは可愛いなと思いつついつも寝てしまうけど、ストーリーを掴めればけっこう楽しく見られることがわかった。児童書との相性がいい。絵本を読んでるみたいだった。
舞台セットをくるくる転換して
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.4

前半はけっこうコメディタッチで、笑えるシーンが多くて楽しかったけど、終盤は辛かった。

病院側にもうちょっと融通をきかせてあげて〜と思う部分はありつつも、当時の医療技術や業務体制からしても、規範に則っ
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ジャム DJAM(2017年製作の映画)

4.3

みんなで集まっておしゃべりしながら楽器を弾き、歌って踊る。人生は歓びであるべき。
主人公が奔放すぎて閉口するシーンが時々あったけど、移民問題や、それに付随する貧困の問題も取り上げていてとてもよかったよ
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ガッジョ・ディーロ デジタルリマスター版(1997年製作の映画)

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ラスト好きだったな。
わざわざロマのやり方で埋葬することを選ぶってことは、イジドールやサビーナを結局他人として見てたってことに気づいたってことでしょ、と言われて、なるほど、と思った。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

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他人から求められる自分を頑張るあまり、生身の自分自身が踏みにじられて内側から崩れていく様子が本当に辛かった。
こういうのって押さえつけるほど溢れ出していくんだね。

現実と妄想がだんだんわからなくなっ
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