Nanaさんの映画レビュー・感想・評価

Nana

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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

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すごーい!!今日めちゃくちゃ疲れてたのにめちゃくちゃ癒された。
生身の人間の確かな痕跡。ずっと観てられる。
今まであんま考えなかったけどヴァルダってモンタージュの人なんだな。

自転車泥棒(1948年製作の映画)

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世界への及ばなさ。親子の目の前に立ちはだかる大量の自転車とか、引きで大きな街の中にちっぽけな2人が歩いているのショットが凄まじい。絶対見つかるわけがない現実をこれでもかと見せつけられた。ひまわりの時に>>続きを読む

田舎司祭の日記(1950年製作の映画)

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枯れ葉に田舎司祭の名が出てきたから観返してみた。言葉だけでも身体性だけでもなく、両者が作用し合う余白を読まないと汲み取れないところがとても映画的だった。司祭の生き方の清潔さ救いだ。

枯れ葉(2023年製作の映画)

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名前よりも先に知り合うべきことがあるみたいな、しかるべき順序をお互いに守れる暗黙の了解が良い。ロマンスは潔癖だ。

カビリアの夜(1957年製作の映画)

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苦しみにのたうち回るカビリアが痛烈すぎて私はラストシーンに引き上げてもらうことが出来なかったけど、ちゃんと説得力があった。
「だから他者や世界に委ねる生き方はしない」といった種類の、生きていて陥りがち
>>続きを読む

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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なぜか今年最初はこの映画が良いなと思って朝ごはん食べながら観た。見ること、見られること、そこから解放されている友人、映画、自分の体、時間の有限性を同じくする人。ネオレアリズモ的で主人公と街との関係性が>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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恋に落ちることも、失うことも、ドッペルゲンガーも、地震も、病も、気づきを得ることも同じだけ理不尽に現前することを言いたいのかもだが、にしてもそれらを扱うだけの誠実さが欠如しているというか、撮る人間の加>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

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みんな恋愛において加害者よりは被害者でいたくて、その乖離を自己愛で超えようとするテルコが選択的自己喪失に至るまでの話だった。根本的に違うんだよな、とっても視野狭窄。あと田中守そんなにクズじゃない。

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

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おもしろかったすぎるーーーみみっちくローンで旅行も、安月給の自由も嫌だという老年の男のセリフからおもしろい。労働者階級の鬱屈した現実ありきの物語で好きだった。鏡が印象的で無駄のないカメラワークも美しい>>続きを読む

サンタクロースの眼は青い 4Kデジタルリマスター版(1966年製作の映画)

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私も寒さを凌ぐちょっと良いアウターが欲しくてお金稼いでたからなんか嬉しかった🧥

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