灰沢さんの映画レビュー・感想・評価

灰沢

灰沢

ランユー 4Kリマスター版(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

恋愛ものではあるがテンポが良くて見やすかった
悲しい結末ではあるけれど、意外とあっさりした描写なのでそんなに落ち込まずに見られたのも良かった

ランユーの純朴さが好き

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

かなり面白かったんだけど猫が……

子どもの無邪気な残酷さがこれでもかと出ているところが良かった
起こってることは惨いけど湿度は無くてカラッとした不思議な映画でした

白く濁る家(2019年製作の映画)

1.3

実家の母がなんか変だぞ……から始まる44分のホラー
短いながらも色々とチャレンジしているのが分かって好き

完全に巻き込まれた側の香苗が不憫だけど、なんか応援したくなるラストでした

怪談晩餐(2023年製作の映画)

3.1

人怖、幽霊(?)からSF風味なものまで色々あるオムニバスホラー

個人的には「四足獣」と「モッパン」が好き
特に「モッパン」は動画配信という現代的なテーマで人の怖さを表現しているところが好き

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.8

原作、アニメとも未見
タイトルだけで恋愛ものかと思っていたのですが、意外とバトル要素もあって恋愛もの苦手でも楽しくみられました

レトロな日本を舞台に恋愛と異能バトルが繰り広げられるのは新鮮でした
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スリープ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ヒョンスの行動が病気のものなのか霊のものなのかが最後まで分からないのが良かった
私は夫婦それぞれ病んじゃってたのかなと思ったけど、見るたびに色んな考察ができるのも好き

悪霊パワポプレゼン好き

シャクラ(2023年製作の映画)

3.2

アクションに気合が入っていて、それを見るだけでも十分に楽しかったです
銅鑼フリスビーのとこ大好き

登場人物の関係性とストーリーが複雑に感じたのですが、もしかしてこれ何か前作に当たるものがあったのでし
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.0

映画全体に漂う優しさと労りが感じられて疲れていた心が少し軽くなった

私もぬいぐるみに話しかけてみようかな

薔薇の名前(1986年製作の映画)

3.5

舞台となった時代と現代の価値観と違うので、犯行の動機が全然予想できなかった
全体的に重厚な世界観で好き

個人的には名称不明の女性が本筋にほぼ絡まないのが気になった

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.6

もっとゴデゴテの恋愛映画だと思ったら意外とそうでもないので驚きました
若い層向けに戦争のダメさを書きつつも内容が重くなりすぎないようにバランス取ってるところに好感を持てた

戦争はクソ!

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

2.4

ごめんなさい
有名なので見てみたのですが私にはちょっと合わなかったです
私の感性が乏しいせいだと思うのだけど、何にも心に響かなかった

映画全体のノスタルジックな雰囲気とか、音楽とかは良かったと思いま
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よこがお(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

市子がしょうもないことから追いつめられていくのきつかった
きっかけが本当にしょうもないのが妙にリアルで、実際にありそうな雰囲気なのが怖かった
ときどき不穏な画角になったり空き家の中を映すところがホラー
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.2

おばあちゃんが良いおばあちゃんすぎる

申し訳ないんだけど最初はちょっとマルセルの見た目気持ち悪いなと思ったけれど、見ているうちにだんだん可愛く見えてきた
優しいお話で心があたたかくなりました

夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

何も調べずに見てよかった
急にホラー展開になるところ本当に好き

私は全て主人公が見ていた夢だったのかなと解釈しました
たぶん小夜のことを主人公はずっと忘れられないし、あの部屋には小夜の絵が増え続ける
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

見る前はもっと堅苦しい映画だと思っていたのですが、ところどころシュールな笑いもあって楽しく見られました
作中で見てた謎のゾンビ映画気になりすぎる。なんだあれ

終わり方もとても良くて、良い映画みたなと
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

序盤のゴッサムシティより終わってる街のとこが好き

とにかく長いので集中力が続かなかったのと、私の理解力が追い付かなくて見るのに苦労してしまった
もっと真剣に見ていたら内容が分かったのかもしれないので
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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

3.5

実話ベースと知って驚きました
エンドロール入ってすぐの字幕で日本の遅れっぷりを実感して落ち込んだ。この作品の一番の落ち込みポイントがそこだった

仕事の相棒など、主人公と一緒に戦ってくれる人がいたのは
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.9

違和感を感じているはずなのにそこに留まってしまうの、日常でも結構ある場面なのでかなり怖かった
「変わった人だな……。まあでも人の価値観はそれぞれだし」と考えているうちに取り返しがつかないことになるの、
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.2

女性たちが最後に女子会開くとこ大好き

ハーレイ・クインの可愛さと+出てくる女性たちのかっこよさ+前向きなストーリーで元気貰えました

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.2

冒頭のお店のシーンがあまりにも暴動すぎて笑っちゃった
暴動起こしてまでワッフル焼くやつ欲しいか……?

ゴア描写に気合入っててそのあたりは楽しめたけど、ちょっと長かった
この内容なら80~90分くらい
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

独特のテンポで進む、なんだか不思議な作品でした
笑っていいのか怖がるべきなのか分らないで見ていたらいきなりミンチマシーンが出てきて怖すぎた

幸せって案外身近なところにあるのかも

鬼畜(1978年製作の映画)

3.8

大人たちの勝手な都合で捨てられ、死んだり二度捨てられたりする子どもたちに胸が苦しくなる
"親ガチャ"という言葉はあまり好ましいとは思わないけれど、こればっかりは親ガチャ大失敗映画だと思う
「父ちゃんな
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ザ・スリープ・カース(2017年製作の映画)

3.4

脳みそドリアンサンド大好き

悪趣味グロゴアホラーかと思いきや、戦争の悲惨な面をじっくり見せてくる社会派ホラーだった
『人肉饅頭』のころよりもゴア描写は減っているけれど、これはこれで好きかも

性暴力
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.3

全裸でタイムトラベルはつらそう
人がたくさんいる場所に飛んじゃうのではと冷や冷やしながら見てました

恋愛の部分は私にはあまり合わなかったけど、後半の家族愛の部分は好き

リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

怖がらせたいのか笑わせたいのかどっちなんだ……?
八尺様が車とシャカシャカ並走するの笑っちゃってダメだった

リゾートバイトの話がベースなのに主人公を女性に改変してたのが見る前は不満だったけど、見終わ
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そばかす(2022年製作の映画)

4.1

Aro/Aceが言われがちなこと詰め合わせセットが佳純に浴びせられてるのとか、家族や周りの無理解、誤解があるあるで苦しかった

佳純が起こした行動が、最後の希望があるラストに繋がるのが大好き
あのバー
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男たちの挽歌 4Kリマスター版(1986年製作の映画)

5.0

二丁拳銃でカチコミするところ大好き

96分の中に友情、家族愛、銃撃、爆発、裏切りなどが詰まっていて本当に楽しい
ノワールものが大丈夫な方はぜひ一度見てほしい

ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

-

最後の銃撃戦が良かった

長くて途中で飽きて前半~終盤手前まで眠かった
私に西部劇の知識が足りないせいだと思うので、もうすこし西部劇に慣れてからまた見てみたいです

ジーア/悲劇のスーパーモデル(1998年製作の映画)

2.4

薬物で身を滅ぼした辺りが個人的に悲劇だとは思えなくて、あまり物語に入り込めなかった
(幼少期のよくない家族関係とか、搾取してくるモデル業界は酷いとは思いますが)

リンダと幸せになってほしかった

トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

2.9

正統派モキュメンタリーホラー
真新しさはないけれど作りはしっかりとしているので見てて安心感はあった

出てくる家族の構成が複雑だったり謎解きのヒントがちょこちょこ出されるので、集中して見るのをおすすめ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.9

催眠にかかってしまった人が淡々と人を殺すのが本当に怖い
90年代後半の独特な閉そく感も滲んでいてそれも怖い
もう何もかもが怖い映画でした

エンドロール大好き
(再鑑賞)

Chime(2024年製作の映画)

5.0

ジャンルが謎な映画だったけれど、最近みた中では断トツに怖かった

不穏な画角、不安なBGM、突然恐ろしいことが起きるなど、予測不能なので見入ってしまった
なんとなく同監督のCUREを思い出す不気味さが
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

霊が直接襲ってくるというよりは佇んでたり、騙したりと全体的に陰湿な怖さでじめじめ感があった
オチも救いがなくて大好き

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.6

何回見ても最後の淑美の決断で悲しくなってしまう
なんかもっといい方法があれば母子ともに幸せになれたんだろうけど、やるせない
怖さと切なさのどっちも味わえるところが好き

原作『浮遊する水』と結構違う話
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マチェーテ(2010年製作の映画)

3.4

意外な武器で戦ったり、景気よく人体が破壊されたりする楽しいアクション
ショットガンぶっぱなす神父、銃を使うシスター(元ビッチ)、隻眼の女戦士など濃すぎるキャラがたくさん出てくるのも魅力的でした

ただ
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街の灯(1931年製作の映画)

5.0

ラストの近くまでずっと面白おかしいし、最後は優しい終わり方で鑑賞後に温かな気持ちになれました
90年も前の作品だからと見るの躊躇っていたのですが、見て本当に良かった

ボクシング出場前に待機してる横で
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